エクサウィザーズ(4259)のIPO公募価格が決まり、IPO(新規上場)抽選結果も後期抽選型となる楽天証券、そして同じく後期抽選型でIPO委託幹事(裏幹事)となるauカブコム証券以外は、IPO2社共同主幹事となるSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券を中心に各証券会社から発表されています。
と、その前に昨日(12月15日)はいよいよ上場中止案件が登場しました。ZEALS(9255)です。これが引き金となって上場中止祭りにならないで頂きたいと願います。
ちなみにこのZEALS(9255)はすでに東証の新規上場会社情報から削除されているため、いつだったか定かではありませんが、わざわざ新規上場会社概要内の事業内容を「チャットボットを活用した会話型広告サービス事業」から今風に「チャットボットを活用したチャットコマース事業」に修正しています。やる気満々モードから一転して環境(都合)が悪くなったら上場中止。なんだかなぁと言った感じです^^;
ということで、話を戻します。
<エクサウィザーズ(4259)のIPO関連過去記事>
・エクサウィザーズ(4259)IPO上場承認発表
・エクサウィザーズ(4259)IPO(新規上場)初値予想
エクサウィザーズ(4259)は大型で荷もたれ感のあるIPO案件でしたが、海外ファンドから大量の買い付けも決まっており、何より事業内容がIPO市場では鉄板のAI(人工知能)関連ということから、ほぼ全力で申し込みました。
個人的にはかなり相性の良い証券会社2社(SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券)が共同主幹事ということだったので、それなりに当選の期待値は高く、もしかすると主幹事ダブル当選もあり得るかもと思ってはいましたが、まさか本当に「ダブル当選」を頂けるとは思いませんでした^^;
エクサウィザーズ(4259)のIPO当選画像(SMBC日興証券)
エクサウィザーズ(4259)のIPO当選画像(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)
ただご存知の通り、昨日(12月15日)上場のネットプロテクションズホールディングス(7383)が予想を裏切る「公募割れ」という最悪のスタートとなり「海外販売が多ければ安泰」というアノマリー的なものは通用しなくなったかもしれません。終値は初値価格こそ上回っているものの、東証一部上場案件が一時はストップ安まで売り込まれるという前代未聞の展開でした。どんな理由であれこれは完全にネガティブ材料となりそうです。
もちろんこの2社分は購入申し込みしますが、後期抽選型の証券会社(楽天証券、auカブコム証券)からの申し込みはもう少し様子見と致します。
結局後期抽選型の証券会社からも申し込みました。その結果auカブコム証券で2016年10月上場の九州旅客鉄道(9142)以来のIPO当選を頂きました。吉と出るか凶と出るか。
エクサウィザーズ(4259)のIPO(新規上場)公募価格
このエクサウィザーズ(4259)のIPO公募価格はIPO仮条件(1,050円~1,150円)の最上限価格となる1,150円で決定しております。
公募株4,000,000株の国内海外販売分の最終的な内訳は国内が998,800株(25.0%)で海外は3,001,200株(75.0%)で、売り出し株25,607,200株の国内海外販売分の最終的な内訳は国内が6,394,100株(25.0%)で海外は19,213,100株(75.0%)となり、オーバーアロットメント分2,800,000株を含めた総IPO株数32,407,200株に対する海外配分比率はおよそ68.5%となりました。
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4259 |
名称 | エクサウィザーズ |
公募株数 | 4,000,000株 |
売出し株数 | 25,607,200株 |
オーバーアロットメント | 2,800,000株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 SBI証券 楽天証券(100%完全抽選) auカブコム証券(委託幹事) 大和コネクト証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 11月18日(木) |
上場日 | 12月23日(木) |
仮条件決定日 | 12月7日(火) |
ブック・ビルディング期間 | 12月8日(水)~12月14日(火) |
公開価格決定日 | 12月15日(水) |
IPO申し込み期間 | 12月16日(木)~12月21日(火) |
時価総額 | 912.0億円 |
吸収金額 | 372.6億円 |
想定価格 | 1,050円 |
IPO仮条件価格 | 1,050円~1,150円 |
公募価格 | 1,150円(最上限価格決定) |
エクサウィザーズ(4259)のIPO(新規上場)抽選結果
そして管理人の個人的なこのエクサウィザーズ(4259)のIPO抽選結果は以下の通りとなっております。
IPO幹事証券 | IPO抽選結果 |
SMBC日興証券(主幹事) | 当選 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) | 当初当選 |
大和証券 | 選外(落選) |
みずほ証券 | 落選 |
SBI証券 | 落選 |
楽天証券(100%完全抽選) | 後期抽選型(12月20日発表) |
auカブコム証券(委託幹事) | 当選 |
大和コネクト証券(委託幹事) | 申し込まず |
IPO幹事団(シンジケート)の中にはまだ後期抽選型の楽天証券やauカブコム証券のIPO抽選結果も残っていますが、もう今の環境ではすでにお腹いっぱいという部分もあり、この2社からの申し込みは期限ギリギリまで悩もうと思います。なのでひとまずこのエクサウィザーズ(4259)のIPO抽選結果は終了とさせて頂きます。もし追加当選があればまた別記事でご紹介させて頂きます。
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