エスコンジャパンリート投資法人(2971)が東証リート市場にIPO新規
上場承認発表されました。2年連続新年第一号IPOはリートです。
2018年もCREロジスティクスファンド投資法人(3487)というリートが
第一号IPOとなっていましたが2019年第一号IPOもリートとなりました。
エスコンジャパンリート投資法人(2971)の上場日は2月13日(水)で
今のところは単独上場、IPO主幹事は久しぶりの三菱UFJモルガン・ス
タンレー証券となっています。
エスコンジャパンリート投資法人(2971)のリートIPO情報
上場市場 | 東証リート |
---|---|
コード | 2971 |
名称 | エスコンジャパンリート投資法人 |
資産運用会社 | エスコンアセットマネジメント |
公募口数 | 188,351口 |
売出口数 | 0口 |
OA | 9,189口 |
IPO主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
IPO引受幹事証券 | みずほ証券 マッコーリーキャピタル証券会社 大和証券 SBI証券 FFG証券 auカブコム証券(委託幹事) |
上場日 | 2/13 |
IPO仮条件決定日 | 1/25 |
BB期間 | 1/28~2/1 |
IPO公募価格決定日 | 2/4 |
IPO申込期間 | 2/5~2/8 |
IPO想定発行価格 | 105,000円 |
上記をご覧の通りこのエスコンジャパンリート投資法人(2971)のIPO主
幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券となっており、すでにカブドッ
トコム証券のIPO裏幹事(委託幹事)入りが発表されています。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ auカブコム証券公式サイト
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エスコンジャパンリート投資法人(2971)のリートIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
エスコンジャパンリート投資法人(2971)の市場からの吸収金額はIPO
想定価格105,000円としてOA含め207.4億円と規模的に東証リートIPOと
しては中型以上から大型未満といったところでしょうか。
エスコンジャパンリート投資法人(2971)は商業施設系のリートとなり、
リートで一番重要視されるスポンサー力ですが、すでに東証一部に上場
している日本エスコン(8892)と、力量的にやや微妙感が否めません。
信用格付けもありません。
ただサポート会社として中部電力グループが入っています。
上場時の平均鑑定NOI利回りは5.1%と悪い数字ではないものの特段良い
数字でもありません。リートでは標準的な利回りとなります。
エスコンジャパンリート投資法人(2971)IPO上場時ポートフォリオ
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
今年(2018年)は4社がリート市場へ上場していますが、残念ながら以下
の通り4社共に全敗(公募割れ)という結果となっています。
<CREロジスティクスファンド投資法人(3487) 2月7日上場>
公募価格:110,000円
初値価格:104,500円(-5,500円)
<ザイマックス・リート投資法人(3488) 2月15日上場>
公募価格:105,000円
初値価格:104,000円(-1,000円)
<タカラレーベン不動産投資法人(3492) 7月27日上場>
公募価格:96,000円
初値価格:92,000円(-4,000円)
<伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493) 9月7日上場>
公募価格:103,000円
初値価格:99,300円(-3,700円)
新年第一号に公募割れ無しというアノマリーがあるものの今回のような
リートに当てはめるのは残念ながら無理があります。
正直リートIPOの環境は厳しく、上記の通りスポンサー力のあるリート
ですら公募割れという結果になっているため、今回のエスコンジャパン
リート投資法人(2971)も初値は苦戦を強いられ、厳しいスタートとな
る可能性が高そうです。
よって管理人のエスコンジャパンリート投資法人(2971)のIPO参加ス
タンスは基本的にはスルーとさせて頂き、IPOチャレンジポイント狙い
でのSBI証券だけの参加とさせて頂きます。
元々管理人はリートに関しては消極的なので、仮にスポンサー力があっ
たとしてもおそらくスルーしていたと思います。