タイトル通り至極当然のことなのですが、先日も申し上げました通りIPO投資は当選回数が大切では無く、どの銘柄に当選したかが重要で、当選回数が少なくても良銘柄にさえ当選していれば利益を大きく伸ばすことができます。

IPOの当選確率はおおよそ1.0%(100回に1回当たるレベル)ですが、良銘柄に当選することができれば1.0%切っていても問題ありません。回数は回数でモチベーションを上げてくれるので精神的には大切な役割でもありますが、利益を追い求める投資である以上はやはり良銘柄に当選したいと思うところですね。

このIPO新規上場承認発表が止まっている時期は何かと色々調べたり振り返ったりする機会が多く、今回はやや古いですが、昨年(2021年)6月に管理人がSBI証券奇跡の4連続当選を頂いた銘柄を振り返ってみました。

SBI証券

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPO当選

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPO当選SBI証券

公募価格:870円(100株)
初値価格:1,005円
初値売却益:+13,500円
IPOチャレンジポイント:不使用

アイドマ・ホールディングス(7373)IPO当選

アイドマ・ホールディングス(7373)IPO当選SBI証券

公募価格:1,930円(100株)
初値価格:3,430円
初値売却益:+150,000円
IPOチャレンジポイント:不使用

セレンディップ・ホールディングス(7318)IPO当選

セレンディップ・ホールディングス(7318)IPO当選SBI証券

公募価格:1,130円(100株)
初値価格:1,656円
初値売却益:+52,600円
IPOチャレンジポイント:不使用

Waqoo(4937)IPO当選(200株)

Waqoo(4937)IPO当選SBI証券

公募価格:1,920円(200株)
初値価格:2,362円
初値売却益:+88,400円
IPOチャレンジポイント:不使用

奇跡の4連続当選プレミア画像

そして下記が奇跡の4連続の当選が並んだプレミア画像(たぶん)です。
いやはや銘柄云々は別として我ながら何度見ても圧巻です。個人的にはもう二度と見れないIPO愛好家冥利に尽きる美しい当選画像と思っています^^;

IPO当選SBI証券4社

ただ画像はなかなかのプレミア感がありますが、4銘柄の合計利益は+304,500円とIPOにしては残念な結果で利益は伴っていません。当時はIPO地合いが悪く、いずれも初値が予想以上に低い位置での着地となったため、結構なガッカリ感があったのを覚えています。

で、ここにいつもの日本証券業協会が公開している「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」の6月分の上記4銘柄を抜き出してみました。

6月SBI証券IPO4連続当選

4銘柄中3銘柄の抽選分はペルセウスプロテオミクス(4882)が3,844枚セレンディップ・ホールディングス(7318)が2,776枚Waqoo(4937)が1,751枚とすべて1,000枚以上となっているため、あらためて見るとそれほど当選に特別感があるとは言いがたいかもしれない枚数ですが、アイドマ・ホールディングス(7373)だけは283枚しか無いためそこそこ特別感があります。

ただそれもそのはずでこのアイドマ・ホールディングス(7373)のIPO主幹事はみずほ証券で、SBI証券は平幹事だったため、引き受け株数自体が少なかったので、割り当て数も少なかったというわけです。もちろんIPO抽選結果発表日は完全にノーマークでした。

そして当時のこのアイドマ・ホールディングス(7373)のIPO抽選結果発表記事にも記載しましたが、同日に公募価格3,120円に対して付いた初値が9,880円まで高騰となったアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO抽選結果発表もありました。

タラレバですが、当選銘柄が同日の抽選結果発表だったアイドマ・ホールディングス(7373)でなく、アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)であれば初値売却益は+150,000円ではなく、+676,000円だったことがいまだに心に残っています。なんと言ってもSBI証券から当選メールが届いたときは日程的に完全にアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)の当選かと思いましたので><

ちなみにそのアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)のIPO配分枚数は以下の通り329枚と、アイドマ・ホールディングス(7373)の283枚よりもわずかにですが上回っています。283枚しか無い平幹事銘柄には当選できたものの、329枚ある主幹事銘柄には当選できなかったという結果です。

アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)IPO配分数

4連続当選を頂いていることやSBI証券が平幹事ながらもアイドマ・ホールディングス(7373)を頂いている以上、運が悪かったとは言えませんが、強運とまででは行かなかったということでしょうかね。まさにIPOは当選銘柄が違うだけで利益が大きく変わってしまったというお話です^^;

しかしながらWaqoo(4937)の配分を見ると、管理人は200株配分を頂いていますが、1人当たり平均配分単元数欄は「1」となっています。あくまでも平均ということなのでしょうけど、この数字を見る限りでは強運ではなかったものの200株当選は運は良かったと言えるのかもしれませんね。

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