rakumo(4060)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,100円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。
rakumo(4060)の上場日は9月28日(月)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は可もなく不可もなくのみずほ証券となっております。
尚、このrakumo(4060)のIPO申し込み期間は9月8日(火)~9月14日(月)で、I-ne(4933)と同日程となるため、IPO申し込みを考えている方はお気を付け下さい。
rakumo(4060)のIPO(新規上場)初値予想
rakumo(4060)のIPO想定価格は1,100円となっているため、現時点では公募価格の2.3倍~3.6倍程度の初値形成になるのではないかと強めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このrakumo(4060)のIPO仮条件は明日9月4日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
rakumo(4060)の事業内容は企業向けクラウド型グループウェア製品「rakumo」の開発・販売等ということでネット関連、特にSaaS(クラウド)関連銘柄となることから、IPO市場では鉄板の人気業態となります。
このrakumo(4060)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
rakumo(4060)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日は週末ということもあって、また東証のKY攻撃があるかと思っていましたが、ありませ …
rakumo(4060)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,100円)で16.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなりますが、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。
主にGoogle社やsalesforce社が提供するサービスに連携して付加サービス(オプション)としてSaaS(クラウド)方式で提供しています。セクターはまさにIPO市場では一番人気の「情報・通信業」となるため、人気化必至となりそうです。
公募株266,400株に対して売り出し株1,059,600株とおよそ4倍程度あり、売り出し株のうち921,800株(約87%)はベンチャーキャピタル放出分となることから、やや出口(イグジット)色を感じますが、この程度の規模であれば問題ない程度でしょうか。
残るベンチャーキャピタル保有分となる1,868,300株については90日間のロックアップが掛かっており、公開価格の1.5倍以上となれば解除されますが、みずほ証券お得意の初値形成後でないと売却できないタイプのロックアップとなるため、上場時の売り圧力とはなりません。
9月下旬のIPOスケジュールは完全に密になっていますが、このrakumo(4060)は前後に上場案件はあるものの上場日は9月28日(月)でたまたま単独上場となります。前日は持ち越して来そうな銘柄も無いため、おそらく完全単独上場になると思われますが、このrakumo(4060)自体が持ち越すことになれば翌日は2社同日上場となってしまいます。
今のIPO好調地合いが続いていれば上場日値付かずの初値翌日持ち越しとなる可能性も十分あり得るかもしれません。多少IPO地合いが落ち着いていたとしてもこれといった需給不安もないため、上場日上限近くまで持ってくることは可能ではないかと思われます。
いずれにしても初値高騰が予想されるため、管理人の個人的なこのrakumo(4060)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて13,260枚と比較的多くあり、IPO主幹事はみずほ証券ということからもそこそこ期待はできるかもしれませんね。とは言うものの最近は補欠当選ばかりでめっきり当選を頂いていないので、ここらでそろそろ補欠無しの純粋な当選が欲しいところです。
rakumo(4060)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのrakumo(4060)のIPO株(公募株及び売り出し株)13,260枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 11,270枚 | 85.0% |
東海東京証券 | 663枚 | 5.0% |
野村證券(前受け金不要) | 332枚 | 2.5% |
SBI証券 | 199枚 | 1.5% |
いちよし証券 | 133枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 133枚 | 1.0% |
丸三証券 | 133枚 | 1.0% |
岡三証券 | 133枚 | 1.0% |
東洋証券 | 66枚 | 0.5% |
水戸証券 | 66枚 | 0.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 66枚 | 0.5% |
松井証券(前受け金不要) | 66枚 | 0.5% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
ライブスター証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,989枚あります。
IPO幹事団(シンジケート)は総勢13社となります。そのうち管理人が保有している証券口座は11社あります。その中から個人的に不参加にしようと考えいている証券会社が2社あるため、IPO申し込み参加予定の証券会社は9社となります。多いですね^^;
<追記>
rakumo(4060)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,100円
IPO仮条件:1,100円~1,250円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は16.7億円~19.0億円となりました。
<追記>
rakumo(4060)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,500円~3,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更ありません。
<追記>
ライブスター証券がこのrakumo(4060)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
rakumo(4060)のIPO取り扱い決定(ライブスター証券)
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