Ridge-i(5572)のIPO(新規上場)初値が本日(4月27日)2日目にして無事に公募価格1,750円に対して付いた初値は4,445円と2.5倍上回る好スタートとなりましたので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。
Ridge-i(5572)のIPO(新規上場)初値結果
公募価格 | 1,750円 |
初値価格 | 4,445円(2日目 9時19分) |
初値売却益 | +269,500円 |
初値売買代金 | 27.8億円 |
初値出来高 | 625,800株 |
本日終値 | 4,305円 |
市場開場直前(8時59分)のRidge-i(5572)のフル板の合致点は4,200円(初値売買代金:22.7億円)となっていたので、およそ245円ほど吊り上げられた4,445円(初値売買代金:27.8億円)での初値形成となりました。初値売りで+269,500円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
市場開場前気配はおおむね4,600円前後で推移していましたが、8時50分頃に大きな売り(数量不明)が出て気配値は一気に3,000円まで急落、その後はそれを見た投資家が買いを入れたのか、買いが急増し、なんとか買い気配スタートとなりました。買い気配スタートにさえなればあとは寄る寄る任せで気配が切り上がる形となりました。
初値形成後は人気IPOとは思えないほど値幅は狭く、終値は4,305円と初値価格(4,445円)を下回っての大引けとなりました。本日の出来高は1,594,800株で、公開株数(679,600株)の2.3回転以上回っているものの、東証グロース市場の出来高ランキングは19位とトップ10にすら入っていません。
Ridge-i(5572)IPO5分足チャート(2023年4月27日)
大引けに掛けても明日の規制明けによる期待買いも入らずで、ispace(9348)の月面着陸失敗からの連続ストップ安がIPO市場の冷やし玉となっているのか、ゴールデンウィーク突入前による手仕舞いからなのか、人気IPOとは思えない値動きとなっていました。
Ridge-i(5572)のIPOセカンダリ
ゴールデンウィーク前最終IPO案件ということや大きな売りが消化された(?)ことから、このRidge-i(5572)のIPOセカンダリに参戦致しました。
初値形成後はいつも通り活発に取引が行われていましたが、9時30分過ぎと早い段階で値動きが鈍くなり、値も飛び始めたため、この緩い値動きに我慢ならず9時40分頃に4,300円で損切りし、-14,500円の損失確定となりました。
それを後ろで見ていたかのように管理人の売却後は急激に値を上げ、わずか10分足らずで初値価格を奪還し、最高値をも更新。超ド下手くそな取引となりましたが、大引けは4,305円と、終わってみれば特にこれといった見せ場もなく、結果的にはさほど面白味の無いIPOセカンダリ案件となっています。
夢のispace(9348)は本日もストップ安比例配分となったため、明日(4月28日)は下限値幅が4倍(ストップ安:1円)まで拡大されます。さすがに1円まで落ちることはあり得ないと思いますが、ひとまず今晩のPTS(夜間取引)での取引価格が週明け着地の目安となるでしょうか。ちなみに17時頃は1,000円以上で取引されていました。
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