コーチ・エィ(9339)とエージェント・インシュアランス・グループ(5836)とjig.jp(5244)のIPO(新規上場)初値がそれぞれ着きましたのでご紹介させて頂きたいと思います。
残念ながら12月IPO初の公募割れ案件が出てしまいましたが、地方上場案件となるため、IPO市場に冷や水を浴びせるほどの影響では無いと考えられます。
コーチ・エィ(9339)のIPO初値結果
公募価格 | 1,840円 |
初値価格 | 2,500円(10時13分) |
初値売却益 | +66,000円 |
初値売買代金 | 10.8億円 |
初値出来高 | 435,600株 |
本日終値 | 2,300円 |
市場開場直前(8時59分)の初値合致点は2,200円(初値売買代金:5.0億円)となっていたので、およそ300円ほど吊り上げられた2,500円(初値売買代金:10.8億円)での初値形成となりました。初値売りで+66,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
コーチ・エィ(9339)のIPO5分足チャート(2022年12月22日)
初値2,500円は事前予想を下回り、それほど過熱感は無かったように思いますが、初値形成3分後に付けた高値2,569円を最後に失速。2,250円を基準にヨコヨコとなり、終値は初値価格(2,500円)を200円下回る2,300円での大引けとなりました。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO初値結果
公募価格 | 640円 |
初値価格 | 600円(9時09分) |
初値売却益 | -4,000円 |
初値売買代金 | 0.7億円 |
初値出来高 | 115,300株 |
本日終値 | 587円 |
早い段階(8時30分頃)から588円にシンジケートカバー取引と思われる買い52,500株が入っており、市場開場直前(8時59分)の初値合致点は588円(初値売買代金:0.5億円)のままで売り気配スタートとなりました。
残念ながら初値は600円(初値売買代金:0.7億円)で公募割れとなってしまいましたが、一応自力での成立となっています。初値売りで-4,000円の損失となります。名古屋証券取引所のメイン市場とはいえ、やはりよほどIPO向きの優良案件でも無い限り地方市場までIPO資金が入って来ることはなかったようです。
エージェント・インシュアランス・グループ(5836)のIPO5分足チャート(2022年12月22日)
場中の高値は635円と公募価格(640円)にもう少しで届くところまではありましたが、残念ながらタッチすることはありませんでした。終値は587円とほぼ本日の最安値での大引けとなっています。地方上場案件ということで明日以降はさらに出来高が少なることが予想されます。
jig.jp(5244)のIPO初値結果
公募価格 | 340円 |
初値価格 | 476円(10時20分) |
初値売却益 | +13,600円 |
初値売買代金 | 7.9億円 |
初値出来高 | 1,666,800株 |
本日終値 | 472円 |
市場開場直前(8時59分)の初値合致点は400円(初値売買代金:3.9億円)となっていたので、およそ76円ほど吊り上げられた476円(初値売買代金:7.9億円)での初値形成となりました。初値売りで+13,600円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
jig.jp(5244)のIPO5分足チャート(2022年12月22日)
本日の出来高は12,967,200株と、公開株数(3,789,700株)に対して3.4回転と、低位株だったことからか、そこそこの商いとなりました。ただ、公開価格の1.5倍(510円)でロックアップ解除されるVC保有株が1,500万株ほどあるので、この510円が大きな壁となっているようです。
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