コマースOneホールディングス(4496)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(3月4日)3社のIPO新規上場承認発表があったうちの1社です。
3社中、1社のアルマード(4932)についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いておりますが、もう1社のロコガイド(4497)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。
アルマード(4932)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(3月4日)はなんと3社のIPO新規上場承認発表がありました。 この不安定な市況の …
コマースOneホールディングス(4496)の上場日は4月9日(木)で、後ほどご紹介させて頂く予定のロコガイド(4497)とステムセル研究所(7096)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はチャンス当選もあり、毎回IPO愛好家からの当選報告が多い大和証券となっております。
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コマースOneホールディングス(4496)のIPO(新規上場)情報
設立:2006年8月1日
業種:情報・通信業
事業の内容:ECプラットフォーム関連事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4496 |
名称 | コマースOneホールディングス |
公募株数 | 240,000株 |
売出し株数 | |
オーバーアロットメント | |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | みずほ証券 いちよし証券(前受け金不要) 松井証券(前受け金不要) SBI証券 |
上場日 | 4月9日 |
仮条件決定日 | 3月19日 |
ブック・ビルディング期間 | 3月24日~3月30日 |
公開価格決定日 | 3月31日 |
IPO申し込み期間 | 4月2日~4月7日 |
吸収金額 | 13.1億円 |
想定価格 | 1,690円(169,000円必要) |
上記をご覧の通り、このコマースOneホールディングス(4496)のIPO幹事団(シンジケート)の中には久しぶりに松井証券の名前がありますね。IPO申し込み時の前受け金も不要なのでありがたい証券会社です^^
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コマースOneホールディングス(4496)のIPO(新規上場)事業内容等
コマースOneホールディングス(4496)はグループ会社で株式会社コマースOneホールディングスが持株会社として連結事業子会社である株式会社フューチャーショップ、株式会社ソフテル、株式会社TradeSafeの3社を統括しております。
上記各連結事業子会社は、ECサイト運営を支援するサービスをSaaS形式にて提供するECプラットフォーム事業を国内中堅・中小ECサイト運営企業向けに展開しており、事業はECプラットフォーム事業の単一セグメントとなっております。
Eコマースサイトの構築・運用サービスをSaaSモデルで提供しており、成長志向のSME(中堅中小企業)を支援するプロユースのサービスです。Eコマースの成長ロードマップ上に必要な機能がすべて揃っています。
Eコマース事業の販売管理・在庫管理システム「通販する蔵」を顧客の業務フローに合わせるカスタマイズモデルで提供しており、大手インターネットショッピングモールおよびEコマースフロントシステムとのスムーズなデータ連携機能を搭載しております。Eコマースのバックエンド側業務の効率化を実現し、基幹システム・POSメーカーとの接続によって大手企業にも対応可能なカスタマイズモデルで、Eコマース事業の成長をバックエンド側から支援します。
ECサイトの認証サービス及びデータ解析に基づく受注傾向表示などの経営補助ツールを提供を行っております。
【手取金の使途】
手取概算額396,600千円については、株式会社フューチャーショップの新機能拡充及び株式会社ソフテルの「通販する蔵」カスタマイズの効率化などの機能拡充のためのソフトウェア開発資金として337,200千円(2021年3月42,500千円、2022年3月120,800千円、2023年3月173,900千円)、事業拡大に係るグループ人材開発として50,000千円(2021年3月20,000千円、2022年3月20,000千円、2023年3月10,000千円)に充当する予定であります。残額については、金融機関に対する借入金の返済資金に充当致します。
(コマースOneホールディングスのIPO目論見書より一部抜粋)
コマースOneホールディングス(4496)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
コマースOneホールディングス(4496)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,690円としてオーバーアロットメント含め13.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはまだ小型サイズの部類に入り、荷もたれ感はありません。
コマースOneホールディングス(4496)の核となる事業内容はECプラットフォーム関連事業で業績は堅調に推移しており、テーマ性もあり、今後も成長が期待される分野となるためIPO的には人気が高まりやすい内容となります。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
株主にベンチャーキャピタルの保有株が1社36,000株ありますが、既存の上位株主とともに90日間のロックアップが掛かっております。ただし公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能ととなります。
上場日が4月9日(木)でやや大型のロコガイド(4497)と2社同日上場となることから来る資金分散の影響や、3月IPOラッシュが落ち着かない状態のままで休む暇の無い4月のプチIPOラッシュ突入となることから相応の買い疲れも出ていることでしょう。これだけ詰まっているとさすがに日程面で損をしているような気がしますね。
ただ人気化しやすい業態で、公開規模も少なめとなると、さすがに公募割れは無いかと思われるため、現時点での管理人の個人的なこのコマースOneホールディングス(4496)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。地合いが回復し、市況が安定していれば予想以上の好発進もあり得る可能性は秘めていそうです。
冒頭でも申し上げておりますが、このコマースOneホールディングス(4496)のIPO主幹事はIPO愛好家には人気が高く、チャンス当選などの仕組みがあることから当選報告も多い大和証券となるため、最近めっきりIPO主幹事としての登場回数が少なくなっていることから、大事にしたいIPO銘柄ですね。
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コマースOneホールディングス(4496)のIPO(新規上場)業績等
コマースOneホールディングス(4496)のIPO経営指標
コマースOneホールディングス(4496)のIPO売上高及び経常利益
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