タスキ(2987)の2日目IPO直前初値予想気配運用が発表されたようです。明日は大型IPOダイレクトマーケティングミックス(7354)の上場日ともなるため2社同日上場となります。

ダイレクトマーケティングミックス(7354)のIPO(新規上場)直前初値予想と気配運用についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いております。

10月2日(金)のアメリカのトランプ大統領のコロナ感染や雇用統計発表があり、NY市場は大荒れになるかと思っていたのですが、思ったほどの荒れにはならず、下落とはなったものの、大幅な下落とはなっていないため、明日の日本市場への影響は限定的なのかと楽観視しています。

タスキ(2987)2日目のIPO(新規上場)直前初値予想

タスキ(2987)は当初の予想通り多くの買いを集め本日値付かずの持ち越しとなりました。合致点は無しで終日注文受付価格の最上限となる2,680円オーバーとなっていました。

タスキ(2987)IPO最終気配2020.10.2

本日の最終気配値は1,541円、売りが78,300株に対して買いは689,000株で差し引き610,700株で買い越し、売りに対して買いはおよそ8.8倍程度あるため、明日は即金規制が掛かるものの、この倍率であれば引き続き強い買い気配スタートとなりそうです。ちなみに本日入っている初値買い資金は10.6億円でした。ネット証券(SBI証券)主幹事となることから大幅な売り増加の可能性も否定できません。

そして大手初値予想会社の明日2日目のタスキ(2987)のIPO初値予想は以下の通り当初と同値となる3,500円となっているようです。

タスキ(2987)2日目のIPO(新規上場)直前初値予想

一方で3日目突入の可能性もあるとのことですが、その場合は売り気配スタートとなることも考えられるため、明日の気配上限となる3,545円に通常の値幅更新1回分の3,615円もしくは節目となる3,600円という予想もあるようです。

タスキ(2987)の株主の中に40万株を保有する株式会社ウェッジという会社がありますが、ホームページも無く実態が不明ながらも中身は投資会社のようで、ベンチャーキャピタルという見方をしている大手初値予想会社もあるようです。

その株式会社ウェッジの株式にはロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上になれば解除され売却可能となります。この40万株の保有株をどのような形で売却してくるかによって初値やセカンダリに大きな影響を与えることになります。一番考えられるストーリーは明日の上限の買い板にぶつけて残りは市場でチマチマと売っていくでしょうか。

ちなみに各大手初値予想会社はIPOセカンダリ弱気と見ているようですが、通常の初値予想と違いIPOセカンダリ予想するのはプロでも難しいと言われているので、実際のところはフタを開けてみないとわからないといった感じですね。

いずれにしても個人的には基本的に不動産関連株のIPOセカンダリは危険と考えているため、よほど安寄りしない限り参戦しないつもりですが、最近はポジポジ病が発症しつつあるので、当日になればまた気持ちが変わっているかもしれません^^;

タスキ(2987)2日目のIPO(新規上場)気配運用

そしてタスキ(2987)の明日2日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。

基準価格:1,541円
気配上限:3,545円
気配下限:1,156円
上限気配更新:10分で78円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(3,000円未満の場合は50円)
注文受付価格の範囲:386円~6,170円

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