ホロスホールディングス(5839)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,710円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ホロスホールディングス(5839)の上場日とIPO申込期間

ホロスホールディングス(5839)の上場日は2023年7月21日(金)で、ナレルグループ(9163)2社同日上場、上場市場はIPO市場ではやや人気の劣る東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

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このホロスホールディングス(5839)のIPO申し込み期間は7月5日(水)~7月11日(火)となっており、微妙にプチIPO申し込みラッシュとなっているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

ホロスホールディングス(5839)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

ホロスホールディングス(5839)のIPO(新規上場)初値予想

ホロスホールディングス(5839)のIPO想定価格は1,710円となっているため、現時点では公募価格の1.0倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このホロスホールディングス(5839)のIPO仮条件は来週7月4日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

ホロスホールディングス(5839)の事業内容

ホロスホールディングス(5839)の事業内容は保険代理店事業を中心とする企業グループの持株会社ということで、保険代理店事業を行う株式会社ホロスプランニングと土地バンクリース事業を行う株式会社ジェー・ピー・ディー清水と教育研修・マーケティング事業を行う株式会社エルティヴィーの3社の純粋持株会社で、グループの経営方針策定や経営管理等を行っています。

ホロスホールディングス(5839)IPO事業概要

このホロスホールディングス(5839)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

ホロスホールディングス(5839)のブルベア要素とIPO参加スタンス

ホロスホールディングス(5839)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,710円としてオーバーアロットメント含め30.4億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株無しの売り出し株のみで15,484枚ありますが、海外投資家への販売もあるため、IPOの当選確度としてはそれほど高くは無さそうです。

そして今回もこのホロスホールディングス(5839)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては業績は好調に推移しており、公開規模も現時点ではIPO想定価格ベース(1,710円)で30.4億円とやや荷もたれ感のある水準となりますが、海外投資家への販売や親引けがあり、これらを差し引くと、国内分で10億円台ぐらいまでは縮小される可能性があります。そうなると需給不安は少なくなると考えられます。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては東証スタンダード上場の保険代理店事業と業態は地味で、募集株の内訳は公募株無しの売り出し株のみ、売り出し株の放出人はすべて投資ファンドとなることから出口(イグジット)案件となります。

上場日も7月21日(金)で、公開規模100億円級ナレルグループ(9163)と2社同日上場による資金分散の影響も出る可能性があります。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ホロスホールディングス30.4億円東証スタンダードSMBC日興証券
ナレルグループ102.5億円東証グロース大和・みずほ

上記のことから地合い次第では公募割れの可能性もあり、今の不安定なIPO地合いではスルーが正解っぽく感じます。地合いはころころ変わるので、その時になってみないとわからないものの、現時点での管理人の個人的なこのホロスホールディングス(5839)のIPO参加スタンスは当初の予定通りスルーで行く予定です。もちろんSBI証券が平幹事に入っているのでIPOチャレンジポイントだけはしっかり頂きに行きます。

ホロスホールディングス(5839)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのホロスホールディングス(5839)のIPO株(売り出し株)15,484枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事13,937枚90.0%
みずほ証券309枚2.0%
岡三証券309枚2.0%
アイザワ証券309枚2.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券155枚1.0%
SBI証券155枚1.0%
岩井コスモ証券155枚1.0%
楽天証券100%完全抽選155枚1.0%
岡三オンライン委託幹事?枚?%
auカブコム証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,322枚あります。

積極的にこのホロスホールディングス(5839)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。残る上位平幹事は店頭型証券となるため割り当て数的に厳しく、下位証券には割りて数の多いネット証券があるものの、こちらも海外分や親引け分を差し引くと持ち分が少なくなるため厳しそうな感じです。

ホロスホールディングス(5839)のIPO仮条件決定

ホロスホールディングス(5839)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,710円
IPO仮条件:1,710円~1,840円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は30.4億円~32.7億円となりました。

ホロスホールディングス(5839)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ホロスホールディングス(5839)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,800円~2,000円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無しですが、IPO参加スタンスについてはさすがに仮条件が強気設定となったため、スルーから一部参加SMBC日興証券SBI証券)に変更とさせて頂きます。

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