デジタルグリッド(350A)のIPO新規上場初値が無事に付きましたので、簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。

昨晩はまたしても米トランプ大統領がFRB(連邦準備制度理事会)に利下げするよう求めたSNS投稿をキッカケに米国株市場は急落となり、一時は1,300ドル以上下落する場面もありました。

終値こそ-971.82ドルまで下げ幅を縮小していますが、この米国株下落の影響を受け、IPO市場含め日本の株式市場も厳しいスタートになるかと思いきや、デジタルグリッド(350A)は予想に反して好スタートとなっています。

デジタルグリッド(350A)のIPO初値結果

公募価格4,520円
初値価格5,310円(9時34分)
初値売却益+79,000円
初値売買代金43.7億円
初値出来高824,100株
本日終値6,040円

市場開場直前(8時59分)のこのデジタルグリッド(350A)のフル板の合致点は5,000円(初値売買代金:21.6億円)となっておりましたが、およそ310円ほど持ち上げられた5,310円(初値売買代金:43.7億円)での初値形成となりました。

公開価格の約1.17倍着地で、OA含めた公開株数に対する初値売却率はおよそ39.2%、値がさ株だったこともあり早めの着地でしたが、初値売りで+79,000円の利益となります。市況不安定で公募割れも囁かれる状況の中、果敢に攻めてIPO株にご当選された方はおめでとうございます。

朝起きたときに相場を確認すると米国株が大幅安となっていたので、デジタルグリッド(350A)に救いの手は現れなかったのかと思いましたが、市場開場前時点から気配は買い優勢となっていたので、安心して板を見ることができました。

公開規模も大きく初値が意外高となったことで、初値形成後の値動きは限定的かと思いましたが、強いモノは強いという法則に従い積極的な買いが入り上値追いの展開となりました。前場は高値6,260円(初値比:+950円)まであり、後場も6,290円(初値比:+980円)とストップ高6,310円)の一歩手前まで上昇しています。

デジタルグリッド(350A)IPO5分足チャート(2025年4月22日)
デジタルグリッド(350A)IPO5分足チャート2025.4.22

デジタルグリッド(350A)の終値は初値価格(5,310円)を730円上回る6,040円での取引終了となっており、本日1日の出来高は4,511,000株で、OA含めた公開株数(2,101,000株)のおよそ2.1回転、東証グロース市場の出来高ランキングは10位となっています。

デジタルグリッド(350A)のIPOセカンダリ

手元には100株のIPO当選株があり、公募割れスタートも覚悟していましたが、期待以上の初値に満足してしまったので、IPOセカンダリは参戦していません。

それにしても、アメリカのトランプ大統領は一体何を目指しているのか、私のような庶民にはさっぱりわかりません。関税政策を実行した結果、アメリカの金融市場は株価だけでなく、債券やドルまで下落する「トリプル安」を引き起こしています。

挙句の果て、経済の安定運営に努めているFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長に責任を押し付けるとは、さすがに金融市場もビックリでしょうか。素人目にはこれまで順調に成長してきたアメリカ経済を自らの政策で壊しているように見えます。

一刻も早く平穏な市況に戻ってほしいと強く願っています。

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