ヤマイチエステート（2984）のIPO（新規上場）初値予想とIPO幹事配分数！

ヤマイチエステート（2984）の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（950円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。

ただしこのヤマイチエステート（2984）も事業内容及び規模的に上場中止（延期）になる可能性がかなり高い案件です。またもや無駄記事になると思いますが、先日から書いておりますように記事を書かないときに限って上場続行となるのもなんとなく悔しいですし、少なからず見に来て下さっている読者様もいらっしゃる以上は書いておきます。

ヤマイチエステート（2984）の上場日は4月28日（火）で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高まりにくい東証二部市場への上場で、IPO主幹事はチャンス当選もあり、毎回IPO愛好家からの当選報告が多い大和証券となっております。

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ヤマイチエステート（2984）のIPO（新規上場）初値予想

ヤマイチエステート（2984）のIPO（新規上場）初値予想

ヤマイチエステート（2984）のIPO想定価格は950円となっているため、現時点では公募割れ～公募価格同値程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっており、個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

このヤマイチエステート（2984）のIPO仮条件は明日4月9日（木）に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ヤマイチエステート（2984）の事業内容は不動産の開発、売買、賃貸、管理及び仲介業ということで注目度は低く、タイミング的には危険なセクターと言えるかもしれません。このヤマイチエステート（2984）の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

ヤマイチエステート（2984）の公開規模はIPO想定価格ベース（950円）で25.1億円と東証二部市場への上場としては中型で、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。

事業内容は不動産業とお世辞にも人気化するセクターではありません。不動産セクターの中でも唯一人気化する不動産テック関連でもなく、特にこれといった特徴の無い地味で東証二部上場らしい普通の不動産屋さんとなります。

冒頭でも申し上げている通り、事業内容及び公開規模から上場中止（延期）候補銘柄となります。仮条件引き下げやIPO株数の削減という手段もあるかもしれませんが、上場中止（延期）が相次ぐ中、特にセクター的に上場中止（延期）の一択となりそうです。昨日（4月7日）正式に緊急事態宣言も出されたので上場中止（延期）を避けることは難しそうですね。

景気に左右されやすい不動産業は特に今回の消費税増税や東京オリンピック延期、新型コロナウィルスの影響から来る先行き不透明感から、警戒感が高まっているセクターの一つとなっています。これまで不動の地位を築いていたREIT（リート）までもが総崩れしているので、今は不動産は特に危険な感じがします。

仮に上場が強行されたとしても管理人の個人的なこのヤマイチエステート（2984）のIPO参加スタンスはスルーで行く予定です。株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株は無く、投資ファンドの出口（イグジット）案件ではありませんが、最近は売りよりも買いの少なさが懸念されます。買いは異常と言えるほど少なく、規模が大きくなると完全に不利になる相場ですね。いつまで続くのでしょうか。

ヤマイチエステート（2984）のIPO（新規上場）幹事配分数

そして推定となりますがこのヤマイチエステート（2984）のIPO株（公募株及び売り出し株）23,000枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て数が以下の通り発表されています。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が3,450枚あります。

IPO主幹事は大和証券となっており、IPO株数が比較的多いことから当選の可能性は高そうです。IPO当選後のキャンセルペナルティも無いため、当選してから考えるというスタンスでも良いかもしれませんね。管理人は当初からスルーで行きますが。