ヘッドウォータース(4011)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,240円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。
ヘッドウォータース(4011)の上場日は9月29日(火)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は可もなく不可もなくのみずほ証券となっております。
尚、このヘッドウォータース(4011)のIPO申し込み期間は9月9日(水)~9月15日(火)となっておりますので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなきようご注意下さい。
ヘッドウォータース(4011)のIPO(新規上場)初値予想
ヘッドウォータース(4011)のIPO想定価格は2,240円となっているため、現時点では公募価格の5.8倍~8.0倍程度の初値形成になるのではないかとかなり強めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についても一撃利益100万円超えの可能性もあることから最高ランクとなるS級評価に設定させて頂いております。
このヘッドウォータース(4011)のIPO仮条件は本日9月7日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。仮条件は窓開けの大幅上ブレとなりそうですね。
ヘッドウォータース(4011)の事業内容はシステム開発系のAIソリューション事業ということでIPO市場では初値への影響力が絶大な「AI」というキーワードが入っており、もちろん東証マザーズ上場で人気の「情報・通信業」と鉄板セクターとなります。
このヘッドウォータース(4011)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
ヘッドウォータース(4011)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。ヤバいのが来ましたね。 1日1社のIPO発表及び単独上場とようやくこれがマトモ …
ヘッドウォータース(4011)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,240円)で2.5億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。
IPO株は公募株のみで売り出し株は無し、しかもわずか1,000枚しかなく希少性も十分。さらに既存の上位大株主はベンチャーキャピタルを含めほぼすべてにロックアップが掛かっており、1.5倍以上で解除されるものの、みずほ証券お得意の初値形成後でないと解除されないタイプのロックアップとなるため、上場時の売り圧力の心配はなく、需給不安はありません。初値はまたもや3日目になることが予想されます。
ただこのヘッドウォータース(4011)の上場日となる9月下旬は結構な過密スケジュールとなっており、以下の通り24日(木)以降は連日の上場劇となるため、8月のように初値も好調、IPOセカンダリも好調というわけには行かないかもしれません。特にロックアップ解除が初値形成後となることからIPOセカンダリは危険っぽいです。
日程 | IPO社数 | IPO銘柄 |
9月24日(木) | 3社 | グラフィコ トヨクモ まぐまぐ |
9月25日(金) | 2社 | STIフードホールディングス I-ne |
9月28日(月) | 1社 | rakumo |
9月29日(火) | 1社 | ヘッドウォータース |
9月30日(水) | 1社 | アクシス |
それでも初値売りで一撃100万円超え利益の可能性があるIPO案件となると、さすがに喉から手が出るほど欲しくなる銘柄ですね。下手すると9月はこのヘッドウォータース(4011)以外のIPOはいらないというのがIPO愛好家の思うところでしょうか。
先日(8月14日)に個人的な今年(2020年)の補欠当選に関する記事を書きましたが、本人口座はもちろんのこと法人口座や未成年口座も含めると29回の補欠当選を引き当て、管理人の13年のIPO歴を振り返ってみても、おそらく過去最高の補欠回数となっています。
先日から申し上げておりますが、今年(2020年)は9月第一号IPOの登場が例年よりも遅い状況です。悪い意味で新記録となってしまいました。心配ご無用とか言っていたもののだんだん不安になってきました^^; 今日こそはIPO新 …
そして上記記事を基に今回のヘッドウォータース(4011)のIPO主幹事となるみずほ証券だけの補欠当選分を抽出すると4回ありました。
IPO銘柄 | 架空初値売却損益 | 補欠抽選結果 |
ビザスク | -19,000円 | 繰り上げなし |
ミクリード | -7,200円 | 繰り上げなし |
GMOフィナンシャルゲート | +401,000円 | 繰り上げなし |
ニューラルポケット | +420,000円 | 繰り上げなし |
みずほ証券での補欠当選はもっと多かったような記憶があり、補欠ばかりいらないから補欠という2文字無しの純粋な当選を見せて下さいって書こうと思ったのですが、意外に少なかったです。せっかく抽出したので一応記事にしていますが、今書いている時点ではそれほど多くなかったのでわざわざ書く必要は無かったかなと思いながら書いています^^;
この程度じゃさすがに図々しいですね。でも気持ち的にはやはり補欠という2文字無しの純粋な当選を頂けると嬉しいです。もちろん落選もいりませんが。ということで管理人の個人的なこのヘッドウォータース(4011)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行こうと思います。
ついでにSBI証券のIPOチャレンジポイント使用時の考察ももう少し下に書いてみましたので、よろしければご覧下さい。絶望的な数字ですが^^;
ヘッドウォータース(4011)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのヘッドウォータース(4011)のIPO株(公募株)1,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 900枚 | 90.0% |
SBI証券 | 30枚 | 3.0% |
大和証券 | 20枚 | 2.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 10枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 10枚 | 1.0% |
東海東京証券 | 10枚 | 1.0% |
極東証券 | 10枚 | 1.0% |
あかつき証券 | 10枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が150枚あります。
もう少しIPO株数が多ければSBI証券でIPOチャレンジポイントを使用するというチカラ技も使えたと思いますが、さすがにこのIPO株数では管理人の保有するポイント数では歯が立たないかと思います。
今年(2020年)のSBI証券幹事案件で一番割り当て数の近いゼネテック(4492)の割り当て数は日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」では38枚となっており、その中でも完全抽選以外の配分はわずか12枚でした。この12枚の中には店頭配分もあると思われるため、IPOチャレンジポイントでの配分は実質一桁かと思われます。
今回のこのヘッドウォータース(4011)の推定割り当て予測数は30枚、IPOチャレンジポイント枠は確実に一桁となるでしょう。おそらくTwitterなどでもポイントボーダーが公開されることは無いと思いますが、個人的な予想は最低でも700ポイントぐらいは最低でも必要かと考えています。もちろん勝手な憶測です。
<追記>
ヘッドウォータース(4011)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,240円
IPO仮条件:2,240円~2,400円
当然のごとくIPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりましたが、大幅な窓開けとなるぐらい強気な設定になると思っていたため、やや意外な感じです。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.5億円~2.7億円となりました。
<追記>
ヘッドウォータース(4011)の第二弾初値予想が発表されたようです。
15,000円~20,000円
IPO仮条件は強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはもちろんS級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更ありません。ここで一発大逆転と行きたいところですね。
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