HANATOUR JAPAN(6561)のIPO(新規上場)第一弾初値予想が
IPO想定価格ベース(2,580円)ですが大手初値予想会社より発表され
たようです。
HANATOUR JAPAN(6561)のIPO(新規上場)初値予想
・HANATOUR JAPAN(6561)IPO新規上場承認(過去記事)
HANATOUR JAPAN(6561)のIPO想定価格は2,580円となっているため、
現時点では公募価格の1.0倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと
弱めの初値予想となっており、それに伴い評価も5段階中の上から4番目
のD級評価となっているようです。
このHANATOUR JAPAN(6561)のIPO仮条件は週明け(11月27日)に
決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などに
ついては追加情報が入り次第、いつも通り当記事の最下部に追記致します。
HANATOUR JAPAN(6561)の主な事業内容はインバウンド(外国人の
訪日旅行)旅行事業となっており、テーマ性はあるものの、IPO市場では
特に人気化するようなセクターではありません。
親会社はHANATOUR SERVICE INC.ですでに韓国で上場しています。
そのせいか旅行客の多くは韓国からとなっており、国は違えど形的には
一応はIPO的には毛嫌いされやすい親子上場となります。
しかしながら事業内容どうこうというよりも問題はやはり公開規模です。
IPO想定価格ベース(2,580円)で75.6億円となると東証マザーズ市場への
上場としては大型サイズとなります。
ここまで大型になると話題性のある「ザ・IPO」的な銘柄でないと初値
は厳しいスタートとなる可能性が高いと個人的には思います。
魔の12月第三週IPOラッシュ終盤ということで余計にこの重さに荷もたれ
感を感じてしまいます。HANATOUR JAPAN(6561)の上場日である12
月15日(金)は人気化するであろうイオレ(2334)が同日上場となって
おり、このイオレ(2334)に資金が集中する可能性も高そうです。
よって管理人の個人的なこのHANATOUR JAPAN(6561)のIPO参加
スタンスは当初の予定通り、SBI証券のIPOチャレンジポイント狙いでの
参加のみとし、あとはスルーの方向で考えています。
ちなみにこのHANATOUR JAPAN(6561)のIPO引き受け幹事団は以下
の通りとなっております。
<IPO主幹事証券>
・みずほ証券
<IPO引受幹事証券>
・SMBC日興証券
・SBI証券
・岩井コスモ証券
・エース証券
・岡三証券
・極東証券
・岡三オンライン証券(委託幹事)
<追記>
HANATOUR JAPAN(6561)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,580円
IPO仮条件:1,900円~2,000円
IPO想定価格が最上限以下となる弱気なIPO仮条件設定となりました。
大幅なプライスダウンです。割安感は増したのかもしれませんが、IPO
的には余計に怖く感じます。
<追記>
HANATOUR JAPAN(6561)のIPO仮条件決定後の初値予想が発表され
たようです。
2,000円~2,200円
IPO仮条件が弱気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾も
IPO想定価格時点よりも下ブレした初値予想となっているようです。
評価も変わらずD級評価のままとなっているようです。