Globee(5575)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。「Globee」と書いて、そのまま「グロービー」と読みます。いよいよ6月のIPOプチラッシュに入りそうな雰囲気ですね。
Globee(5575)の上場日は2023年6月14日(水)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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Globee(5575)のIPO(新規上場)情報
設立:2014年6月12日
業種:情報・通信業
事業の内容:オンライン英語学習プラットフォームの開発・運営
上場市場 | 東証グロース |
コード | 5575 |
名称 | Globee |
公募株数 | 110,800株 |
売出し株数 | 717,500株 |
オーバーアロットメント | 124,200株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 SMBC日興証券 松井証券(前受け金不要) マネックス証券(100%完全抽選) 楽天証券(100%完全抽選) 大和コネクト証券(委託幹事決定) |
IPO発表日 | 5月11日(木) |
上場日 | 6月14日(水) |
仮条件決定日 | 5月26日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 5月30日(火)~6月5日(月) |
公開価格決定日 | 6月6日(火) |
IPO申し込み期間 | 6月7日(水)~6月12日(月) |
上場時発行済株式総数 | 4,996,800株 |
時価総額 | 53.9億円 |
吸収金額 | 10.2億円 |
想定価格 | 1,080円(108,000円必要) |
そしてこのGlobee(5575)のIPO主幹事は大和証券となっているため、グループ会社となる大和コネクト証券がIPO委託幹事(裏幹事)に入ることがほぼ確定となります。主幹事からの委託となるため、割り当て数も多めになることが予想されます。
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Globee(5575)のIPO(新規上場)事業内容等
Globee(5575)はスマートフォン向けアプリ及びウェブ上で利用できるAI英語教材「abceed(エービーシード)」の企画・開発・運営を行っています。事業は「教育サービス事業」の単一セグメントで、教育主要4分野と呼ばれる「学習ツール」「教材」「テスト」「スクール」をデジタル化し、融合させた英語学習におけるAI学習プラットフォームを構築しています。
「教材コンテンツプラットフォーム」「英語特化によるユーザビリティの追求」「AIの活用」の3つの要素により「英語学習に特化したAI学習プラットフォーム」という競合優位性を堅持し、独自のポジショニングを確立しています。
人気の教材コンテンツを豊富に揃えているため、幅広い学習者から認知されやすく、自然流入でのユーザー獲得が実現できていると考えております。
「abceed」は、英語学習者に最適なユーザビリティを担保しております。これは多科目ではなく英語に特化することにより実現できたと考えております。
「abceed」は、14億件超の解答データの蓄積をもとに、AIレコメンドによる個別最適化で高い学習効率を実現しており、リアルタイムスコア予測によりユーザーの成長を可視化します。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額113,664千円については、2024年5月期における借入金の返済に26,142千円、ソフトウエア及びコンテンツ開発費に87,522千円に充当する予定であります。ソフトウエア及びコンテンツの開発を強化することにより、より一層の有料会員数の増加に寄与するものと考えられ、売上高及び利益の増大に繋がる成長投資であります。
(GlobeeのIPO目論見書より一部抜粋)
Globee(5575)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
Globee(5575)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,080円としてオーバーアロットメント含め10.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて8,283枚と多くもなく少なくもなくと言ったところです。
上述の通りGlobee(5575)の事業内容はオンライン英語学習プラットフォームの開発・運営ということで、300万人が利用する英語学習決定版のAI英語学習アプリ「abceed」、200以上の教材を使った課題作成から、学習時間・課題進捗など学習成果を一括管理する反転学習プラットフォーム「abceed for school」、業界最高水準の圧倒的パフォーマンスを誇る英語コーチングスクール「ABCEED ENGLISH」などの開発及び運営を行っています。
ユーザー数や有料会員も右肩上がりで伸びており、ユーザー数は2023年5月期第3四半期末時点で300万人超え、有料会員(サブスク)は2023年5月期第3四半期末時点で6万人超えとなっています。
Globee(5575)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が1社446,000株ありますが、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しでの放出はありません。90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。その他の株主は代表取締役及び役員や従業員でほぼ占められています。
今回のIPO(新規上場)に際する募集株の内訳は公募株110,800株に対して売り出し株は717,500株で、売り出し比率はおよそ6.4倍となるものの、売り出し株の放出人はベンチャーキャピタルではなく、代表取締役及び取締役となるため出口(イグジット)感はありません。
業績は売上は右肩上がりで推移しており、収益はコロナの影響からか一時的に赤字転落している年(2021年5月期)もありますが、大幅な増収増益で今期黒字予想での着地となると2期連続黒字通過となります。
IPO市場では人気化しやすい東証グロース市場上場の情報・通信業セクター、事業内容はオンライン英語学習プラットフォームの開発・運営とアフターコロナによるインバウンド回帰で英会話需要も高まっており、IPO(新規上場)のタイミングとしてはバッチリ、かつAI(人工知能)関連にもなることから人気化しそうです。
Globee(5575)の公開規模はIPO想定価格(1,080円)ベースで10.2億円と軽量感があり、需給面での不安もありません。IPO空白期間明けのIPO地合いがまだ不明ではありますが、すぐに売却して来そうな株主も見当たらず、唯一のベンチャーキャピタルも1社しかないため、さすがに安値での売却はして来ないと考えられます。ひとまずの評価はA級評価で問題ないでしょうか。
よって現時点での管理人の個人的なこのGlobee(5575)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事となる大和証券はもちろんのこと、5月1日より社名変更された大和コネクト証券(旧:CONNECT)にも期待したいところです。
Globee(5575)のIPO(新規上場)業績等
Globee(5575)のIPO経営指標
Globee(5575)のIPO売上高及び経常損益
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