神戸天然物化学(6568)がIPO新規上場承認発表されました。
本日はこの神戸天然物化学(6568)と後ほどご紹介させて頂く予定の
日総工産(6569)と2社のIPO新規上場承認発表がありました。
いよいよ3月IPOラッシュの幕開けでしょうか。
上場日は3月15日(木)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場
でも人気の高い東証マザーズ市場への上場でIPO主幹事もIPO愛好家に
は人気の高いSMBC日興証券となっております。
今年(2018年)は年初からSMBC日興証券主幹事IPOが目立ちますね。
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神戸天然物化学(6568)のIPO情報
設立:1985年1月22日
業種:サービス業
事業の内容:有機化合物の受託研究、受託製造・分離精製及び技術開発
上場市場 | 東証マザーズ |
---|---|
コード | 6568 |
名称 | 神戸天然物化学 |
公募株数 | 1,380,000株 |
売出株数 | 888,000株 |
OA | 340,200株 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
引受幹事証券 | 野村證券 SBI証券 エース証券 |
上場日 | 3/15 |
仮条件決定日 | 2/27 |
BB期間 | 2/28~3/6 |
公募価格決定日 | 3/7 |
申込期間 | 3/8~3/13 |
想定発行価格 | 2,340円(234,000円必要) |
IPO株は公募株、売り出し株、OA含めて2,608,200株とそこそこ多いの
ですがIPO幹事団はIPO主幹事含めてわずか4社しかありません。
神戸天然物化学(6568)のIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
神戸天然物化学(6568)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,340円
としてOA含め61.0億円と規模的に東証マザーズIPOとしてはやや大型で
荷もたれ感を感じるサイズとなっています。
神戸天然物化学(6568)の事業内容は有機化合物の受託研究、受託製造
・分離精製及び技術開発となっており、これまたやや専門性が高い業態
となっています。
目論見書によると顧客が製品開発及び製造販売のために行う研究、開発
及び生産活動において必要なサンプルや製品を供給するとともに製造方
法の検討を実施しており、対象としている有機化学品は、主に医薬分野、
情報電子分野で用いる機能性を持った化学品及びその中間体で一般的な
化学品を原料として製造しているとのことです。
正直管理人には何をしている会社なのかイマイチ理解できません^^;
ただIPO的に見るとこの神戸天然物化学(6568)は東証マザーズ上場で
公開規模がIPO想定価格(2,340円)ベースで61.0億円は荷もたれ感を感
じるサイズとなっているため、需給面で見ても余程の付加価値的な要素
が無いと厳しいスタートになりそうな雰囲気を感じます。
大きな売り圧力となるベンチャーキャピタルの保有株はありません。
一昔前の考え方かもしれませんが、地味な業種の漢字社名という点も足
を引っ張る可能性があります。ただ昨年(2017年)末はこういった先入
観に足を引っ張られてしまいたくさんの機会損失となったので、今年も
まだIPO好地合い継続となると悩ましい銘柄となりそうです^^;
とりあえず管理人のこの神戸天然物化学(6568)のIPO参加スタンスは
中立でまずは大手初値予想会社の第一弾初値予想を見てからの検討とな
りそうです。パッと見ではIPO地合いなどを考慮したとしてもC級評価~
D級評価の提示が妥当なところでしょうか。
IPO主幹事は個人的に相性の良いSMBC日興証券ですが、IPO申し込み後
のキャンセルはペナルティ(1カ月間IPOに申し込めなくなる)があるた
め、参加不参加は慎重に決めないといけません。皆さんもご注意下さい。
特に3月はIPOラッシュとなるので注意が必要です。
神戸天然物化学(6568)のIPO業績等
神戸天然物化学(6568)のIPO経営指標
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
神戸天然物化学(6568)のIPO売上高及び経常利益
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。