INTLOOP(9556)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,480円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
INTLOOP(9556)の上場日とIPO申込期間
INTLOOP(9556)の上場日は2022年7月8日(金)で単独上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事は東海東京証券となっております。
このINTLOOP(9556)のIPO申し込み期間は6月22日(水)~6月28日(火)となっており、すでにIPO申し込みラッシュも終わっていることから、他のIPO銘柄との申し込み被りも無いため、全力で攻める方は資金の割り振りを考えなくても大丈夫です。
INTLOOP(9556)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
INTLOOP(9556)のIPO想定価格は3,480円となっているため、現時点では公募価格とほぼ同値~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
このINTLOOP(9556)のIPO仮条件は来週6月20日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
INTLOOP(9556)の事業内容
INTLOOP(9556)の事業内容はフリーランスを活用したコンサルティング・システム開発支援等ということで、主軸となるコンサルティング事業とそれに伴うDX(デジタルトランスフォーメーション)人材のソリューション提供を通じて、企業が抱える多種多様な課題解決を支援しています。
このINTLOOP(9556)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
INTLOOP(9556)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(6月6日)はIPO新規上場承認発表が1社のみありました。INTLOOPと書い …
INTLOOP(9556)のブルベア要素とIPO参加スタンス
INTLOOP(9556)の公開規模はIPO想定価格3,480円としてオーバーアロットメント含め47.0億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズから大型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて11,750枚とやや多めにあり、海外投資家への販売が無いことから、当選確度はそこそこ高いかもしれません。
そして今回もこのINTLOOP(9556)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としてはDX(デジタルトランスフォーメーション)人材のソリューション提供とニーズの高い業態で、業績も売上収益ともに右肩上がりで順調に推移しており、株価設定に割高感もありません。IPOラッシュも終わり、上場日は単独上場となる上に前後はIPO空白期間とスケジュール面で恵まれていることから一点集中で資金流入という可能性はありそうです。
ベア要素(ネガティブ材料)は公開規模がIPO想定価格(3,480円)ベースで47.0億円と東証グロース市場への上場としては荷もたれ感のある水準。IPO幹事団(シンジケート)が主幹事の東海東京証券を筆頭に中堅証券及びネット証券で固められており、特に東海東京証券主幹事案件は今年(2022年)全敗(2戦2敗)となっている点も気掛かりです。これについてはINTLOOP(9556)のIPO新規上場発表時の記事に詳細を記載しています。
単価は3,480円とそこそこの値ガサとなる上に、万が一公募割れとなった際のシンジケートカバー取引が期待できない主幹事(東海東京証券)となることから、単独上場で資金分散の影響は無いものの規模が大きく、現時点では不安の方が大きいです。加えてここに来て更なる環境悪化も懸念材料となりそうなので、管理人の個人的なこのINTLOOP(9556)のIPO参加スタンスは中立継続で、もう少し様子見とさせて頂きます。
INTLOOP(9556)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのINTLOOP(9556)のIPO株(公募株及び売り出し株)11,750枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
東海東京証券(主幹事) | 9,988枚 | 85.0% |
香川証券 | 352枚 | 3.0% |
SBI証券 | 352枚 | 3.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 352枚 | 3.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 352枚 | 3.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 118枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 118枚 | 1.0% |
東洋証券 | 59枚 | 0.5% |
あかつき証券 | 59枚 | 0.5% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,762枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる東海東京証券は見逃せません。対面証券でありながらも口座数はまだまだ少ないため、それなりにチャンスはありそうです。
平幹事の主要ネット証券3社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)も持ち分は300枚以上あるため、申し込む価値はありそうです。とは言え、あくまでもこれは積極参加であることが前提となります。
INTLOOP(9556)のIPO仮条件決定
INTLOOP(9556)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:3,480円
IPO仮条件:2,900円~3,500円
IPO想定価格がほぼ最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は39.1億円~47.2億円となりました。
INTLOOP(9556)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
INTLOOP(9556)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,500円~3,900円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについてはIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券からのみの参加で、基本的にはスルーと致します。
INTLOOP(9556)のIPO(新規上場)参加スタンス変更(6月27日)
スルー予定でしたが、IPO市場が盛り上がっているような気がするので、東海東京証券からも申し込んでみることにしました。
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