マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO(新規上場)の初値が無事に公募価格を上回っての着地となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
とは言うものの、直前初値予想は一体何だったのかというぐらいの肩透かし感が強く、IPO地合いの回復にはまだまだ遠いと痛感させられました。
昨日(2月24日)上場のBeeX(4270)の初値は当日の最高値で着地。終値は最高値で大引け。今朝はストップ高に行く勢いのある特買いスタート。日経平均株価や東証マザーズ指数も大幅に上げており、最近の中でも条件は非常に良い状態でしたが、初値は公募割れこそしなかったものの残念な結果となっています。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO初値結果
公募価格 | 1,270円 |
初値価格 | 1,355円(9時09分) |
初値売却益 | +8,500円 |
初値売買代金 | 3.9億円 |
初値出来高 | 294,200株 |
本日終値 | 1,177円 |
市場開場前の合致点は幹事の引き受け価格となる1,168円付近でギリギリまで推移しており、オーバーアロットメント分の買い(80,000株)も全弾出ている状態だったので、まさかの公募割れスタートかと思いましたが、開場直前で買いが入ったため、何とか公募割れは回避することができました。
昨日まではIPO地合いが回復傾向にあるのかと期待してしまいましたが、フタを開ければBeeX(4270)は買われるべくして買われたというだけの話で、IPOなら何でも来いという好地合いには程遠く、今後も選別が必要な環境が続きそうです。ちなみにBeeX(4270)は本日ストップ高比例配分となっています。
個人的にこのマーキュリーリアルテックイノベーター(5025)は今年(2022年)初当選IPO案件ということで期待値は高かったのですが、結果は低着地と残念感はありますが、今の悪環境から公募割れしなかっただけでもラッキーと考えるようにします。
初値形成後の高値は1,367円までしかなく、その後はズルズルと下げて行き、終値は初値価格(1,355円)も公募価格(1,270円)も下回る1,177円での大引けとなりました。BeeX(4270)とは真逆の展開で、ほぼ初値天井とIPOの悪い見本となってしまいました。
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)日中足・5分足チャート(2022年2月25日)
マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPOセカンダリ
SBI証券で頂いた当選分の100株はマイルール通り初値にて売却済みです。アクティブプランで手数料も無料。NISA口座なので非課税。初値売却益が丸々利益になったにも関わらず損した気分は何でしょうか^^;
公募割れスタートとなるようなら初値買いしようかと思って買い注文は出していましたが、わずかながらも上回っての着地となったため注文を取り消し。IPOセカンダリ参戦はしておりません。結果的には参戦しなくて良かったです。
IPO地合いの回復はまだまだといった様相ですね。そんな中で今日は後ほどご紹介させて頂きますが、IPO新規上場承認発表が1社ありました。上場日は3月31日(木)となります。期末(3月)最後のIPO案件でしょうか。
IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。