グリーンモンスター(157A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(920円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

グリーンモンスター(157A)の上場日とIPO申込期間

グリーンモンスター(157A)の上場日は2024年3月29日(金)で、マテリアルグループ(156A)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっております。

このグリーンモンスター(157A)のIPO申し込み期間は3月13日(水)~3月19日(火)となっており、IPO申し込み期間ラッシュ終盤戦となりますが、まだ他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため油断せず、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

グリーンモンスター(157A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

グリーンモンスター(157A)のIPO(新規上場)初値予想

グリーンモンスター(157A)のIPO想定価格は920円となっているため、現時点では公募価格の1.6倍~2.1倍程度の初値形成になるのではないかと、やや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。

なお、このグリーンモンスター(157A)のIPO仮条件は明日3月11日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

グリーンモンスター(157A)の事業内容

グリーンモンスター(157A)の事業内容は体験型投資学習支援事業ということで、FXデモトレードアプリ「FXナビ」、マネープランシミュレーションアプリ「トウシカ」、株式投資デモアプリ「株たす」など体験型投資学習アプリシリーズの開発及び運営を行っています。

このグリーンモンスター(157A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

グリーンモンスター(157A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

グリーンモンスター(157A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格920円としてオーバーアロットメント含め10.5億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。

IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,000枚と多くなく少なくもなくと言ったところです。IPO主幹事はみずほ証券で単価が1,000円未満となるため、200株1セット配分になると思っていましたが、情報戦略テクノロジー(155A)同様にホットイシュー扱いなのか、通常通り100株1セット配分となっているため、IPO当選の確度は簡単ではないものの悲観的なレベルでは無さそうです。

グリーンモンスター(157A)IPOみずほ証券

そして今回もこのグリーンモンスター(157A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が体験型投資学習支援事業(投資学習型アプリの運営など)と、新NISAスタートや日経平均株価史上初の4万円超えなど、投資未経験者や投資初心者の方でも興味魅かれるニュースが飛び交う状況となっており、投資の勉強をしたいと考えている方も多いようで、業態的にはまさに追い風が吹いている状態です。

業績も売上収益ともに堅調に推移しており、株価設定に割高感は無く、公開規模はIPO想定価格(920円)ベースで10.5億円と軽量サイズ、単価も個人投資家が買いやすい低位株設定となっています。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開価格の1.5倍となればロックアップ解除され売却可能となるベンチャーキャピタルの保有株が460,000株あり、ひとまず公開価格の1.5倍が意識され、警戒感が高まる可能性はありそうです。

そしてグリーンモンスター(157A)の上場日はいよいよIPOラッシュ最終戦の3月29日(金)となり、マテリアルグループ(156A)と2社同日上場、この週は25日(月)から28日(木)の間で10社が上場するという非常にタイトスケジュールをこなした後となるため、買い疲れの影響が出ている可能性もあります。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
マテリアルグループ58.4億円東証グロース野村證券
グリーンモンスター10.5億円東証グロースみずほ証券

もはやここまで来るとIPOラッシュで地合いがどうなるかと言った「IPO地合い次第」といった面が強くなってしまいますが、IPOラッシュ最終戦の軽量案件となることから初値は好スタートとなるのではないかと考えています。よって管理人の個人的なこのグリーンモンスター(157A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加の方向で行く予定です。

グリーンモンスター(157A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのグリーンモンスター(157A)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事8,500枚85.0%
楽天証券100%完全抽選500枚5.0%
松井証券前受け金不要500枚5.0%
マネックス証券100%完全抽選300枚3.0%
SMBC日興証券100枚1.0%
SBI証券50枚0.5%
岡三証券25枚0.25%
極東証券25枚0.25%
岡三オンライン委託幹事決定?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,500枚あります。

積極的にこのグリーンモンスター(157A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるみずほ証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(楽天証券松井証券マネックス証券SBI証券)も入っており、SBI証券以外は三桁レベルの持ち分があるため、狙えない数字では無さそうです。

グリーンモンスター(157A)のIPO仮条件決定

グリーンモンスター(157A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:920円
IPO仮条件:920円~980円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.5億円~11.2億円となりました。

尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありません。

グリーンモンスター(157A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

グリーンモンスター(157A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,500円~1,800円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても参加で変更ありません。

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