Schoo(264A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(580円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Schoo(264A)の上場日とIPO申込期間

Schoo(264A)の上場日は2024年10月22日(火)~10月28日(月)のいずれかの日(上場日可変タイプ)で、最短日程(10月22日)で決まれば単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

このSchoo(264A)のIPO申し込み期間は最短10月3日(木)~最長10月16日(水)となっており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが多少あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。

それとこのSchoo(264A)のIPO申し込み期限は最長10月16日(水)までとなっていますが、IPO新ルール適用(上場日可変タイプ)銘柄となるため、IPO申し込み期限が最短で10月9日(水)までに前倒しで短縮される可能性がある点も注意が必要です。

Schoo(264A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

Schoo(264A)のIPO(新規上場)初値予想

Schoo(264A)のIPO想定価格は580円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このSchoo(264A)のIPO仮条件は10月2日(水)~10月8日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

Schoo(264A)の事業内容

Schoo(264A)の事業内容は個人・法人向けオンライン動画学習サービスの提供ということで、法人向けオンライン研修サービス「Schoo for Business」、個人向けオンライン学習サービス「Schoo for Personal」、教え手向けクラウドベースの学習管理プラットフォームサービス「Schoo Swing」などのSchooサービスを提供しています。

Schoo(264A)IPO事業概要

このSchoo(264A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

Schoo(264A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

Schoo(264A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格580円としてオーバーアロットメント含め36.1億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。

IPO募集株数は公募株及び売り出し株(OA含む)合わせて6,237,100株と多めにあり、海外投資家への販売などもありませんが、IPO主幹事はマンモス野村となる上に200株1セット配分となっているため、IPO株の当選確度はそれほど高くは無いかもしれません。

Schoo(264A)IPO野村證券200株1セット配分

そして今回もこのSchoo(264A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が個人・法人向けオンライン動画学習サービスの提供と時流に乗ったビジネスモデルとなっており、業績も赤字続きだったものの、今期(13期:2024年9月期)は微益ながらも黒字化する予想で、来期(14期:2025年9月期)に至っては大幅な増収増益予想を発表しているため成長への期待はありそうです。

単価は個人投資家が買いやすい低位株設定となっており、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)など既存株主にはロックアップもしっかり掛かっているため上場時のIPO株取得組以外の余計な売り圧力は無く、IPO主幹事が営業力に定評のある野村證券となっていることも安心材料に繋がりそうです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(580円)ベースで36.1億円と中型で、売出放出人にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)が多く、中には全株手放すところもあり、OA含めたオファリング・レシオはおよそ53.7%と危険水準にあるファンドの出口(イグジット)案件となります。

上場日可変タイプとなりますが、これまで通り最短日程(10月22日)で決まれば単独上場、公開規模は中規模サイズで需給面での不安はあるものの、業績急拡大予想で余計な売り圧力も無いことから、管理人の個人的なこのSchoo(264A)のIPO参加スタンスは一部参加野村證券SBI証券)で行く予定で考えています。

Schoo(264A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのSchoo(264A)のIPO株(公募株及び売り出し株)54,236枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券(主幹事48,813枚90.0%
SMBC日興証券2,712枚5.0%
SBI証券1,356枚2.5%
楽天証券100%完全抽選542枚1.0%
松井証券前受け金不要271枚0.5%
マネックス証券100%完全抽選271枚0.5%
岡三証券271枚0.5%
岡三オンライン委託幹事?枚?%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が8,135枚あります。

積極的にこのSchoo(264A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる野村證券からのIPO申し込みは外せませんが、平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券)も入っており、いずれも三桁レベルの持ち分があるため、狙えない数字ではありません。

Schoo(264A)のIPO仮条件決定

Schoo(264A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:580円
IPO仮条件:630円~690円

IPO想定価格よりも窓開けで上ブレとなる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は39.2億円~43.0億円となりました。

尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記が無いため仮条件の上限突破はありません。

Schoo(264A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

Schoo(264A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

800円~900円

IPO仮条件が窓開けで強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても一部参加で変更はありません。

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