ソフトバンクIPO(上場承認)が発表されてからおよそ一週間が経過し
ました。テレビCMやネット広告、各証券会社でも宣伝しています。
もうこれらソフトバンク上場IPO広告を見ない日はないほどです。

そこでそろそろこのソフトバンクIPOに対する世間の評判や憶測、IPO
申し込みスタンスに関する様々な情報が出て来ましたので、管理人が
感じた雑感も含めて少しまとめてみたいと思います。
あくまでも管理人が感じたことであることをご理解下さい。

<ソフトバンク上場に関するIPO関連過去記事>
ソフトバンク(9434)IPO新規上場承認
ソフトバンク(9434)IPO(新規上場)に当選するためには

ソフトバンクIPO(新規上場)のポジティブ材料

ソフトバンクIPO(上場)CM2

・知名度が高い
・注目度が高い
・多くの証券会社の面子が掛かっている

ソフトバンクIPO(新規上場)のネガティブ材料

ソフトバンクIPO(上場)CM1

・超大型IPO(公開規模:2.6兆円、時価総額:7.2兆円)
・IPO株数の多さ
・親子上場
・再上場案件
・ソフトバンクグループの出口案件
・12月のIPOラッシュの中での上場
・割安感(PER)に乏しい(ソフトバンク:17.0倍、NTTドコモ:13.5
倍、KDDI:9.6倍)
・配当性向85%との表記で顧客を釣っているような雰囲気
(一見高く見えますが業績が下がれば配当も下がるため要注意です)
・海外販売比率の少なさ(約11%)
・政府の携帯電話料金値下げ圧力
・ほぼ店頭取引していな顧客にも営業(管理人にも連絡来ました)
・証券コード9434(串刺し)これは冗談です^^;

ソフトバンクIPO(新規上場)の管理人の雑感

ソフトバンクIPO(上場)CM3

ソフトバンクのIPO新規上場承認発表があった時はやっと来たか。
と、待ちに待ったIPO(新規上場)の登場ということで喜ばしく思っ
ていましたが、色々調べているうちに日に日にその喜びも減少して行
き今となってはネガティブ材料目白押しで、残念ながらソフトバンク
の初値が公募価格を上回るとはとても思えない状況に感じてきました。

もちろんソフトバンクの今の1,500円というのはIPO想定価格なので、
今後ロードショー(機関投資家とのヒアリング)によってIPO仮条件
が決定され最終的に公募価格が決まるという流れとなっているため、
このままソフトバンクのIPO株が1,500円で販売されるとは限りません。

付け加えると個人的には1,500円での決定は無いと見ています。
予想ではソフトバンクのIPO仮条件は1,300円~1,500円となり、公募価
格はその中間値となる1,400円もしくは最下限の1,300円での決定になる
のではないかと勝手に勘ぐっています。
それでもまだ割高かもしれません。

基本的にIPOの公募価格はIPO仮条件の最上限で決まらなくては初値は
厳しいという見解が標準的ですが、ソフトバンクのような大型IPOに限
ってはこの標準的が通用せず戦略的に公募価格を引き下げるということ
はこれまでも多々ありましたのでネガティブな下げではありません。

そしてこれまで管理人もこのソフトバンク以外にも多くの大型IPO、例
えば第一生命保険日本郵政グループ3社などを見て来ました。これら
は実際に個人的にもIPO株を集めて上場するシーンも見ており、それな
りに利益を頂くこともできました。

もちろん利益を得ているということは上記両社ともに上場時は公募割れ
することなく、初値は堅調にスタートしたということです。

当時は世の中の雰囲気もイケイケムードでIPO株をかき集めるだけかき
集めろみたいな空気になっていましたが、実際に騰落率は低かったも
ののかき集めた者勝ちとなり、多くの資産を持っていらっしゃる方は
一撃で数百万円はもちろん数千万円の爆益を得た方もいらっしゃいま
した。個人的にも弱小ながら第一生命保険については数十万円日本
郵政グループ3社
については数百万円の利益を得ることができました。

しかし今回のソフトバンク上場に対しては直感と雰囲気で過去の大型
IPO同様にイケイケムードで攻めても良いのかどうか不安に思っていま
す。もちろん管理人が見てきた大型IPOは他にもありますが、ここまで
ネガティブな情報は流れていなかったように記憶しています。

とは言えこのソフトバンクは過去最大のIPOということで前例が無く、
過去の大型IPOと単純比較するのは難しいかもしれません。

ソフトバンク上場祭りということで盛り上がりは感じますが、ネガテ
ィブ材料が多過ぎて実際に上場したところで初値が公募価格を上回る
かどうか少々疑問に感じています。良くて公募価格と同値とか。

もちろん証券会社の威信(手数料)に掛けて公募割れは避けなくては
いけないと色々裏で作戦や戦略はあると思われますが、はたして2兆円
超という規模を調達でき、公募割れを回避することができるでしょうか。

まだまだソフトバンクの上場まで1ヵ月近くあり、IPO申し込み期間ま
でも2週間ほど日があるので十分考えることができますが、もう少し
何かしらポジティブ材料が無い限り全力申し込みとまでは行けないと
いうのがリアルな管理人の気持ちです。
雰囲気的におそらく全力で申し込めばほぼ欲しい数がもらえそうです。
いわゆる全プレといった感じでしょうか。

ややネガティブな記事となってしまいましたが、IPOは上場するまで
わかりません。上場日前の地合いにも左右されますし、証券会社の頑張
りや機関投資家の姿勢、海外投資家の動向などにも左右されますので、
現段階でソフトバンクのIPO参加スタンスを決めてしまうのはまだ時期
尚早かと思います。とりあえずもうしばらく検討の余地ありですね。

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