サークレイス(5029)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(710円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
サークレイス(5029)の上場日とIPO申込期間
サークレイス(5029)の上場日は2022年4月12日(火)で単独上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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このサークレイス(5029)のIPO申し込み期間は3月28日(月)~4月1日(金)となっており、もうこの頃になると他IPO案件との申し込み期間被りは無いため、資金被りを気にする必要はありません。
サークレイス(5029)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
サークレイス(5029)のIPO想定価格は710円となっているため、現時点では公募価格の2.1倍~2.8倍程度の初値形成になるのではないかと、強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このサークレイス(5029)のIPO仮条件は明日3月24日(木)決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
サークレイス(5029)の事業内容
サークレイス(5029)の事業内容はクラウドシステムの導入運用支援・自社開発のクラウドシステムの提供と、Salesforce(セールスフォース)の導入支援が主力のクラウドに特化したシステムインテグレーター(SIer)となります。
このサークレイス(5029)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
サークレイス(5029)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(3月8日)はIPO新規上場承認発表が1社ありました。本来であれば嬉しいところで …
サークレイス(5029)のブルベア要素とIPO参加スタンス
サークレイス(5029)の公開規模はIPO想定価格ベース(710円)で6.1億円と規模的に東証グロース市場(市場再編後)への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで7,500枚と多くは無いため、当選確度的には低めとなりそうです。
そして今回もこのサークレイス(5029)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がクラウドに特化したシステムインテグレーター(SIer)とIPO市場では人気化しやすい業態であること、公開規模はIPO想定価格(710円)ベースで6.1億円と小型サイズ、業績規模もそこそこ大きい上に価格設定も割安で個人投資家が手を出しやすい低単価、ベンチャーキャピタルや投資ファンドなどの保有株は無く、余計な売り圧力が無いこと、売り出し株無しの公募株のみという点も換金感が無く評価材料となりそうです。
ベア要素(ネガティブ材料)としては地政学リスクなどの外部環境から足元の相場が不安定となっていることはもちろんのこと、それよりも気になるのは今年(2022年)に入ってSaaS(クラウド)関連銘柄はどれもこれも叩き売られている状況で、まったくもって回復の兆しが見えない点でしょうか。ただこのあたりは手垢の付いていないIPOという観点から「SaaS(クラウド)でもIPOは別腹」と捉えられればまったくもって問題視されることは無さそうです。投資家からどう捉えられるかが焦点となりそうです。
とはいえ、さすがにこの内容と規模で公募割れすることは考えにくく、普通で考えると初値高騰となる可能性の方が高いと思われることから管理人の個人的なこのサークレイス(5029)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。
サークレイス(5029)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのサークレイス(5029)のIPO株(公募株)7,500枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 6,780枚 | 90.4% |
野村證券 | 180枚 | 2.4% |
SMBC日興証券 | 180枚 | 2.4% |
みずほ証券 | 180枚 | 2.4% |
SBI証券 | 45枚 | 0.6% |
楽天証券(100%完全抽選) | 45枚 | 0.6% |
松井証券(前受け金不要) | 45枚 | 0.6% |
いちよし証券 | 45枚 | 0.6% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,125枚あります。
IPO主幹事となる大和証券が全体の90%以上を占めることから、積極的にIPO株を狙いに行くならやはり大和証券がメインとなります。その他はすべて数十枚レベルとなりますが、唯一大和証券主幹事案件ということで、グループ会社となる大和コネクト証券だけが2番手ぐらいまで引き受け株数が抜きん出ている可能性があります。密かに狙いどころかもしれませんね。
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サークレイス(5029)のIPO仮条件決定
サークレイス(5029)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:710円
IPO仮条件:680円~720円
IPO想定価格がほぼ中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は5.8億円~6.2億円となりました。
サークレイス(5029)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
サークレイス(5029)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,500円~1,700円
IPO仮条件はほぼ中間値となるやや強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更はありません。
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