コマースOneホールディングス(4496)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,560円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。
ちなみにこのコマースOneホールディングス(4496)は4月の上場中止(延期)組ですので、過去に一度初値予想記事を書いていますが、当記事はその過去記事に加えて、今回上場するにあたっての内容変更や現在の市況などの変化も考慮して加筆修正を行っております。
コマースOneホールディングス(4496)の上場日は6月26日(金)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は大和証券となっております。
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尚、このコマースOneホールディングス(4496)のIPO申し込み期間は6月11日(木)~6月17日(水)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。
コマースOneホールディングス(4496)のIPO(新規上場)初値予想
コマースOneホールディングス(4496)のIPO想定価格は1,270円となっているため、現時点では公募価格の2.0倍~2.8倍程度の初値形成になるのではないか強めの初値予想となっており、個人的な評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このコマースOneホールディングス(4496)のIPO仮条件は明日6月9日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
コマースOneホールディングス(4496)の事業内容はECプラットフォーム関連事業で特にSaaS形式でサービス支援していることから注目度も高く、すでに競合他社が多いものの「IPOは別腹」と考えると人気化することは必至となりそうです。
このコマースOneホールディングス(4496)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
コマースOneホールディングス(4496)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。 このコマースOneホールディングス(4496)も昨日(5月22日 …
コマースOneホールディングス(4496)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,270円)で7.7億円と東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し合わせて5,340枚とそれほど多くもありません。
前回4月の上場予定時の公開予定規模はIPO想定価格ベース(1,690円)で13.1億円となっていましたが、仮条件決定時は売り出し株数を減らし、価格も1,180円~1,350円に引き下げ8.4億円~9.6億円規模まで縮小させたものの上場中止(延期)となりました。ちなみに今回のIPO想定価格(1,270円)は前回の引き下げ後の仮条件のほぼ中間値となっております。
当時はコロナショックの影響で相場が不安定だったため、こういった人気銘柄ですら評価が低かったのですが、今のある意味バブル的な相場になればほぼ死角なしの最強銘柄と言えます。
そして上記コマースOneホールディングス(4496)のIPO上場再承認発表時の記事でも書きました通り、直近(2019年10月)で上場した競合となるBASE(4477)は大型で赤字の出口案件という悪条件が重なったことから公募割れスタートとなりました。
コロナショック時もBASE(4477)の株価はほぼヨコヨコで推移していたものの、5月15日に新規ショップ開設数が急増(100万ショップ突破)したことや4月の売上が3月比で104%増、前年同月比でも190%増えたとの発表を機に一気に上昇に転じ、株価は一時最安値から4倍を超える水準まで高騰しています。
BASE(4477)日足・売買高チャート(2020年6月5日)
しかも競合となるBASE(4477)よりもこのコマースOneホールディングス(4496)の方がサイズも小さく、出口(イグジット)案件でもなく、赤字でもないと、条件的にはかなり良い内容です。加えて上記BASE(4477)の上昇っぷりを目の当たりにしています。
さすがに同業種でかつ直近IPO銘柄にこのような高騰っぷりを見せつけられると買い方としては黙って見ていることはできないかと思いますので、これは大きなポジティブ材料となりそうです。
既存の株主にはベンチャーキャピタルの保有株36,000株含めて公開価格の1.5倍までは売却できないロックアップも掛かっています。最低でも上場日最上限価格での寄り付き、市況が良ければ上場日値付かずも十分あり得るのではないかと考えられます。
よって上述の通りほぼ死角無しの最強銘柄ということで管理人の個人的なこのコマースOneホールディングス(4496)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。
コマースOneホールディングス(4496)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのコマースOneホールディングス(4496)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,340枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 5,128枚 | 96.0% |
みずほ証券 | 53枚 | 1.0% |
いちよし証券(前受け金不要) | 53枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 53枚 | 1.0% |
SBI証券 | 53枚 | 1.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が801枚あります。
残念ながらIPO幹事団(シンジケート)の中には100%完全抽選の証券会社がなく、平幹事に至っては抽選分が数枚から数十枚レベルとなるため、やはり期待は圧倒的引き受け株数のあるIPO主幹事の大和証券となりますね。あと何回チャンス当選というチャンスが掴めるのか。期限までにできる限り多くのチャンス当選の恩恵を受けておきたいところです。
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<追記>
コマースOneホールディングス(4496)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,270円
IPO仮条件:1,400円~1,600円
IPO想定価格よりも窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.5億円~9.8億円となりました。
<追記>
コマースOneホールディングス(4496)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,500円~4,000円
IPO仮条件が窓開けの超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも大幅に上昇するという強気な初値予想となっております。個人的な評価についてもA級評価のままで変更無しで、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更無しとさせて頂きます。
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