株式市場には色々な相場格言がある中で特に最近よく耳にするのが「半値戻しは全値戻し(はんねもどしはぜんねもどし)」で、株式市場に携わっている方であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
最近よく耳にする理由はメディアでも取り上げられていますし、今の株式市場がまさにこの相場格言にピッタリとハマっているからです。
日経平均株価の今年(2020年)の最高値は1月20日に付けた24,083.51円で、そこからコロナショックに巻き込まれ3月19日には最安値となる16,552.83円を付けました。この最安値から半値戻しを計算すると20,318.17円となります。
日経平均株価日足・売買高チャート(2020年5月12日)
そして昨日(5月11日)の終値は20,390.66円と半値戻しを達成。本日(5月12日)の終値も20,366.48円と2日連続で半値戻しを達成しております。半値戻しとなる20,318.17円とほぼ同じ水準なのですよね。
しかしこの「半値戻しは全値戻し」という相場格言には実はまったく違った2つの意味を持っていることをご存知でしょうか。
一般的には下落幅の半分まで値を戻した相場は今後元の水準まで戻る勢いがあるという相場の反発力の強さを表す意味で使われることが多いです。強気な見方ですね。
しかしもう一方で半値戻しは一時的な反発に過ぎないため、一度下げた相場が半分まで値を戻したら、それ以上欲張らずに利益確定させてしまった方が良い(含み損があれば損切り)という捉え方もあります。管理人もそうですが、含み損を抱えている者にとっては染みる言葉です^^;
半値戻しは全値戻し(はんねもどしはぜんねもどし)
相場の格言の一つで、下落幅の半分まで値を戻した相場は、今後もとの水準まで戻る勢いがあることをいう。一方で、一度下げた相場が半分まで戻したら、欲張らずにそこで利益確定売りをした方がよいという見方もある。
(野村證券証券用語解説集より引用)
このように前者の解釈で考えると半値戻しは買いのタイミングとなり、後者の解釈で考えると売りのタイミングとなり、まったく違う意味合いとなります。
一説では相場が上昇局面であれば前者で下降局面であれば後者との見解もあります。残念ながら今現在の局面が前者なのか後者なのかはわかりませんが、管理人も含め今回のコロナショックで大きな含み損を抱えている方はやはり前者であることを願いたいところですね。
ただ今後何かしらポジティブ材料が出れば相場は一気に上昇局面に向かうものと思われます。もちろんポジティブ材料はコロナ収束関連となります。コロナ収束の兆しが見えなければ再度底探しに向かう可能性もあり得ます。ここでモタモタしても下落へ進む可能性が高くなります。いずれにしても今が株式市場にとっては重大局面であることには違いありません。素早く上値を切り上げてほしいところです。
今の状況下ではさすがにIPO新規上場承認発表も無いでしょうし、IPOには期待できそうにありません。まさかの6月IPOゼロもあり得るかもしれませんね><
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