今日もIPO新規上場承認発表はありませんでした。明日以降から月末に掛けて一気に出て来る可能性は否定できませんが、2月7社説は崩れたのかもしれませんね。いずれにしてもある時ない時の差が激しいのは困ったものです。ということで今日も「箸休め記事」となります。
例年同様に昨年(2023年)もまた個人的には補欠当選が多く、1年間でちょうど50回ありました。残念なことにこの数字は当選数(33回)を超えています。なのでもしこの補欠当選がすべて繰り上がっていればなぁなどと妄想をしながら記事を書いています^^;
補欠当選は惜しいという表現をたまにお見掛け致します。管理人自身も「惜しい」とか「あと一歩」などという使い方をする時がありますが、それはあくまでも表現上の話で、補欠当選が繰り上がる可能性は初回に普通に当選するよりも格段に低く、2回も残念な思いをすることから実際には落選よりもヒドい仕打ち(罰ゲーム)と言えるかもしれません。
そこで昨年(2023年)1年間の個人的な補欠当選のIPO銘柄と補欠当選をくれた証券会社、そしてもし繰り上がっていたら利益がいくらになっていたのかを計算してみました。俗に言う取らぬ狸の皮算用というタラレバです。
このような計算をしたところで悔しい思いをするだけで何の意味もありませんが、IPO投資は補欠当選が多く、ほぼ繰り上がらない(購入申し込みしていない銘柄も一部あり)という厳しい現実から補欠当選で喜び過ぎてはいけないということを、特にIPO初心者の方にはお伝えしたく記事にさせて頂きました。
そして今回の補欠当選の中にはSMBC日興証券の「補欠という名の落選」分や三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「次点という名の落選」分などは入れておりません。
IPO銘柄 | 初値売却損益 | 補欠証券会社 |
テクノロジーズ | +265,000円 | 東海東京証券 |
プライム・ストラテジー | +174,000円 | SBI証券 |
プライム・ストラテジー | +174,000円 | SBI証券 |
ハルメクホールディングス | +26,100円 | みずほ証券 |
ハルメクホールディングス | +26,100円 | SBI証券 |
アイビス | +139,100円 | 東海東京証券 |
モンスターラボホールディングス | +33,000円 | 大和証券 |
AnyMind Group | ±0円 | みずほ証券 |
住信SBIネット銀行 | +2,200円 | SBI証券 |
住信SBIネット銀行 | +2,200円 | SBI証券 |
ノバシステム | +86,500円 | みずほ証券 |
ココルポート | +98,500円 | みずほ証券 |
Fusic | +453,000円 | SBI証券 |
トランザクション・メディア | +45,800円 | 松井証券 |
ispace | +74,600円 | 松井証券 |
楽天銀行 | +45,600円 | 大和証券 |
楽天銀行 | +45,600円 | みずほ証券 |
楽天銀行 | +45,600円 | マネックス証券 |
楽天銀行 | +45,600円 | 大和コネクト証券 |
レオス・キャピタルワークス | +43,000円 | SBI証券 |
レオス・キャピタルワークス | +43,000円 | SBI証券 |
ABEJA | +343,000円 | 野村證券 |
シーユーシー | +251,000円 | みずほ証券 |
ブリッジコンサルティンググループ | +281,000円 | SBI証券 |
ノイルイミューン・バイオテック | -4,500円 | SBI証券 |
グリッド | +426,000円 | 野村證券 |
ナレルグループ | -15,000円 | 大和証券 |
ナレルグループ | -15,000円 | 大和コネクト証券 |
トライト | -6,700円 | SBI証券 |
GENDA | -13,300円 | SBI証券 |
GENDA | -13,300円 | SBI証券 |
Laboro.AI | +61,500円 | 大和証券 |
Laboro.AI | +61,500円 | 松井証券 |
ライズ・コンサルティング・G | ±0円 | SBI証券 |
ライズ・コンサルティング・G | ±0円 | SBI証券 |
ジェイ・イー・ティ | -21,000円 | SBI証券 |
オートサーバー | -39,000円 | SBI証券 |
オートサーバー | -39,000円 | SBI証券 |
くすりの窓口 | -12,000円 | SBI証券 |
ケイファーマ | -7,500円 | SBI証券 |
KOKUSAI ELECTRIC | +27,600円 | 野村證券 |
笑美面 | +56,100円 | SBI証券 |
DAIWA CYCLE | +19,000円 | SBI証券 |
QPS研究所 | +47,000円 | SBI証券 |
QPS研究所 | +47,000円 | マネックス証券 |
ブルーイノベーション | +43,900円 | 大和コネクト証券 |
S&J | -3,100円 | 東海東京証券 |
魁力屋 | +42,200円 | 大和証券 |
マーソ | -18,100円 | SBI証券 |
ヒューマンテクノロジーズ | -3,000円 | みずほ証券 |
合計 | +3,319,200円 |
上記は法人口座などでの同一証券同一銘柄の補欠当選も含めています。こうして改めて見るとSBI証券がかなりの数を占めています。怪しいIPO銘柄は補欠をばら撒く傾向があるというのも満更では無さそうですね。
そしてこのすべての補欠当選分が繰り上げとなっていたらというタラレバ計算をするために、初値売却損益も記載しておりますが、実に逃した総利益は上記の通り補欠当選回数50回で3,319,200円と、昨年(2023年)の管理人の実際の当選回数33回で2,214,300円よりも多い数字です。
補欠当選が繰り上がったという話も聞きますし、過去には管理人も繰り上げ当選の経験はありましたが、昨年(2023年)も含めここ数年は一度も繰り上げ当選はしていません。実情はこんな感じで補欠当選の繰上げ当選は決して簡単ではありません。
もちろんこの補欠当選も購入申し込みをしない限り繰り上がることはないので、今後も個人的に補欠当選は購入申し込みをすることになりますが、皆様も過度な期待はせず、繰り上がることはまず無いと思って申し込んだ方が幾分か気持ちが楽になるかと思います。
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