某情報(大手証券のIPO担当)によりますと、今年(2022年)のIPO(新規上場)件数は110社から120社と昨年(2021年)の125社に続きIPO市場は活況となるそうです。
IPO愛好家としてはIPO(新規上場)件数が増えるのはもちろん嬉しいですが、個人投資家を度外視した取引所と証券会社と上場企業の3者だけが得をする重複上場(過密スケジュール)だけは勘弁願いたいです^^;
取引所も件数ばかり増やして満足するのではなく質や日程もしっかり管理するという調整をほんの少しぐらいは力を入れてほしいと思いますが、大人の都合(カネ)で少なくともスケジュールを調整するというのは今年(2022年)も期待できないでしょうかね。
とはいえ、新型コロナウイルス(オミクロン株)第6波の影響が徐々に出始めて来ていることからタイミング的にはどこかしら2020年の3月から4月に起きた上場中止祭りと空気が似ているような気もします。杞憂であれば良いのですが。
2021年月別IPO(新規上場)件数
月 | IPO社数 |
1月 | 0社 |
2月 | 7社 |
3月 | 13社 |
4月 | 11社 |
5月 | 0社 |
6月 | 22社 |
7月 | 9社 |
8月 | 4社 |
9月 | 14社 |
10月 | 4社 |
11月 | 9社 |
12月 | 32社 |
合計 | 125社 |
上記は昨年(2021年)の月別IPO(新規上場)件数となりますが、株主優待と同じで決算期としている企業が多い3月、6月、9月、12月に件数が固まっていることが如実に表れています。逆に1月と5月は連休などの関係からゼロとなっています。企業側の都合で上場スケジュールが組まれていることがわかりますね。
この辺りを均等にバラせば一定程度初値の偏りも無くなると思うのですが、大人の都合(カネ)で均等にするという考えは残念ながらまだまだ皆無。公開価格設定が低過ぎる問題や市場再編などはある意味どうでも良いので、IPO市場も巨額のお金が動く市場なのですからバランス面もしっかり考えてほしいと思ったりします。
いずれにしてもIPO愛好家としてまずは目先3月の在庫一掃セール(IPOラッシュ)を乗り越えるために、しっかり資金管理と時間的余裕を確保して挑む必要がありそうです。もちろん昨年(2021年)12月同様に無理矢理上場して来る企業も出て来ることが予想されるため、公募割れ銘柄を掴まないよう取捨選択も重要ですね。
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