カラダノート(4014)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。およそ二週間ぶりのIPO新規上場承認発表でもう10月後半分となります。IPOがある時ない時がハッキリしていてまさに東証らしいですね。これをキッカケに本日も重複上場で出て来そうな気がします。
カラダノート(4014)の上場日は10月27日(火)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。本当に今年(2020年)はみずほ証券主幹事案件が目立ちますね。
カラダノート(4014)のIPO(新規上場)情報
設立:2008年12月24日
業種:情報・通信業
事業の内容:妊娠育児ママ層向けのアプリ提供及び家族向けサービスを展開する企業へのプロモーション支援事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4014 |
名称 | カラダノート |
公募株数 | 1,000,000株 |
売出し株数 | 499,000株 |
オーバーアロットメント | 224,800株 |
IPO主幹事証券 | みずほ証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 SMBC日興証券 マネックス証券(100%完全抽選) いちよし証券 岡三証券 東洋証券 楽天証券(100%完全抽選) 岡三オンライン証券(委託幹事) 松井証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 9月23日(水) |
上場日 | 10月27日(火) |
仮条件決定日 | 10月7日(水) |
ブック・ビルディング期間 | 10月9日(金)~10月15日(木) |
公開価格決定日 | 10月16日(金) |
IPO申し込み期間 | 10月19日(月)~10月22日(木) |
時価総額 | 25.7億円 |
吸収金額 | 7.4億円 |
想定価格 | 430円(43,000円必要) |
そして上記をご覧の通りこのカラダノート(4014)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社でIPO申し込み時の前受け金が不要の岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン証券公式サイト
カラダノート(4014)のIPO(新規上場)事業内容等
カラダノート(4014)はファミリーデータプラットフォーム事業により、妊娠育児層の「意思決定」やそれらをターゲットとする「企業の投資効率の改善」を支援しております。
運営する家族向けアプリサービスを利用しているユーザー等からプレゼントがもらえるキャンペーンページなどを通じて取得したユーザーの生活状況などを含む個人情報を預かり、データベースとして蓄積しています。
取得した個人情報とそのライフステージに合わせてユーザーのニーズに沿ったサービスを提供する企業をレコメンドしたり、電話やメールなどのダイレクトコミュニケーションにより利用意欲を高めることで、家族の意思決定を支援していくとともに、企業のマーケティングの効率化に関しても支援しています。
【手取金の使途】
手取概算額387,600千円については第三者割当増資の手取概算額上限88,930千円と合わせた手取概算額合計上限476,530千円について、①運転資金のうち人材・採用費として、226,530千円、②運転資金のうち広告宣伝費として、200,000千円、③その他(新規事業開発50,000千円)へそれぞれ充当するものです。なお、上記調達資金については、各々の具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(カラダノートのIPO目論見書より一部抜粋)
カラダノート(4014)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
カラダノート(4014)の市場からの吸収金額はIPO想定価格430円としてオーバーアロットメント含め7.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
子育て向けアプリや累計230万ダウンロード数超えのヘルスケアアプリ(服薬管理アプリ、血圧アプリ、通院ノート)などを運営しており、セクターは「情報・通信業」となることから人気化が期待できそうな事業内容です。業績も堅調で、特に第9期(2017年7月)からは売上収益ともに増収増益で大幅な伸びが見られます。
子育てとテクノロジーを融合させた「子育テック(こそだてっく)」と、これまた「不動産テック」に引き続き聞き慣れない造語が出て来ましたが、IPO的にも響きは良いですね。すでに同業他社企業でも利用されているようです。ちなみに「子育テック」の発起人はこのカラダノート(4014)だそうです。
カラダノート(4014)の株主にベンチャーキャピタルの保有株はなく、既存の上位大株主の保有株のほとんどは解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっていますが、社外取締役田中祐介氏の14万株のみ90日間のロックアップで公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。ただし初値形成後でないと解除されないため上場時の売り圧力にはなりません。
単価はIPO想定価格ベースで430円と低単価となりますが、IPO株数は公募株及び売り出し株合わせておよそ150万枚と比較的多いため、IPO当選本数はそれなりに多くあります。ただIPO主幹事のみずほ証券は単価が1,000円未満の場合は200株1セットでの配分となるケースが多いため、それほど当選確率が高い案件とは言えないかもしれません。さらに個人的にみずほ証券は最近勝手に相性の悪い証券会社に認定させて頂いたので、IPO当選期待もすでに薄くなっています^^;
先ほどみずほ証券の公式サイトを覗きに行きましたが、すでに200株1セット配分で決定しているようです。これで当選確率が半分に下がってしまいました><
いずれにしても初値予想はA級評価で軽く2倍以上の好スタートが予想されるため、管理人の個人的なこのカラダノート(4014)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事でのIPO当選が困難なら平幹事ではあるものの100%完全抽選となるマネックス証券と楽天証券にわずかな期待をしてみたいところですね。
先日はマネックス証券で運良くトヨクモ(4058)を頂いているので、直近で当選経験があると自然と平幹事でも期待度が高くなってしまいます。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ マネックス証券公式サイト
<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのカラダノート(4014)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
カラダノート(4014)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
カラダノート(4014)のIPO(新規上場)業績等
カラダノート(4014)のIPO経営指標
カラダノート(4014)のIPO売上高及び経常損益
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