ラクサス・テクノロジーズ(288A)のIPO(新規上場)初値が無事に付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。12月は3社中2社が公募割れスタートとなっていたので予断を許さない状況でしたが、しっかり公募価格を上回ってのスタートとなっています。
ラクサス・テクノロジーズ(288A)のIPO初値結果
公募価格 | 281円 |
初値価格 | 426円(10時25分) |
初値売却益 | +14,500円 |
初値売買代金 | 19.3億円 |
初値出来高 | 4,543,500株 |
本日終値 | 377円 |
市場開場直前(8時59分)のこのラクサス・テクノロジーズ(288A)のフル板の合致点は380円(初値売買代金:7.8億円)となっていましたが、およそ46円ほど吊り上げられた426円(初値売買代金:19.3億円)での初値形成となりました。
公開価格の約1.51倍着地で、OA含めた公開株数に対する初値売却率はおよそ52.8%、初値売りで+14,500円の利益となりますが、IPO主幹事のみずほ証券は300株1セットで配分していたので、みずほ証券でIPO当選された方は3倍の43,500円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
全体相場軟調の中の中規模IPO案件ではありましたが、低位株効果も手伝ってかしっかりとした初値形成となりました。初値形成時の出来高も二桁億円に乗せており、中規模IPO案件ではあったもののまずまずといったところでしょうか。
ただ、初値形成前の寄る寄る詐欺により持ち上げられた株価だったことからか、高値は初値形成直後に付けた436円(初値価格+10円)までしかなく、ほぼ初値天井となり、あとはズルズルと下げる展開で、本日の安値は15時08分にストップ安(346円)目前の349円まで下げる場面もありました。依然としてIPOセカンダリは盛り上がっていません。
ラクサス・テクノロジーズ(288A)IPO5分足チャート(2024年12月13日)
終値は初値価格(426円)を49円下回る377円での取引終了となっており、本日1日の出来高は22,883,800株で、OA含めた公開株数(8,593,200株)と低位株効果が功奏してか、2.6回転程度回っており、東証グロース市場の出来高ランキングも2位と上位入賞となっています。
ラクサス・テクノロジーズ(288A)のIPOセカンダリ
低位株ということでIPOセカンダリ参戦を考えていましたが、結構な寄る寄る詐欺が起きてしまったため、見送りとしています。
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