ロゴスホールディングス(205A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,290円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ロゴスホールディングス(205A)の上場日とIPO申込期間
ロゴスホールディングス(205A)の上場日は2024年6月28日(金)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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このロゴスホールディングス(205A)のIPO申し込み期間は6月13日(木)~6月19日(水)となっており、IPO申し込みラッシュは超えたものの、まだ他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが微妙にあるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
ロゴスホールディングス(205A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ロゴスホールディングス(205A)のIPO想定価格は2,290円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと、公募割れも視野に入った弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このロゴスホールディングス(205A)のIPO仮条件は来週6月12日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ロゴスホールディングス(205A)の事業内容
ロゴスホールディングス(205A)の事業内容はデジタルマーケティング集客およびDXによる効率的なオペレーションを活用した注文住宅事業ということで、住宅販売事業を核に「注文住宅事業」「DX支援事業」「オフショア開発事業」を統括し、持株会社としてグループの経営管理、それに関連する業務及びシェアードサービスの考え方に基づき管理部門・マーケティング等の業務を行っています。
このロゴスホールディングス(205A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ロゴスホールディングス(205A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はIPO新規上場承認発表が1社ありました。 今日は週末(金曜日)という …
ロゴスホールディングス(205A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ロゴスホールディングス(205A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,290円としてオーバーアロットメント含め36.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。
IPO募集株数は公募株及び売り出し株(OA含む)合わせて1,605,800株と比較的多めにありますが、今回の募集は簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売(未定)や12.9億円相当の親引けもあるため、国内分の募集株は減少します。IPO主幹事も店頭型証券(SMBC日興証券)となるため、IPO株の当選はそう簡単では無さそうです。
そして今回もこのロゴスホールディングス(205A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が注文住宅事業と人気業態ではないものの、株価設定に割高感も無く、業績も堅調に推移しています。北海道を中心に事業を展開しており、住宅建築確認申請数や住宅着工数では業界No.1の実績を持っています。
公開規模はIPO想定価格(2,290円)ベースで36.7億円と荷もたれ感があるものの、簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売(未定)や親引け(12.9億円分)もあり、海外配分割合を2割程度と仮定して差し引くと18億円程度まで縮小される可能性があります。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては業種が建設業と不人気セクターで事業内容も注文住宅事業と派手さはありません。売り出し中心のIPOで公開価格の1.5倍となればロックアップ解除されるベンチャーキャピタルの保有株も200万株ほどあり、オファリング・レシオおよそ41.0%のファンドの出口(イグジット)案件であることも加味すると上値は重そうです。
不人気業態で中規模サイズの出口(イグジット)案件となると、よほどIPO地合いが好転しない限りは厳しいスタートとなりそうな気がします。よって管理人の個人的なこのロゴスホールディングス(205A)のIPO参加スタンスはIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からの申し込み以外はスルーとなりそうです。
ロゴスホールディングス(205A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのロゴスホールディングス(205A)のIPO株(公募株及び売り出し株)13,964枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 12,568枚 | 90.0% |
野村證券 | 349枚 | 2.5% |
大和証券 | 279枚 | 2.0% |
SBI証券 | 209枚 | 1.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 209枚 | 1.5% |
北洋証券 | 140枚 | 1.0% |
東海東京証券 | 70枚 | 0.5% |
静銀ティーエム証券 | 70枚 | 0.5% |
ちばぎん証券 | 70枚 | 0.5% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,094枚あります。
積極的にこのロゴスホールディングス(205A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の少ない店頭型証券が多いものの、抽選割合の多いネット証券(SBI証券、楽天証券)も入っており、それぞれ二桁レベルの持ち分があるため、狙えない数字では無さそうです。
ロゴスホールディングス(205A)のIPO仮条件決定
ロゴスホールディングス(205A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,290円
IPO仮条件:2,190円~2,290円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は35.1億円~36.7億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありませんでした。
ロゴスホールディングス(205A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ロゴスホールディングス(205A)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,100円~2,290円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価からE級評価に格下げ変更と致しますが、IPO参加スタンスについてはIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券のみ参加で変更はありません。
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