フィットイージー(212A)のIPO(新規上場)初値が無事に付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。結果から申し上げますと初値は良しでしたが、セカンダリは悪しという微妙な展開となりました。タイミー(215A)の前哨戦としては微妙なところでしょうか。
フィットイージー(212A)のIPO初値結果
公募価格 | 990円 |
初値価格 | 1,213円(9時43分) |
初値売却益 | +22,300円 |
初値売買代金 | 23.3億円 |
初値出来高 | 1,926,300株 |
7月23日終値 | 1,121円 |
市場開場直前(8時59分)のこのフィットイージー(212A)のフル板の合致点は1,200円(初値売買代金:15.9億円)となっていましたが、およそ13円ほど吊り上げられた1,213円(初値売買代金:23.3億円)での初値形成となりました。初値売却率はおよそ39.0%、初値売りで+22,300円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
銘柄自体は不人気業態とまでは行かないまでも可もなく不可もなくといった内容で、売り出し株中心の中規模案件、株式市場も全体的に調整局面にあり、一部の初値予想会社では不安視されていましたが、業績規模も大きく機関投資家好みの案件だったこともあってか、初値売買代金は20億円を超え、初値しっかりのスタートとなりました。
ただ、全体相場が方向感を失う中で見送りムードも強く、更なる上値を目指す展開とはなりませんでした。初値形成後の上昇の勢いも短く、およそ2分後(9時45分)に付けた高値1,275円(初値価格+62円)で失速。以降は急落となり、そのまま低空飛行で終始初値価格以下で泣かず飛ばずの流れとなりました。
手元に自身のIPO当選株もありましたが、冒頭の通りどちらかと言うとタイミー(215A)の前哨戦という見方をしていたので、ひとまず初値という点をクリアしたことでホッとしていますが、セカンダリが振るわなかったのは何とも微妙な心境です。せめて初値価格(1,213円)超えで大引けを迎えてほしかったと思うところです。
フィットイージー(212A)IPO5分足チャート(2024年7月23日)
終値は初値価格(1,213円)を92円下回る1,121円での取引終了となっており、本日1日の出来高は10,237,700株で、OA含めた公開株数(4,945,000株)の2.0回転程度と中規模案件の割にはそれなりに回っている印象で、東証スタンダード市場の出来高ランキングも4位に入っています。
フィットイージー(212A)のIPOセカンダリ
市場開場前から初値売買代金が二桁億円に乗っており、機関投資家などの参戦が確認できたことから、自身のIPO当選株数と同数の200株だけIPOセカンダリに参戦しました。
ただ、さすがに規模が大きいため大幅な上昇は見込めないと考え、欲張らず購入後すぐ+50円で指値注文を出したところ1分も経たないうちに約定となりました。200株購入していたのでちょうど50円×200株の+10,000円の利益で、IPO当選(200株)の初値売却分と合わせて+54,600円の利益となりました。振り返れば今回は何かと運に恵まれたようです。
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