ウェルプレイド・ライゼスト(9565)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(10月25日)はIPO新規上場承認発表が1社あり、11月は5社目となりました。珍しく適度に間があり良いペースですね。12月のIPOもこの感じのペースだとありがたいのですが^^;
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)の上場日は2022年11月30日(水)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。内容的にはIPOチャレンジポイントの話題も出そうですね。
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ウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO(新規上場)情報
設立:2015年11月19日
業種:サービス業
事業の内容:eスポーツ事業
上場市場 | 東証グロース |
コード | 9565 |
名称 | ウェルプレイド・ライゼスト |
公募株数 | 200,000株 |
売出し株数 | 231,500株 |
オーバーアロットメント | 64,700株 |
IPO主幹事証券 | SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 松井証券(前受け金不要) マネックス証券(100%完全抽選) 楽天証券(100%完全抽選) 岩井コスモ証券 Jトラストグローバル証券 極東証券 東洋証券 SBIネオトレード証券(委託幹事) 大和コネクト証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 10月25日(火) |
上場日 | 11月30日(水) |
仮条件決定日 | 11月9日(水) |
ブック・ビルディング期間 | 11月11日(金)~11月17日(木) |
公開価格決定日 | 11月18日(金) |
IPO申し込み期間 | 11月21日(月)~11月25日(金) |
上場時発行済株式総数 | 2,700,000株 |
時価総額 | 28.8億円 |
吸収金額 | 5.3億円 |
想定価格 | 1,070円(107,000円必要) |
IPO幹事団(シンジケート)の中には見慣れない「Jトラストグローバル証券」という証券会社が入っていますが、旧社名はエイチ・エス証券です。Jトラスト株式会社の子会社となったことで、2022年10月1日(土)から商号変更されています。
そしてこのウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO主幹事はSBI証券となっていることからグループ会社となるSBIネオトレード証券、そして平幹事の中には大和証券が入っていることからグループ会社となるCONNECT(コネクト)が、それぞれIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。
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ウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO(新規上場)事業内容等
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)は創業以来eスポーツ専業の会社としてeスポーツ事業の単一セグメントで事業を展開しており、サービスは①eスポーツイベントを企画・運営すること等によりクライアントに様々な価値を提供する「クライアントワークサービス」、②eスポーツ選手・実況者・解説者・インフルエンサー等の「人」のサポートを軸とした「パートナーソリューションサービス」、③eスポーツの新たな価値を創造していくための新規事業をつくりあげる「ビジネスデザインサービス」の提供の3つで構成されています。
ゲームメーカーをはじめとしたクライアントから、eスポーツイベントを受託し、企画・運営を行うサービスで、対象となるゲームをやりこみ、イベント主催者、参加者(eスポーツ選手等)、視聴者の三者の視点から喜ばれるeスポーツイベントを企画から運営までワンストップで提供する主力事業です。
eスポーツ選手・実況者・解説者・インフルエンサー等のeスポーツに関わる「人」に対して様々な収益機会を創出、提供するサービスで、①eスポーツに関心を持つ企業や、eスポーツで活躍する「人」を最適な形でマッチングさせる「スポンサー仲介」、②YouTubeにおけるゲーム実況者やインフルエンサーが抱える「ゲーム配信に関わる様々な課題」をサポートする「クリエイターサポート」、③当社を所属事務所とし、プロデュースから案件獲得まで、あらゆる仕事の総合窓口となる「キャスティング」、④新作ゲームや新製品のプロモーションを行う際のキャスティング等の窓口を担う「インフルエンサーマーケティング」で構成しています。
eスポーツの新たな価値を創造するサービスやコンテンツを企画・開発することを目的として、2022年10月期より開始した新たなサービスで、eスポーツを他分野の領域とかけあわせたイベントを企画・運営、他業種のパートナーと組んで新規プロジェクトを立ち上げるなど新規市場の開拓を目指しております。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額186,880千円については、①事業拡大に係る採用費及び人件費として30,000千円(2023年10月期15,000千円、2024年10月期15,000千円)、②借入金返済として80,000千円(2023年10月期40,000千円、2024年10月期40,000千円)、③新規サービスへの投資資金として76,880千円(2023年10月期25,000千円、2024年10月期51,880千円)に充当する予定です。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ウェルプレイド・ライゼストのIPO目論見書より一部抜粋)
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,070円としてオーバーアロットメント含め5.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて4,315枚と少なめです。
上述の通りウェルプレイド・ライゼスト(9565)の事業内容はeスポーツ事業ということで、eスポーツに関するあらゆるジャンルのイベントや大会の企画・運営、映像制作・配信を行ってきたウェルプレイド株式会社と、最先端の放送技術を駆使したeスポーツの番組制作ならびに放送、大会・リーグ運営、プロモーションを行ってきた株式会社ライゼストが2021年2月に合併し誕生したeスポーツの総合商社となります。
eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉のことを言い、ウェルプレイド・ライゼスト(9565)はパソコン、モバイルなどのプラットフォームでのイベント企画・運営、プロゲーマーや実況者のマネジメント、さらに施設運営から教育現場での活用など幅広く活動しています。
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)はすでに東証グロース市場に上場している面白法人カヤック(3904)の子会社で、今回のIPO(新規上場)に際する売出しでの放出はありません。新株式発行により所有割合は62.4%から57.8%まで低下するものの、引き続き連結グループ会社として維持していく方針となっていることから、投資家から毛嫌いされやすい親子上場となります。株主の中にベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株はありません。
eスポーツ事業はまさに今ドキで新規性もテーマ性も兼ね備えており、eスポーツ専門会社自体のIPO(新規上場)も初モノとなることから「専業+初モノ」効果で注目度は高そうです。業績規模は大きくはないものの、ウェルプレイド株式会社と株式会社ライゼストの合併を機に、売上、収益ともに右肩上がりで順調に伸ばしており、今後の成長期待も高そうです。親子上場というネガティブ材料はありますが、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)不在で需給面での不安も無いため、初値評価はA級評価で問題無いと考えます。
よって現時点での管理人の個人的なこのウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO参加スタンスは積極参加で行く予定です。IPO主幹事はSBI証券となるため、IPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですが、とりあえずまた改めてウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO初値予想記事でIPOチャレンジポイントの考察をしてみたいと思います。
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO(新規上場)業績等
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO経営指標
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPO売上高及び経常損益
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