ジャパニアス(9558)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(960円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ジャパニアス(9558)の上場日とIPO申込期間
ジャパニアス(9558)の上場日は2022年9月13日(火)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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このジャパニアス(9558)のIPO申し込み期間は8月29日(月)~9月2日(金)となっており、他IPO案件との申し込み期間被りはありませんので、資金移動などの慌ただしさはありません。
ジャパニアス(9558)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ジャパニアス(9558)のIPO想定価格は960円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については強めA級評価に設定させて頂いております。
なお、このジャパニアス(9558)のIPO仮条件は来週末8月26日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ジャパニアス(9558)の事業内容
ジャパニアス(9558)の事業内容は、AI・IoT・クラウドをはじめとした先端テクノロジーが必要とされる市場に対して「オンサイト型開発支援」や「受託開発」という形態で専門的な技術を提供する先端エンジニアリング(派遣)事業を行っています。
このジャパニアス(9558)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ジャパニアス(9558)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(8月9日)は実に1カ月以上ぶりとなるIPO新規上場承認発表が1社ありました。 …
ジャパニアス(9558)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ジャパニアス(9558)の公開規模はIPO想定価格960円としてオーバーアロットメント含め12.6億円と規模的に東証グロース市場への上場としては10億円超えではあるものの、まだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感のある水準ではありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて11,420枚と一応万枚超えあるため、IPO当選を狙えないレベルではないかと思います。
そして今回もこのジャパニアス(9558)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がエンジニア派遣と、すでに類似の上場企業が多い中ではあるものの、AI・IoT・クラウドなどイマドキの事業も手掛けており、IPO市場では人気化しやすい業態です。創業から20年以上に渡って黒字経営で業績も堅調に推移しています。
株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株も無く、上場時の余計な売り圧力もありません。公開規模もIPO想定価格(960円)ベースで12.6億円と荷もたれ感の無い水準。さらに1カ月以上のIPO空白期間明けの単独上場とスケジュール面でも恵まれており、よほど地合いの変化が無い限り初値買い資金は順調に入りそうです。
ベア要素(ネガティブ材料)は派遣業という新規性の無い派手さに欠ける事業内容といったところぐらいで、それ以外には特に見当たりません。強いて言うのであればやはり地合いでしょうか。7月末から8月初旬に掛けてのIPO案件は比較的セカンダリが盛り上がる相場となっていました。この流れが続いていれば問題無いでしょうが、上場までまだ1カ月近くあるため、環境の変化は不透明な部分があります。
ただ現状では悲観的な見方は少なく、管理人の個人的なこのジャパニアス(9558)のIPO参加スタンスも当初の予定通りほぼ全力申し込みで変更はありません。IPO主幹事も個人的に相性の良いSMBC日興証券で、ステージも上げていることから、通常当選はもちろん優遇当選も含めて積極的にIPO当選を狙って行きたいと思います。
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ジャパニアス(9558)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのジャパニアス(9558)のIPO株(公募株及び売り出し株)11,420枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 10,279枚 | 90.0% |
野村證券(前受け金不要) | 343枚 | 3.0% |
岩井コスモ証券 | 114枚 | 1.0% |
SBI証券 | 114枚 | 1.0% |
岡三証券 | 114枚 | 1.0% |
東海東京証券 | 114枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 114枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 114枚 | 1.0% |
東洋証券 | 57枚 | 0.5% |
松井証券(前受け金不要) | 57枚 | 0.5% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,713枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、もちろん90%以上の引き受け株数を持つIPO主幹事のSMBC日興証券は外せませんが、まだ他IPO案件との申し込み期間被りも無い時期となっているため、引き受け株数が少ないとはいえ、平幹事からの申し込みもダメ元でしてみる価値はありそうです。IPO幹事団(シンジケート)が多いので作業は大変ですけどね^^;
ジャパニアス(9558)のIPO仮条件決定
ジャパニアス(9558)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:960円
IPO仮条件:960円~1,020円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は12.6億円~13.3億円となりました。
ジャパニアス(9558)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ジャパニアス(9558)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,500円~1,700円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてもA級評価からB級評価に格下げとさせて頂きますが、IPO参加スタンスについては引き続きほぼ全力申し込みで変更ありません。
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