ポーターズ(5126)とグッピーズ(5127)のIPO(新規上場)初値がそれぞれ無事に公募価格を上回る形での初値形成となりました。ポーターズ(5126)については上場初日(9月29日)値付かずからの本日(9月30日)の初値形成となります。
ポーターズ(5126)のIPO初値結果
公募価格 | 1,570円 |
初値価格 | 3,275円(2日目 9時15分) |
初値売却益 | +170,500円 |
初値売買代金 | 9.3億円 |
初値出来高 | 286,500株 |
本日終値 | 3,100円 |
市場開場直前(8時59分)の初値合致点は3,090円(初値売買代金:7.5億円)と、残念ながら昨日(9月29日)の最終気配となる3,615円を大幅に下回る形で売り気配スタートとなってしまいました。下方向への気配更新は3分なので5回気配を切り下げる形で、最終的には9時15分に340円下げた3,275円(初値売買代金:9.3億円)での初値形成となりました。
下げたとはいえ初値売りで+170,500円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。と、申し上げたいところですが、正直なところ複雑な心境です。
連日の世界的な株価下落、為替介入が帳消し(無駄)になるほどの過度な投機による円安、直近IPOの初値形成後の初値天井のストップ安多発など軟調相場、その他モロモロのマイナス材料による個人投資家のマインド低下。いやはやこれはもう完全に地合いにやられた感がありますね。
管理人もこのポーターズ(5126)のIPO株取得組の一人なのでIPO株取得組のお気持ちはお察しします。初値予想4,500円期待からの初日3,615円買い気配のまま終了、一晩ドキドキ感(悲壮感)を味わされた結果、初値3,275円と、結果的に利益は出ているものの、ここまで乖離があると12万円ほど損した気分になってしまいます。どんなIPO銘柄に当選しても地合いが最重要であることを改めて痛感させられました。
ポーターズ(5126)IPO日中足・5分足チャート(2022年9月30日)
強い地合いであれば安寄りした反動から初値形成後は上値を目指す展開になりやすいのですが、高値は初値形成直後(9時16分)に付けた3,460円止まりで、その後も積極的に上値を目指す展開とはならず、そのまま初値価格(3,275円)を175円下回る3,100円での大引けとなりました。
ポーターズ(5126)のIPOセカンダリ
上述の通り個人的には手元にIPO株が100株ありましたが、マイルールに従って初値にて売却しています。さすがにこの地合いではIPOセカンダリもダメかと思いましたが、一応100株初値売りしているため、相殺の意味も含めてダメ元で100株のみ参戦。
結果は上記画像の通りやはりダメなものはダメで9時58分に逆指値3,050円に引っ掛かり-22,500円の損失で終了。初値売却分の利益があるものの、今日はすべてにおいて損したような気分になっています><
グッピーズ(5127)のIPO初値結果
公募価格 | 1,550円 |
初値価格 | 2,020円(9時56分) |
初値売却益 | +47,000円 |
初値売買代金 | 16.0億円 |
初値出来高 | 794,300株 |
本日終値 | 2,137円 |
市場開場直前(8時59分)の初値合致点は1,810円(初値売買代金:9.4億円)となっていたので、およそ210円ほど吊り上がったところでの初値形成となりました。初値売りで+47,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
このグッピーズ(5127)も初値予想2,500円からの2,020円着地とやや期待外れな結果となっています。ただ初値形成後は乱高下となりましたが、終値は初値価格(2,020円)を117円上回る2,137円での大引けとまだマシな展開となりました。
グッピーズ(5127)IPO日中足・5分足チャート(2022年9月30日)
上記チャートは綺麗な「W」を描いていますね。ダブルボトムとでも言うのでしょうか。
グッピーズ(5127)のIPOセカンダリ
元々IPOセカンダリは予定していなかったため参戦はしておりません。仮に参戦していたとしても、管理人の性格からすると、おそらく10時過ぎの安値(1,813円)付近で逆指値に引っ掛かっていたかと思います。
IPO市場も一進一退が続き、まだまだ不透明感は拭え無い状況です。まだ公募割れ案件が出ていないだけマシかもしれませんが、10月は怪しそうなIPO案件が数社あるので、IPO申し込みを慎重に判断する必要がありそうです。
IPO歴15年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPO投資にオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。