ハンモック(173A)のIPO(新規上場)初値が付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。朝方の日経平均株価や東証グロース指数などは昨日の米国株の弱い流れを引き継ぐ形となり、直近IPOも冴えない展開となっていたことから予想以上に弱いスタートとなりました。
ハンモック(173A)のIPO初値結果
公募価格 | 2,060円 |
初値価格 | 2,160円(9時08分) |
初値売却益 | +10,000円 |
初値売買代金 | 9.5億円 |
初値出来高 | 442,200株 |
4月11日終値 | 2,101円 |
市場開場直前(8時59分)のこのハンモック(173A)のフル板の合致点は2,196円(初値売買代金:8.5億円)となっていたので、およそ36円ほど下げた2,160円(初値売買代金:9.5億円)での初値形成となりました。初値売りで+10,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
ただ、事前初値予想は2,600円や3,100円にあったので期待通りではなく拍子抜け感は否めません。しかし今回は初値天井とはならず、初値形成後はしばらくもみ合ったものの、上値を目指す展開となり、9時30分には高値2,331円(初値比:+171円)を付けました。
さすがに中型案件となる上にこの不安定なIPO地合いなので、ストップ高を求めるのは贅沢かと思いますが、初値が騰がらなかった分の埋め合わせぐらいはと期待していたところ、前場の高値2,331円を最後に、ズルズルと下げる展開となってしまいました。チャートを見るとまたしてもIPO地合いが悪い時によく見掛ける右肩下がりのチャートとなっています。
ハンモック(173A)IPO5分足チャート(2024年4月11日)
終値は初値価格(2,160円)を59円下回る2,101円と安値圏での取引終了となっており、本日1日の出来高は3,801,100株で、OA含めた公開株数(1,526,000株)の2.5回転程度しか回っていませんが、新興市場自体が弱かった影響もあり、東証グロース市場の出来高ランキングは5位と上位に食い込んでいます。
ハンモック(173A)のIPOセカンダリ
IPOセカンダリ参戦予定はありませんでしたが、寄り前気配を見ると今回も事前予想よりも低い位置での着地となりそうだったので、ワンチャン狙いで参戦を試みようと思い、急ぎいつも使っているツール(HYPER SBI 2)を立ち上げようとしたのですが、まさかのバージョンアップで時間が掛かってしまい間に合いませんでした。
仮に間に合っていたとしたら、先日(4月8日)上場のイタミアート(168A)のIPOセカンダリ損失分(-10,000円)だけでも取り戻したいと思っていたので、売り指値は欲張らず2,260円、逆指値は2,100円に置くつもりだったため、取り戻せていた計算になります。もちろんすべてタラレバですが^^;
それにしても最近はIPO株の争奪戦が激しく、なかなか当選の二文字が拝めません。やっとのことで苦労して手に入れたIPO株の初値がこのような結果となると、手元にIPO株が無くてもIPO愛好家としては残念な気持ちになってしまいます。
今のIPO地合いでは残る2社(レジル、コージンバイオ)で当選の二文字が拝めたとしても、3月IPOのような過度な期待は持たない方が良いかもしれませんね。これまた当選できればのタラレバですが。
IPO歴17年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPO投資にオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。