ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO公募価格が決まり、IPO(新規上場)抽選結果も後期抽選型の楽天証券以外はIPO2社共同主幹事となるみずほ証券と大和証券を中心に各証券会社から発表されています。
<ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO関連過去記事>
・ヒューマンテクノロジーズ(5621)IPO上場承認発表
・ヒューマンテクノロジーズ(5621)IPO(新規上場)初値予想
ヒューマンテクノロジーズ(5621)は公開規模に荷もたれ感があったものの、事業内容が勤怠管理を中心としたクラウドサービスと時流に乗った人気業態で、IPO仮条件も強気な設定となったことからIPO当選後のキャンセルも考慮した上での参加としたところ、一番期待値の高いはずのメイン主幹事のみずほ証券では「補欠当選」となりましたが、サブ主幹事の大和証券と平幹事のSBI証券でそれぞれ「当選」を頂くことができました。
ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO補欠当選画像(みずほ証券)
ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO当選画像(大和証券)
ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO当選画像(SBI証券)
公開価格はIPO新ルールの仮条件上限+20%で決定していますが、先日(12月12日)上場のブルーイノベーション(5597)は初のIPO新ルール適用銘柄(仮条件上限+20%)であったものの、これと言って大きな影響は無く、むしろ公開価格が20%分高くなったことで初値の上ブレ余地が無くなったという見方もできます。
このヒューマンテクノロジーズ(5621)はさらに規模も大きくなり、IPO地合いなども含めて考えると悩ましいところです。とりあえず補欠当選分は辞退すると思いますが、当選分については購入期限が12月18日(月)までなので、それまでにIPO(新規上場)する2~3社の初値結果を見てから決めようと思います。
ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO(新規上場)公募価格
このヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO公開価格はIPO仮条件(940円~1,020円)の最上限価格(1,020円)に20%上乗せしたIPO新ルール「IPOにおける公開価格の設定プロセスの変更」適用の1,224円で決定しております。そして今回の募集は簡易型のグローバルオファリングで、売出株の国内海外販売分の募集割合も以下の通りで決定しています。
売出株2,288,000株の国内海外販売分の最終的な内訳は国内が1,759,100株で、海外は528,900株となり、オーバーアロットメント493,200株を含めた総IPO株数3,781,200株に対する海外配分比率はおよそ14.0%となりました。
上場市場 | 東証グロース |
コード | 5621 |
名称 | ヒューマンテクノロジーズ |
公募株数 | 1,000,000株 |
売出し株数 | 2,288,000株 |
オーバーアロットメント | 493,200株 |
IPO主幹事証券 | みずほ証券 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 楽天証券(100%完全抽選) 大和コネクト証券(委託幹事決定) |
IPO発表日 | 11月17日(金) |
上場日 | 12月22日(金) |
仮条件決定日 | 12月4日(月) |
ブック・ビルディング期間 | 12月6日(水)~12月12日(火) |
公開価格決定日 | 12月13日(水) |
IPO申し込み期間 | 12月14日(木)~12月19日(火) |
上場時発行済株式総数 | 9,100,000株 |
時価総額 | 111.3億円 |
吸収金額 | 46.2億円(国内:39.8億円) |
想定価格 | 940円 |
IPO仮条件価格 | 940円~1,020円 |
公募価格 | 1,224円(仮条件最上限価格+20%上乗せ決定) |
ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO(新規上場)抽選結果
そして管理人の個人的なこのヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO抽選結果は以下の通りとなっております。
IPO幹事証券 | IPO抽選結果 |
みずほ証券(主幹事) | 補欠当選 |
大和証券(主幹事) | 当選 |
SBI証券 | 当選 |
楽天証券(100%完全抽選) | 申し込まず |
大和コネクト証券(委託幹事) | 落選 |
IPO幹事団(シンジケート)の中にはまだ後期抽選型の楽天証券のIPO抽選結果が残っていますが、ひとまずIPO2社共同主幹事のIPO抽選結果が終わったため、このヒューマンテクノロジーズ(5621)の個人的なIPO抽選結果はこれで終了とさせて頂きます。
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