ギックス(9219)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(2月22日)は久しぶりにIPO新規上場承認発表が2社ありました。2社同日発表の2社同日上場で上場日は大安です。

IPO新規上場承認発表2社2022.2.22

当記事はひとまずギックス(9219)のIPO詳細記事となりますが、もう1社のAnyMind Group(5027)のIPO詳細記事につきましてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きたいと思います。

ギックス(9219)の上場日は2022年3月30日(水)で、AnyMind Group(5027)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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ギックス(9219)のIPO(新規上場)情報

設立:2012年12月12日
業種:サービス業
事業の内容:アナリティクスを用いたデータインフォームド事業、データを活用した各種コンサルティング業務及びツールの研究開発上記ツールを用いた各種サービスの提供

ギックス(9219)IPO上場承認発表

上場市場東証マザーズ
コード9219
名称ギックス
公募株数300,000株
売出し株数735,500株
オーバーアロットメント155,300株
IPO主幹事証券野村證券前受け金不要
IPO引受幹事証券SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
楽天証券100%完全抽選
いちよし証券
LINE証券委託幹事
auカブコム証券委託幹事
IPO発表日2月22日(火)
上場日3月30日(水)
仮条件決定日3月11日(金)
ブック・ビルディング期間3月14日(月)~3月17日(木)
公開価格決定日3月18日(金)
IPO申し込み期間3月22日(火)~3月25日(金)
時価総額58.7億円
吸収金額12.7億円
想定価格1,070円(107,000円必要)

以下の通り東証の新規上場会社概要書には今年(2022年)4月4日の市場再編でこのギックス(9219)はグロース市場に上場となる予定となっております。

ギックス(9219)IPOグロース市場

そしてこのギックス(9219)のIPO主幹事は野村證券となっていることから、グループ会社となるLINE証券IPO委託幹事(裏幹事)入りがほぼ確定で、平幹事の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、グループ会社となるauカブコム証券IPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。

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ギックス(9219)のIPO(新規上場)事業内容等

ギックス(9219)はクライアント企業の事業課題を理解し、競争力強化の道筋を検討する「Strategy」、膨大なデータを用いて網羅的体系分析や高度な予測、数理最適化を行う「Analytics」、仕組みに実装していく「Technology」、の3つのケイパビリティ(能力)を保有しており、これらを有機的に連携させ、各業界の東証一部上場企業をはじめとする大手企業のデータインフォームド(Data-Informed)変革を支援しています。

ギックス(9219)IPO事業内容

事業はデータインフォームド(Data-Informed)事業の単一セグメントで、提供するサービスの特徴から大きく「個別課題解決」と「共通課題解決」に分類されています。

個別課題解決

個別の企業・事業の状況に応じたデータを活用した判断の在り方を検討する「DIコンサルティング」と、その判断を継続的に行うために必要なデータ活用の仕組み(基盤)を構築・運用する「DIプラットフォーム」の2つのサービスで構成されます。
ギックス(9219)IPO個別課題解決

共通課題解決

DIコンサルティング、DIプラットフォームの中で得られたノウハウや独自のツール群を活用し、ソフトウェア・サービスである「DIプロダクト」を提供しています。
ギックス(9219)IPO共通課題解決1

【手取金の使途】
手取概算額286百万円については第三者割当増資の手取概算額上限152百万円と合わせて、当社の経営方針であるデータに基づく判断・意思決定(Data-Informed Decision-Making)支援のさらなる推進のため、①新たなコンテンツや新技術への研究開発費及び開発を行うための運転資金、②優秀なエンジニアの採用及び人件費に充当する予定であります。
また、残額につきましては、当社事業拡大のための運転資金に充当する方針でありますが、具体化している事項はありません。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(ギックスのIPO目論見書より一部抜粋)

ギックス(9219)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ギックス(9219)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,070円としてオーバーアロットメント含め12.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては10億円超えではあるもののまだ小型サイズの範囲となり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,355枚と万枚超えで比較的多めにあります。

上述の通りギックス(9219)の事業内容はアナリティクスを用いたデータインフォームド事業、データを活用した各種コンサルティング業務及びツールの研究開発上記ツールを用いた各種サービスの提供ということで、ビッグデータやアナリティクス、データサイエンスなどを活用し、クライアント企業の経営課題解決を実現するための支援を行っています。

データインフォームド(Data-Informed)とは、データに基づく判断や意思決定から論理的に考え、合理的に判断する思考様式で、人の勘や経験、度胸を補強し、日々の判断の精度を高めることを目指すという意味のようです。ちょっと小難しいですね^^;

ギックス(9219)IPOデータインフォームド1

ギックス(9219)はモバイル空間統計データをもとに過去から最新の動向に加え天候情報、地図情報などを統合し、機械学習によって要素に分解・分析することで、最小500メートルメッシュのエリアに関する情報を提供するサービス「トチカチ」の開発及び提供。AI(人工知能)により一人一人に最適な候補を提案し、自分だけのオリジナルスタンプラリーを作ることができるスマートフォン向けwebアプリケーション「マイグル」の開発及び運営を行っています。

ギックス(9219)IPOトチカチ

ギックス(9219)IPOマイグル

ギックス(9219)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が2社621,000株あり、そのうち今回のIPO新規上場)に際する売り出しで285,500株放出するものの335,500株が残ります。ただし1社には解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっており、1社には継続保有の確約が行われているため、大きな売り圧力とはなりません。

業績水準自体は低いものの、売り上げは右肩上がりで伸びており、利益も横ばいではありながらも黒字で推移しています。公開規模は東証マザーズ上場でIPO想定価格(1,070円)ベースで12.7億円と荷もたれ感はありません。業種は「サービス業」となっているものの中身は変わり種のIT関連となることから、IPO市場では人気化しそうな内容となります。地合い度外視で見ると初値評価はA級評価と言えるでしょうか。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのギックス(9219)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。いい加減IPO地合いも回復してほしいと願いながらも、IPO主幹事は難攻不落のマンモス野村となることからIPO当選は困難となるでしょうね。悪地合いでIPO参加者が少しでも減っているうちにLINE証券で奇跡の当選でも見てみたいところです^^;

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ギックス(9219)のIPO(新規上場)業績等

ギックス(9219)のIPO経営指標
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ギックス(9219)のIPO経常損益
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