遅ればせながらですが、9月25日(金)にIPO(新規上場)し、初値形成となった4社の初値結果を個人的な雑感を交えてご紹介させて頂きたいと思います。ちなみに当日は個人的に所用があり、いずれもIPOセカンダリには参戦できておりません。
トヨクモ(4058)のIPO(新規上場)初値結果
公募価格 | 2,000円 |
初値(9月17日)価格 | 9,020円(13時03分) |
初値売却益 | +702,000円 |
初値売買代金 | 43.8億円 |
初値出来高 | 486,200株 |
9月24日終値 | 9,690円 |
前日の売り買い差が9.4倍ほどあったため、初値形成は10,000円の大台に乗せるかと思いましたが、素人かと思わせるほど下手くそなベンチャーキャピタルの売りに邪魔され、惜しくも大台には届きませんでした。
ただこれはベンチャーキャピタル自体の責任ではなく、主幹事の経験不足及び助言不足がもたらしたことではないかと勝手に想像しています。これが別の主幹事だったらとあえてタラレバでも言っておきましょうかね^^;
それでも一撃70万円超えの利益となりました。来週にはすぐ抜かれると思いますが、今のところ一撃の利益額は今年(2020年)最高額となっております。ご当選された方はおめでとうございます。
一応管理人も主幹事のいちよし証券ではなく、平幹事のマネックス証券から100株頂いておりましたので、マイルール通り初値にて売却させて頂きました。ありがとうございます。
トヨクモ(4058)IPO日中足・5分足チャート(2020年9月25日)
初値形成後はおそらく残ったベンチャーキャピタル保有分の売却で下落の一途となりましたが、引けに掛けてはVC弾が切れたことや週明けの規制明けの期待買いが入ったかのようでV字回復となりました。SBI証券のPTS(夜間)取引では高値10,300円まであったことから、週明けは大台となる10,000円を超えて来そうですね。
所用があったため個人的にIPOセカンダリには参戦できませんでしたが、おそらく参戦していも始めのふるい落としで損切りとなっていたと思われます。出掛けていて結果オーライだったかもしれません。
まぐまぐ(4059)のIPO(新規上場)初値結果
公募価格 | 810円 |
初値(9月17日)価格 | 3,400円(11時30分) |
初値売却益 | +259,000円 |
初値売買代金 | 16.4億円 |
初値出来高 | 483,700株 |
9月24日終値 | 3,010円 |
寄り前気配は2,500円程度だったので、ほぼ予想通りの着地になるかと思いましたが、かなり長時間に渡って寄る寄る詐欺があり、初値は大幅に吊り上げられた形となりました。
結果的には良い意味で予想を裏切る利益となったのではないでしょうか。ご当選された方はおめでとうございます。一応管理人も主幹事のSBI証券から100株頂いておりましたので、マイルール通り初値にて売却させて頂きました。ありがとうございます。
まぐまぐ(4059)IPO日中足・5分足チャート(2020年9月25日)
前場引けと同時となる11時30分ちょうどで歩み値1回の珍しい初値形成となり、IPOセカンダリ参戦された方は後場開始までの1時間をドキドキしながら過ごされたのではないかと思います。
個人的には大きな寄る寄る詐欺があったことから初値形成後は急落をイメージしていましたが、まさかのストップ高かと思わせる勢いでした。ただ4,000円を超えてからは急降下となり、終値は週明けの規制明けの期待買いもほとんど無く、安値圏での大引けとなりました。
STIフードホールディングス(2932)のIPO(新規上場)初値結果
公募価格 | 1,900円 |
初値(9月17日)価格 | 2,080円(9時16分) |
初値売却益 | +18,000円 |
初値売買代金 | 10.3億円 |
初値出来高 | 496,200株 |
9月24日終値 | 2,050円 |
多くの市場コンセンサスを下回る形での初値形成となりました。東証二部の地味銘柄ということからか、初値買いに入った資金も今回上場の4社の中でも一番少なく、初値形成後も含め、やや盛り上がりに欠ける銘柄となりました。
それでも公募割れすることなく、少ないながらもちゃんと利益は出ているため、ご当選された方はおめでとうございますと言えますね。
STIフードホールディングス(2932)IPO日中足・5分足チャート(2020年9月25日)
チャートは大きく動いているように見えますが、わずか300円幅での値動きと方向感の定まらない値動きとなりました。
I-ne(4933)のIPO(新規上場)初値結果
公募価格 | 2,890円 |
初値(9月17日)価格 | 3,250円(9時18分) |
初値売却益 | +36,000円 |
初値売買代金 | 33.2億円 |
初値出来高 | 1,023,200株 |
9月24日終値 | 3,950円(ストップ高) |
寄り前気配は弱く、大型案件ということも頭を過り、まさかの公募割れかと思わされる場面もありましたが、結果はしっかりとした初値形成となりました。大きな利益にはなりませんでしたが、ちゃんと利益は出ているため、これまたご当選された方はおめでとうございますと言えますね。
一応管理人も主幹事のSMBC日興証券から100株頂いておりましたので、マイルール通り初値にて売却させて頂きました。ありがとうございます。
I-ne(4933)IPO日中足・5分足チャート(2020年9月25日)
個人的には大型案件ということで、IPOセカンダリ的には一番無しかと考えていましたが、結果的には4社の中でも大成功と言え、唯一のストップ高銘柄となっています。初値売りが管理人のマイルールなので悔しい気持ちはありませんが、もちろん驚いていますし、相変わらず自分の目利きの悪さも思い知らされたIPO案件となりました^^;
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