Chordia Therapeutics(4895)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(150円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
Chordia Therapeutics(4895)の上場日とIPO申込期間
Chordia Therapeutics(4895)の上場日は2023年9月15日(金)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
このChordia Therapeutics(4895)のIPO申し込み期間は8月31日(木)~9月5日(火)となっており、時期的にはIPO閑散期となっているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りを気にせずに申し込むことができます。
Chordia Therapeutics(4895)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
Chordia Therapeutics(4895)のIPO想定価格は150円となっているため、現時点では公募価格の1.0倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このChordia Therapeutics(4895)のIPO仮条件は来週8月30日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
Chordia Therapeutics(4895)の事業内容
Chordia Therapeutics(4895)の事業内容はRNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等ということで、がん領域の研究開発に特化した創薬系のバイオベンチャーです。RNA制御ストレスを標的とするがん治療は未だ十分に確立されておらず、このRNA制御ストレスに焦点を当てた研究開発を行っています。
このChordia Therapeutics(4895)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
Chordia Therapeutics(4895)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(8月10日)はIPO新規上場承認発表が1社ありまし …
Chordia Therapeutics(4895)のブルベア要素とIPO参加スタンス
Chordia Therapeutics(4895)の市場からの吸収金額はIPO想定価格150円としてオーバーアロットメント含め28.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。
IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで166,667枚と多めにありますが、簡易型のグローバルオファリングとなるため、海外投資家への販売もありますが、よほど海外分が多くならない限り、IPO当選の可能性は比較的高めとなりそうです。
そして今回もこのChordia Therapeutics(4895)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては上場日が9月15日(金)でIPO閑散期の中の単独上場とスケジュール的に需給面で優位性があり支援材料にはなりそうです。募集株の内訳は売り出し株無しの公募株のみと既存株主の換金色もありません。
公開規模はIPO想定価格(150円)ベースで28.7億円とやや荷もたれ感のあるサイズとなりますが、簡易型のグローバルオファリングとなるため、海外投資家への販売もあり、単価もIPO想定価格ベースで150円と個人投資家が買いやすい低単価設定となっている上に野村證券主幹事案件と営業力で安心感もあります。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては事業内容ががん領域の研究開発に特化した創薬系のバイオベンチャーと、カテゴリ的にはIPO愛好家や短期筋から警戒されやすいバイオベンチャーで売上先もまだ小野薬品工業株式会社しかありません。
既存株主の中にはベンチャーキャピタルが11社と多く、そのうちの9社30,616,000株については公開価格の1.5倍となればロックアップが解除され売却可能となるため、1.5倍水準になると警戒感が高まりそうです。
とはいえ、単価はIPO想定価格ベースで150円と超低位株で、仮に公募割れとなったとしても大怪我するようなことは無く、初値高騰も無ければ公募割れする可能性も低いのでは無いかと考えているため、とりあえず管理人の個人的なこのChordia Therapeutics(4895)のIPO参加スタンスは一部参加で行く予定です。
なお、このChordia Therapeutics(4895)IPO主幹事の野村證券は単価が1,000円未満となるため、複数株セット配分となっていますが、なんと今回は驚異の700株1セット配分となっています。律儀にしっかり1,000円以上となっていますね。その分リスクも増えますがリターンも増えることになります。
Chordia Therapeutics(4895)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのChordia Therapeutics(4895)のIPO株(公募株)166,667枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮していません。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 141,670枚 | 85.0% |
SBI証券 | 17,500枚 | 10.5% |
SMBC日興証券 | 833枚 | 0.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 833枚 | 0.5% |
東海東京証券 | 833枚 | 0.5% |
岡三証券 | 833枚 | 0.5% |
岩井コスモ証券 | 833枚 | 0.5% |
丸三証券 | 833枚 | 0.5% |
東洋証券 | 833枚 | 0.5% |
あかつき証券 | 833枚 | 0.5% |
極東証券 | 833枚 | 0.5% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が25,000枚あります。
積極的にこのChordia Therapeutics(4895)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる野村證券からのIPO申し込みは外せません。平幹事で店頭証券系の抽選分は二桁レベルの持ち分しかありませんが、ネット証券のSBI証券は五桁レベルで、楽天証券も三桁レベルの持ち分がありますので、まったく無理な数字ではありません。
Chordia Therapeutics(4895)のIPO仮条件決定
Chordia Therapeutics(4895)のIPO仮条件が決まり次第ココに追記致します。
Chordia Therapeutics(4895)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
Chordia Therapeutics(4895)の第二弾初値予想が発表され次第ココに追記致します。
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