SHINKO(7120)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,060円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
SHINKO(7120)の上場日とIPO申込期間
SHINKO(7120)の上場日は2023年3月22日(水)で単独上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくの東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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このSHINKO(7120)のIPO申し込み期間は3月6日(月)~3月10日(金)となっており、IPO申し込みラッシュ開始となることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間も被って来ますので、資金移動など資金管理にご注意下さい。
SHINKO(7120)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
SHINKO(7120)のIPO想定価格は2,060円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このSHINKO(7120)のIPO仮条件は週末3月3日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
SHINKO(7120)の事業内容
SHINKO(7120)の事業内容はIT機器等の保守・販売及び人材派遣ということで、保守・運用をはじめ、ネットワーク構築、導入設計・設置展開サービス、セキュリティ対策などのITソリューションを長年に渡り顧客に提供しており、特に医療分野では豊富な実績があり、医療機器修理業の許可も取得しています。
このSHINKO(7120)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
SHINKO(7120)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はIPO新規上場承認発表が2社ありました。いよいよ本格的にIPO新規上場承認発表 …
SHINKO(7120)のブルベア要素とIPO参加スタンス
SHINKO(7120)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,060円としてオーバーアロットメント含め20.7億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて8,740枚と多くもなく少なくもなくといったところですが、当選確度は低そうなイメージです。
そして今回もこのSHINKO(7120)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては創業(1953年)からおよそ70年の老舗企業で社会的信頼度は高く、大手企業の売上割合が多いことから会社的には着実なイメージがあります。株価設定に割高感もなく、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株も無いため、需給面での不安は乏しいです。IPOラッシュ突入となるもののまだ先発隊で単独上場、およそ1カ月のIPO空白期間を経ての上場となるため、注目度は高くなりやすいです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては事業内容、セクター、上場市場、すべてにおいて地味なイメージが先行しやすく、新規性も無いことから、IPO目線では魅力に欠ける印象です。公開規模もIPO想定価格(2,060円)ベースで20.7億円とやや荷もたれ感があり、募集株の内訳も公募株80,000株に対して売り出し株が794,000株と多く、売り出し放出人が親会社及び関係会社となることから、出口(イグジット)色を感じます。
上述の通り、IPO目線では魅力に欠ける銘柄となりますが、1カ月のIPO空白期間による特需が発生しやすく、初値高騰は無いにしても公募割れする可能性も低いのではないと考えているため、とりあえず管理人の個人的なこのSHINKO(7120)のIPO参加スタンスはIPO主幹事を中心に一部参加で行く予定です。
SHINKO(7120)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのSHINKO(7120)のIPO株(公募株及び売り出し株)8,740枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 8,304枚 | 95.0% |
SBI証券 | 87枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 87枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 87枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 87枚 | 1.0% |
丸三証券 | 44枚 | 0.5% |
あかつき証券 | 44枚 | 0.5% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,311枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる大和証券からの申し込みは外せません。その他平幹事は抽選割合の多いネット証券が多数あるものの、割り当て株数は100枚以下となかなか厳しい数字です。残るはIPO委託幹事(裏幹事)でありながらも主幹事からの委託の際は引き受け株数が多くなる傾向のある大和コネクト証券が比較的期待値が高めになるでしょうか。
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SHINKO(7120)のIPO仮条件決定
SHINKO(7120)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,060円
IPO仮条件:2,060円~2,200円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は20.7億円~22.1億円となりました。
SHINKO(7120)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
SHINKO(7120)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,400円~2,600円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き一部参加で、割り当て株数的に大和証券とSBI証券の2社からのみの申し込みと致します。
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