例年2月初旬はIPO新規上場承認発表がストップするため、雑記的な記事が増えてしまいますことをご了承下さい。
すでに今年(2025年)もIPOがスタートしており、2社の上場がありました。値動きに関しては第一号IPO(地方上場)案件と第二号(東証上場)案件で明暗分かれる展開となりました。
新年第一号IPO案件で2月3日(月)上場のバルコス(7790)はギリギリで公募割れを回避しましたが、上場以降は地方市場上場案件の弱さが露呈されたかのように右肩下がりで、2日目には幹事の引き受け価格となる1,288円をも割り込んでいます。
第二号IPO案件(東証としては第一号)で2月5日(水)上場の技術承継機構(319A)は初値好スタートとなった上に2日連続ストップ高となっており、東証市場と地方市場の違いがはっきりと出た形となっています。
次のIPOは2月20日(木)上場のフライヤー(323A)までお預け、およそ二週間のIPO空白期間に入っており、現時点で発表されているIPO案件が3社しか無いのは寂しい限りですね。
そして今のところIPO好地合いは良いと思われ、残り3社のIPO参加スタンスは基本的に積極参加で問題無いと考えられます。よって可能性がゼロで無い限りすべての証券会社から申し込むというのがIPO投資家としてのセオリーとなります。
ですが、あまりに引き受け株数が少ないと資金移動が面倒になったり、申し込み作業自体が面倒になったり、すべての証券会社から申し込むという作業に抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。
実際に管理人もここ数年は引き受け株数の少ない証券会社からの申し込みは効率を考え、スルーすることが多いです。
ただし、これはIPO投資家としては失格行為なので決してマネはしないで下さい。
表面上は効率よく申し込んでいる風ですが、いつも申し上げております通り、IPO当選のコツは効率ではなく、可能性のある限りすべての証券会社から申し込むということです。
2月IPO残り3社のご自身のIPO参加スタンスをいま一度見直し、申し込み忘れが無いかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。
各IPO銘柄の初値予想記事にもIPO幹事団(シンジケート)の予想引き受け株数は記載していますが、今回は管理人のIPO参加スタンスも含めて記載させて頂いております。
何度も申し上げますが、決してマネはしないで下さい。すべての証券会社から申し込むというのがIPO投資のセオリーであり最大のコツです。
フライヤー(323A)のIPO幹事配分数予想
IPO申込期間:2月3日(月)~2月7日(金) ※申し込み期間終了
証券会社 | IPO株予想配分数 | IPO参加スタンス |
みずほ証券(主幹事) | 5,582枚 | 参加 |
SMBC日興証券 | 459枚 | 不参加 |
SBI証券 | 99枚 | 参加 |
楽天証券 | 99枚 | 不参加 |
マネックス証券 | 99枚 | 不参加 |
松井証券 | 99枚 | 不参加 |
岡三証券 | 66枚 | 不参加 |
水戸証券 | 33枚 | 証券口座なし |
岩井コスモ証券 | 16枚 | 不参加 |
極東証券 | 16枚 | 証券口座なし |
岡三オンライン(委託幹事決定) | ?枚 | 不参加 |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が985枚あります。
ブッキングリゾート(324A)のIPO幹事配分数予想
IPO申込期間:2月5日(水)~2月12(水)
証券会社 | IPO株予想配分数 | IPO参加スタンス |
SMBC日興証券(主幹事) | 13,176枚 | 参加 |
野村證券 | 286枚 | 不参加 |
みずほ証券 | 286枚 | 不参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 286枚 | 不参加 |
SBI証券 | 143枚 | 参加 |
西村証券 | 143枚 | 証券口座なし |
三菱UFJ eスマート証券(委託幹事決定) | ?枚 | 不参加 |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,148枚あります。
TENTIAL(325A)のIPO幹事配分数予想
IPO申込期間:2月10日(月)~2月17日(月)
証券会社 | IPO株予想配分数 | IPO参加スタンス |
野村證券(主幹事) | 25,062枚 | 参加 |
SBI証券 | 1,114枚 | 参加 |
大和証券 | 418枚 | 不参加 |
楽天証券 | 418枚 | 参加 |
マネックス証券 | 418枚 | 参加 |
岩井コスモ証券 | 278枚 | 不参加 |
松井証券 | 139枚 | 参加 |
大和コネクト証券(委託幹事決定) | ?枚 | 不参加 |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が4,177枚あります。
上述の通り今のIPO地合いから見ると3社ともにIPO参加スタンスは積極参加で問題無いと考えていますが、実際の個人的なIPO参加スタンスはいずれも「不参加」が多いです。
これは初値に自信が無いということではなく、面倒であるから効率よく申し込んでいるに他なりません。まさにダメなIPO愛好家の見本です^^;
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