国内5例目となるIEO「エルフトークン(ELF)」のIEO抽選結果が出ましたが、その前にbitFlyer(ビットフライヤー)から抽選日(2月21日)になって「抽選・決済・付与の延期」の一報が入り、ネット上では一時的に炎上していましたので、その経緯を備忘録の意味も含めて簡単にご紹介させて頂きたいと思います。
bitFlyer(ビットフライヤー)取り扱いのIEO「エルフトークン(ELF)」についての詳細はお手数ですが、下記の過去記事をご覧下さいませ。
国内5例目となるIEO「エルフトークン(ELF)」の募集が発表されました。昨年からウワサのあったIEOで、発行者は国内初のIEO「Palette Token(PLT)」と同じ株式会社HashPaletteですが、今回はコ …
エルフトークン(ELF)の抽選・決済・付与の延期(2月21日)
IPO新規上場承認発表の記事に追われ、2月21日(水)が、エルフトークン(ELF)のIEO抽選結果であることをすっかり忘れていましたが、翌日2月22日(木)にふと思い出してbitFlyer(ビットフライヤー)の公式サイトに入ったところ、プレスリリース欄に「エルフトークン(ELF Token)の抽選・決済・付与の延期についてのお知らせ」という文章を発見。
現在 HashPalette と bitFlyer の間で協議中の事項があることから、本日予定しておりましたエルフトークン(ELF Token)の抽選・決済・付与につきましては延期させていただくことになりました。
(bitFlyer(ビットフライヤー)公式サイトより一部引用)
募集中に募集の進捗状況など何のアナウンスも無かったので、どこかしら不自然な感じはしていましたが、やはりこんな裏事情があったのかと変に納得してしまいました。
これは「やってしまったな、bitFlyer(ビットフライヤー)」と思いながら自身の管理画面を確認すると、延期にも関わらずエルフトークン(ELF)のIEO申し込み相当額(337,500円)がまだロック(資金拘束)されている状態となっています。これがネットでの炎上理由でもありました。
さすがに延期となるとひとまずロック(資金拘束)は解除しないといけないのでは考えられました。その上にbitFlyer(ビットフライヤー)は出金手数料を取られるので、今回のエルフトークン(ELF)のIEOに申し込むために入金した分に出金手数料が取られるのは納得いかなかったので、bitFlyer(ビットフライヤー)に問い合わせすることにしました。
金融系企業にしては珍しく電話番号の記載があり、問い合わせフォームよりも電話の方が早いと思い、電話をしてみましたが、やはり連絡が殺到しているのか繋がらずで断念。問い合わせフォームからの問い合わせとしましたが、もちろんすぐすぐの返事はありません。
モヤモヤ感はありましたが、これはもうなるようにしかならないと思い、週明けを待つことにしましたが、なんとなく何かしらの変化が無いかと、もう一度、IPO記事の休憩の合間に公式サイトを確認すると、今度はプレスリリース欄に「エルフトークン(ELF Token)の追加情報開示及び抽選・決済・付与実施のお知らせ」なる文章が追加されているのを発見。
エルフトークン(ELF)の抽選・決済・付与の実施(2月22日)
ユーザーから苦情の連絡が殺到したのでしょうか、長引いていた協議がわずか1日で解決。1日遅れとはなりましたが、抽選を実施するとのアナウンスがありました。このスピード感はbitFlyer(ビットフライヤー)からすると想定内で、これがロック(資金拘束)を解除しなかった理由なのかもしれませんね。
協議が長引いたことから、昨日 2024 年 2 月 21 日(水)に予定されていたエルフトークン(ELF Token)の抽選・決済・付与を延期させていただいておりましたが、本日 2024 年 2 月22 日(木)時点で HashPalette 及び HashPort との間でロックアップに関する条件について合意に達し、契約を締結する運びとなったことから、延期していた抽選・決済・付与を本日より順次実施することをお知らせします。
(bitFlyer(ビットフライヤー)公式サイトより一部引用)
当初からホワイトペーパーにはロックアップの記載があり、プレスリリース内には販売総額である12.5億円を超えるIEO申し込みがあったとの記載があったものの、実際フタを開けると予想外にIEOの申し込み数が少なかったことから、急遽ロックアップ数を増やすなどの協議に入ったのでは?と変に勘ぐってしまいます。
協議が長引いたとありますので、ロックアップに関する協議は以前から行っていたのかもしれませんが、アナウンス通り十分な申し込みが入っていたのであれば、わざわざこのタイミングでロックアップの協議をする必要も無いのではと思ってしまいます。もちろんこれは管理人の勝手な憶測です。
一応、エルフトークン(ELF)の販売結果に関する開示情報を確認すると、少なくとも募集額の満額(手数料込み13.5億円)は集まったようです。残念ながら申し込み総額の記載は無いので、人気度合いはわかりません。
エルフトークン(ELF)のIEO抽選結果
そして肝心の管理人のエルフトークン(ELF)のIEO抽選結果は以下の通りとなります。冒頭内の過去記事(追記)の通り、当初は100口(手数料込み675,000円分)の申し込みを予定しており、70万円の入金をしていましたが、募集状況など途中経過のアナウンスも無く、人気度合いがまったく掴めなかったため50口(手数料込み337,500円分)に減らしての申し込みとしています。
当選数は38口(手数料込み256,500円分)で、申し込み数に対して76%の当選口数となりました。読者様から頂いた情報やSNSなどの情報を見たところ70%~80%程度の配分割合が多かったようです。販売総額(12.5億円)を超えるIEO申し込みがあったことはひとまず納得です。
ただ、GMOコインが取り扱った国内第2号IEO「FCRコイン」もおおむね70%程度での配分割合でしたが、結果はIEO割れとなっているため、不安な状況ではありますね。あとはbitFlyer(ビットフライヤー)のチカラやロックアップがどの程度機能するのかでしょうか。
ロックアップ数が増えたことで売り圧力が減ったと素直に捉えて良いのか、人気が無かったことから急遽ロックアップ数を増やしたと考えて良いのかはわかりませんが、とりあえず上場日(2024年2月22日~3月31日の期間中に決定)を楽しみに待っておきます。
まだ上場日は決まってないのですが^^;
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