アイペット損害保険(7323)がIPO新規上場承認発表されました。
上場日は4月25日(水)で残念ながら昨日の記事でご紹介させて頂いたIPO
ベストワンドットコム(6577)と2社同日上場となっています。
昨日も記事でも書きましたが、なぜこれだけIPOの空白期間があるのに
わざわざ2社同日上場なのでしょうか。大安ならまだわかるのですけどね。
親子上場どうのこうのよりも同日上場に懸念を抱いてほしいところです。
冒頭から愚痴で申し訳ございません。
このアイペット損害保険(7323)の上場市場はIPO市場では人気の高い
東証マザーズ市場への上場でIPO主幹事は久しぶりにこれまたIPO愛好家
には人気の高い大和証券となっています。
アイペット損害保険(7323)のIPO情報
設立:2004年5月11日
業種:保険業
事業の内容:ペット保険事業
上場市場 | 東証マザーズ |
---|---|
コード | 7323 |
名称 | アイペット損害保険 |
公募株数 | 450,000株 |
売出株数 | 234,700株 |
OA | 102,700株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | SMBC日興証券 マネックス証券 岡三証券 いちよし証券 SBI証券 岡三オンライン証券(委託幹事) |
上場日 | 4/25 |
IPO仮条件決定日 | 4/6 |
BB期間 | 4/10~4/16 |
IPO公募価格決定日 | 4/17 |
IPO申込期間 | 4/18~4/23 |
IPO想定発行価格 | 2,600円(260,000円必要) |
アイペット損害保険(7323)のIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
アイペット損害保険(7323)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,600円
としてOA含め20.4億円と規模的に東証マザーズIPOとしてはやや大型サイズ
となり少し荷もたれ感を感じるサイズとなります。
アイペット損害保険(7323)の事業内容はペット保険事業と文字通りペット
の保険事業となります。
商品ラインナップとしては犬、猫向けに通院から入院、手術まで幅広くカバ
ーした「うちの子」及び「うちの子プラス」と保険料を抑えた「うちの子ラ
イト」の3タイプのペット医療費用保険とお迎え時の限定商品として鳥、う
さぎ、フェレット向けの「うちの子キュート」の合計4タイプのペット医療
保険の取り扱いがあります。下記の画像をご参照下さい。
アイペット損害保険(7323)の商品ラインナップ
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
個人的に人生でペットを飼ったことがなく、当然ペット保険は使用したこと
がないので金額面については安いのか高いのかはまったくわかりません^^;
ただ知人からはペットが病気になると通常の保険が効かず予想以上に費用が
掛かるという話は聞いたことがあります。それに業績を見る限り需要も増え
つつあるのでしょうね。
初物かと思ったのですが、2010年3月にアニコム ホールディングス(8715)
がすでに東証マザーズに上場を果たしています。2010年の第一号IPOという
好条件も重なって初値は公募価格2,000円に対して2倍となる4,000円で付い
ています。そして2014年6月には東証マザーズから東証一部へと昇格してい
ます。こういった同業の過去実績は好材料となるかもしれませんね^^
アイペット損害保険(7323)は公開規模がIPO想定価格(2,600円)ベース
で20.4億円とやや荷もたれ感を感じるサイズとなってしまいますが、今年
(2018年)の3月のようなIPO地合いであれば難なく吸収できる範囲ではな
いかと思われます。
まずは大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解を見たいとは思いますが
現時点での管理人のこのアイペット損害保険(7323)の個人的なIPO参加
スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。
おおむね評価は公開規模を懸念材料としても最低でもB級評価でしょうか。
期待はしてはいけないのですが、アイペット損害保険(7323)のIPO株数は
公募株及び売り出し株合わせて6,847枚と少なくはなく、IPO主幹事も久し
ぶりの大和証券で個人的には相性が良い証券会社となるのでやはりどうして
も期待度が上がってしまいます^^;
<追記>
岡三オンライン証券がアイペット損害保険(7323)のIPO裏幹事(委託
幹事)に入ったと公式サイトで正式に発表がありました。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン証券公式サイト
アイペット損害保険(7323)のIPO業績等
アイペット損害保険(7323)のIPO経営指標
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
アイペット損害保険(7323)のIPO経常収益及び経常損益
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。