PRISM BioLab(206A)のIPO(新規上場)初値が付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。7月IPOの幕が開けたわけですが、IPOにとっては最高の形での幕開けとなりました。
PRISM BioLab(206A)のIPO初値結果
公募価格 | 450円 |
初値価格 | 489円(9時16分) |
初値売却益 | +3,900円 |
初値売買代金 | 5.8億円 |
初値出来高 | 1,186,800株 |
6月28日終値 | 569円(ストップ高) |
市場開場直前(8時59分)のこのPRISM BioLab(206A)のフル板の合致点は480円(初値売買代金:3.9億円)となっていましたが、およそ9円ほど吊り上げられた489円(初値売買代金:5.8億円)での初値形成となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
初値売買代金は5.8億円とやや低調ではあったものの、公募価格同値が市場コンセンサスだったことを思えば、物足りなさは否めませんが、まだ健闘した結果と言えるでしょうか。IPO地合いが改善方向であったこともあると思いますが、やはり今年(2024年)のバイオ銘柄はVeritas In Silico(130A)Chordia Therapeutics(190A)含め、強い動きが見られます。
しかもこのPRISM BioLab(206A)は初値だけでなく、初値形成後もわずか7分でストップ高(+80円)に到達し、張り付いた状態で売買が行われ、一度も剥がれることなく、取引終了となっています。公開価格の1.5倍(675円)となればVC爆弾が落ちて来る可能性はありましたが、まだ100円以上も手前にある状態だったので、IPOセカンダリ参戦組としては安心材料に繋がったのかもしれませんね。
明日の値幅制限は株価700円未満の場合は100円となりますが、本日の終値569円に100円を足してもまだ669円です。ベンチャーキャピタルのロックアップ解除水準となる公開価格の1.5倍(675円)まで届かないため、明日もストップ高となる可能性はありそうです。今のところIPO株取得組もIPOセカンダリ組も利益が出る理想の展開となっていますね。
PRISM BioLab(206A)IPO5分足チャート(2024年7月2日)
終値は初値価格(489円)を80円上回る569円とストップ高での取引終了となっており、本日1日の出来高は2,938,600株で、OA含めた公開株数(4,600,000株)の0.6回転程度しか回っていませんが、ストップ高となっているため出来高が伸びないのは仕方ありませんね。それでも特買いにならず、ストップ高水準でちょこちょこ約定を繰り返していたので、東証グロース市場の出来高ランキングは13位と、比較的上位に食い込んでいるように思います。
PRISM BioLab(206A)のIPOセカンダリ
公募割れとなれば援護射撃としてIPOセカンダリ参戦も考えていましたが、堅調スタートとなったため、IPOセカンダリ参戦はしておりません。いつもながらこういうときに限ってストップ高かぁと、センスの無い自分を恨めしく思うところです><
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