昨年(2023年)のIPO地合いの悪さは何だったのかと思うほど、今年(2024年)に入ってIPO地合いが急回復しています。急回復と言うよりも絶好調と言った方が良いかもしれません。
新年第一号IPO案件で2月7日(火)上場のSOLIZE(5871)は初値好スタートとなった上に初値形成後はストップ高まで高騰。第二号IPO案件で2月8日(木)上場のVeritas In Silico(130A)も不人気IPOの代表格と言われていたバイオ銘柄だったにも関わらず初値は予想外の好スタートとなった上にこれまた初値形成後はストップ高まで高騰しています。
Veritas In Silico(130A)は本日こそ失速してしまいましたが、上場日含め2日連続ストップ高となっており、SOLIZE(5871)に関しては今日で上場日から4営業日目となりますが、3度目のストップ高となりました。
このように今年(2024年)のIPOは出だしから文句の付けどころがありません。次のIPOは2月22日(木)上場のVRAIN Solution(135A)で、およそ10日間のIPO空白期間明けとなり、現時点で発表されているIPO案件が3社しか無いのがなんとも残念です。
そして今のIPO好地合いが続いていると仮定すれば、残り3社のIPO参加スタンスは積極参加で問題無いと考えられます。とはいえ、IPO幹事団(シンジケート)によってIPO株の引き受け株数が異なるので悩ましいところですね。
もちろん可能性がゼロで無い限りすべての証券会社から申し込むというのがIPO投資家としてのセオリーなのですが、あまりに引き受け株数が少ないと資金移動が面倒になったり、申し込み作業自体が面倒になったり、すべての証券会社から申し込むという作業に抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。
実のところ管理人もここ数年は引き受け株数の少ない証券会社からの申し込みはスルーすることが多いです。ただしこれはIPO投資家としては失格行為なので、決してマネはしないで下さい。表面上は効率よく申し込んでいる風ですが、いつも申し上げております通り、IPO当選のコツは可能性のある限りすべての証券会社から申し込むということです。
各IPO銘柄の初値予想記事にもIPO幹事団(シンジケート)の予想引き受け株数は記載していますが、今回は管理人のIPO参加スタンスも含めて記載させて頂きます。何度も申し上げますが、決してマネはしないで下さい。すべての証券会社から申し込むというのがIPO投資最大のコツです。
VRAIN Solution(135A)のIPO幹事配分数予想
IPO申込期間:2月6日(火)~2月13日(火)
証券会社 | IPO株予想配分数 | IPO参加スタンス |
SMBC日興証券(主幹事) | 10,194枚 | 参加 |
野村證券 | 388枚 | 不参加 |
大和証券 | 111枚 | 不参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 111枚 | 不参加 |
マネックス証券(100%完全抽選) | 55枚 | 参加 |
松井証券(前受け金不要) | 55枚 | 参加 |
楽天証券(100%完全抽選) | 55枚 | 不参加 |
東海東京証券 | 55枚 | 不参加 |
岩井コスモ証券 | 55枚 | 不参加 |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | 不参加 |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | 不参加 |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,661枚あります。
Cocolive(137A)のIPO幹事配分数予想
IPO申込期間:2月9日(金)~2月16日(金)
証券会社 | IPO株予想配分数 | IPO参加スタンス |
SMBC日興証券(主幹事) | 5,968枚 | 参加 |
みずほ証券 | 92枚 | 不参加 |
楽天証券(100%完全抽選) | 31枚 | 不参加 |
松井証券(前受け金不要) | 31枚 | 参加 |
SBI証券 | 31枚 | 参加 |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が922枚あります。
光フードサービス(138A)のIPO幹事配分数予想
IPO申込期間:2月9日(金)~2月16日(金)
証券会社 | IPO株予想配分数 | IPO参加スタンス |
東海東京証券(主幹事) | 2,880枚 | 参加 |
SMBC日興証券 | 96枚 | 不参加 |
岡三証券 | 96枚 | 不参加 |
極東証券 | 64枚 | 不参加 |
楽天証券(100%完全抽選) | 32枚 | 不参加 |
水戸証券 | 32枚 | 不参加 |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | 不参加 |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が480枚あります。
冒頭の通り今のIPO好地合いから見ると3社ともにIPO参加スタンスは積極参加で問題無いと考えていますが、実際の個人的なIPO参加スタンスはいずれも「不参加」が多いです。これは初値に自信が無いということではなく、面倒であるから効率よく申し込んでいるに他なりません。ダメなIPO愛好家の見本です^^;
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ケッターさん
こんばんは。
IPO愛好家、またケッターさんのファンとして、今日の記事を見過ごす訳にはいきません。
IPO相場が最悪だった昨年ならいざ知らず、急回復して絶好調の今、申込みに面倒とか手ぬきは、いかがなものかと思います。
多くのファンがNo. 1ブロガーのケッターさんを参考にしています。私も子分達にここで勉強するように勧めています。
ケッターさんも自省されて真似しないでと言われていますが、全くその通りです。IPO当選のチャンスを自ら蹴っているようなものです。
IPOゲッターではなく、IPOケッター(蹴った)になってしまいます。
と言うことで、今日だけは、「ゲ→ケ」濁点を取らせて頂きました(笑)。
IPO絶好調の今、一つでも当選を増やしたいですね。次は当選記事を心待ちにしています。
厳しいNo. 1ファンより
おはようございます、満太さん。
いつもありがとうございます。
IPOゲッターでなく、チャンスを蹴るIPOケッター(蹴ったー)とはまさに言い得て妙です・・・
すいません。
いつ頃から「効率という名の手抜き作業」をするようになったのか記憶にありませんが、ここ数年はずっとこんな感じでした。
今回、満太さんの心のこもった叱咤激励の言葉を頂き、猛省するばかりです。
手抜き作業をしているのには色々な理由があるのですが、すべて言い訳になってしまうので控えますね。また機会があればお伝えさせて頂きます。
いずれにしても満太さんは私のことを思って言って下さっていると思いますので、私も今後はなるべく満太さんや他の読者さんの参考になれるようにケッターではなくゲッターで挑んで行きたいと思います。ケッターは嫌なので(笑)
目を覚まさせて下さってありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。