シンシア(7782)のIPO(新規上場)初値が本日(12月16日)まさか
の公募割れ(-7%)での初値形成となりました。
寄り前気配を見ていましたが、低いときは1,500円までなっていたので
思わず何度も公募価格を見直してしまいました。
おそらくこのシンシア(7782)の公募割れは誰も予想しなかった展開
でしょう。まさかの展開に個人的にもかなり驚いています。
公募価格:2,100円
初値価格:1,950円(9:10初値形成)
初値売却損:-15,000円
本日終値:2,228円
シンシア(7782)IPO日中足・5分足チャート
場中高値2,340円まであったので公募価格は超えることができていますし、
終値も公募価格(2,100円)を上回って引けたのは唯一の救いでしょうか。
来週以降のIPOが少し心配です。悪い影響を与えないと良いのですが。
ちなみに本日(12月16日)は投資法人みらい(3476)というリートの上場
もありましたが、こちらも残念なことに公募割れ(-3%)となっています。
公募価格:183,000円
初値価格:176,000円(9:06初値形成)
初値売却損:-7,000円
本日終値:168,000円
投資法人みらい(3476)IPO日中足・5分足チャート
ただ投資法人みらい(3476)はシンシア(7782)と違って一度も公募
価格を上回ることなく引けてしまいました。
にしてもやはりIPO愛好家としてはシンシア(7782)の公募割れは衝撃
的に感じてしまいます。しかもIPO主幹事がSBI証券だったので、IPO
チャレンジポイントを使用してIPO株をGETしている方も見掛けました。
しかもIPOチャレンジポイントを使用した際の配分数は300株のような
ので、本当に残念です。公募割れした理由はよくわかりませんが、やは
りIPO地合の悪化で初値買い意欲の低下でしょうか。トランプ相場で
大型株堅調というのもあるのでしょうね。
年末にかけてまだIPOが残っていますので、年内にはしっかりIPO復活
劇を見せてほしいところです。