Aiロボティクス(247A)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(8月23日)IPO新規上場承認発表された3社のうちの3社目となります。この調子だとまた来週早々にでも27日(金)分や30日(月)分のIPOが出て来るかもしれませんね。

IPO新規上場承認発表3社2024.8.23

当記事はAiロボティクス(247A)のIPO詳細記事となりますが、残る2社のキッズスター(248A)とアスア(246A)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いておりますので、ご参考にして頂けますと幸いです。

Aiロボティクス(247A)の上場日は2024年9月27日(金)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

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Aiロボティクス(247A)のIPO(新規上場)情報

設立:2005年10月24日
業種:化学
事業の内容:自社開発のAIシステムを用いた、スキンケア商品・美容家電等の企画・開発及び販売

Aiロボティクス(247A)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード247A
名称Aiロボティクス
公募株数230,000株
売出し株数1,089,000株
オーバーアロットメント197,800株
IPO主幹事証券SBI証券
IPO引受幹事証券岡三証券
SMBC日興証券
大和証券
あかつき証券
岩井コスモ証券
極東証券
松井証券前受け金不要
マネックス証券100%完全抽選
SBIネオトレード証券委託幹事決定
岡三オンライン委託幹事決定
大和コネクト証券委託幹事決定
IPO発表日8月23日(金)
上場日9月27日(金)
仮条件決定日9月6日(金)
ブック・ビルディング期間9月10日(火)~9月17日(火)
公開価格決定日9月18日(水)
IPO申し込み期間9月19日(木)~9月25日(水)
上場時発行済株式総数11,364,000株
時価総額181.8億円~189.7億円
吸収金額24.2億円~25.3億円
想定価格1,600円~1,670円(160,000円~167,000円必要)

そしてこのAiロボティクス(247A)のIPO主幹事はSBI証券となっているため、グループ会社となるSBIネオトレード証券がすでにIPO委託幹事(裏幹事)入り決定となっており、IPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券大和証券も入っているため、それぞれグループ会社となる岡三オンライン大和コネクト証券IPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。

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Aiロボティクス(247A)のIPO(新規上場)事業内容等

Aiロボティクス(247A)は女性向けのライフスタイルに関する動画配信サービスの運営及び当該サービスを通じた消費者に対する広告配信を主たる事業としています。

当該サービスの運営及び広告業務を通じて、広告主であるクライアントの新規顧客獲得のニーズや、広告の費用対効果に対するニーズに対応するため「AIマーケティング事業」及びAIシステム「SELL(セル)」の開発を行っていましたが、「D2Cブランド事業」の拡大に伴い、今後の業績の向上と採算性を勘案し、経営資源の選択と集中を検討した結果、「AIマーケティング事業」のリソースを「D2Cブランド事業」へシフトすることを決定しています。

Aiロボティクス(247A)IPO事業の内容

AIマーケティング事業」で開発していた「SELL(セル)」については、蓄積したノウハウやデータを自社ブランドのマーケティングに活用し、さらには「D2Cブランド事業」に関わる機能拡張を行い、両事業の相乗効果により自社ブランドの成長を推進しており、「D2Cブランド事業」における「SELL(セル)」の活用領域は以下の通りとなっています。

Aiロボティクス(247A)IPO D2Cブランド事業

【手取金の使途】
手取概算額335,966千円については、①人材採用費としてとして119,961千円(2025年3月期に17,684千円、2026年3月期に36,441千円、2027年3月期に65,836千円)、②増員に伴う人件費として216,005千円(2025年3月期に14,681千円、2026年3月期に98,383千円、2027年3月期に102,941千円)に充当する予定であります。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(AiロボティクスのIPO目論見書より一部抜粋)

Aiロボティクス(247A)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

Aiロボティクス(247A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,600円~1,670円としてオーバーアロットメント含め24.2億円~25.3億円と規模的に東証グロース市場への上場としてはで中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。IPO募集株数は公募株及び売り出し株(OA分)合わせて1,516,800株とやや多めにあります。

上述の通りAiロボティクス(247A)の事業内容は自社開発のAIシステムを用いた、スキンケア商品・美容家電等の企画・開発及び販売ということで、独自開発のAIシステム「SELL」を軸に、D2C商品の企画開発、マーケティング、CS、物流、倉庫在庫管理からCRMまで、一気通貫で分析を行いLTV(顧客生涯価値)を最大化しています。

社名が「Aiロボティクス」なので、ゴリゴリのAI関連銘柄かと思いましたが、中身はAIでもなく、ロボットでもなく、ほぼスキンケアブランド「Yunth」及び美容家電ブランド「Brighte」などの商品開発及び販売ですね。その販売過程の中でAIを使ったマーケティングを行っているという感じでしょうか。セクターも「化学」となっているので、純粋なAI関連銘柄と言うには厳しいように思います。

Aiロボティクス(247A)IPO事業系統図

沿革を見ると2020年7月にHowTwo株式会社から今のAiロボティクス株式会社に社名変更しています。この頃はまさにIPO市場はAI全盛期で、2018年4月上場の伝説のHEROZ(4382)に始まり、同年12月上場のKudan(4425)、2019年12月上場のAI inside(4488)、そして2020年9月上場のヘッドウォータース(4011)と、AI関連銘柄と聞くだけで買いが殺到していたのが懐かしいですね。もしかするとIPO(新規上場)を見据えて社名変更を行ったのでしょうか。

Aiロボティクス(247A)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株が6社4,538,000株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで6社それぞれ15%づつの計680,700株を放出しますが、まだ3,857,300株が残ります。6社ともに90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。ちなみに音楽プロデューサーの秋元 康氏の名前もあり、同じく15%(63,000株/420,000株)放出しています。

今回のIPO(新規上場)に際する募集株の内訳は公募株230,000株に対して売り出し株(OA除く)は1,089,000株で売り出し比率はおよそ4.7倍、売り出し株の放出人の中にはベンチャーキャピタル(ファンド)も多数あることから、ファンドの出口(イグジット)案件感はあるものの、OA含めたオファリング・レシオはおよそ13.3%と警戒レベルではありません。

業績はグロースらしく売上収益とも右肩上がりで絶好調となっており、成長への期待値は高そうですが、無理矢理AIにこじつけている感が強く、IPO想定価格もわざわざ幅を持たせた設定となっており、探っている感もあります。上場日は9月27日(金)で今のところは単独上場ですが、来週になれば追加される可能性もあり、上場日前日は4社同日上場と過密スケジュールとなっている点も気掛かりです。

Aiロボティクス(247A)の公開規模はIPO想定価格(1,600円~1,670円)ベースで24.2億円~25.3億円と中規模サイズで、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となるベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株が380万株ほどあり、初値上昇となっても1.5倍を超えるのは厳しいと考えられます。ひとまずの初値評価はD級評価が妥当でしょうか。

どこかしら判断に迷うIPO案件に感じるため、とりあえず現時点の管理人の個人的なこのAiロボティクス(247A)のIPO参加スタンスは中立で、今後の仮条件設定や大手初値予想会社の見解などを見てから決めたいと思います。IPO主幹事はSBI証券となりますが、今のところIPOチャレンジポイントを使用する予定はありません。

Aiロボティクス(247A)のIPO(新規上場)業績等

Aiロボティクス(247A)のIPO経営指標
Aiロボティクス(247A)IPO経営指標

Aiロボティクス(247A)のIPO売上高及び経常損益
Aiロボティクス(247A)IPO売上高及び経常損益

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