IPO新規上場承認発表が完全ストップしてしまっているので、恒例の「例年シリーズ」となります。今回は例年12月の第一号IPO(新規上場)銘柄とIPO(新規上場)発表日、IPO(新規上場)日に関する過去10年分のデータを引っ張り出してきました。IPO投資経験は長いのでデータだけは一人前にあります^^;
ただおそらくこれを見て頂けますと来週以降は大きな山場を迎えることが予想されます。IPO新規上場承認発表ラッシュと同時にIPO当選ラッシュも訪れてくれると良いのですが。楽しみな反面、不安もありますね。
12月のIPO新規上場承認発表日と上場日(過去10年分)
年度 | IPO銘柄 | IPO発表日 | 上場日 |
2019年 | 名南M&A | 10月28日 | 12月2日 |
2016年 | ピアラ アルー | 11月6日 | 12月11日 |
2017年 | SGホールディングス | 11月6日 | 12月13日 |
2016年 | イントラスト グッドコムアセット | 11月4日 | 12月7日 12月8日 |
2015年 | TATERU(インベスターズクラウド) | 10月28日 | 12月3日 |
2014年 | 弁護士ドットコム スノーピーク ビーロット GMO TECH クラウドワークス | 11月7日 | 12月11日 12月12日 |
2013年 | ライドオン・エクスプレス | 10月28日 | 12月3日 |
2012年 | IBJ | 11月1日 | 12月6日 |
2011年 | リブセンス | 11月1日 | 12月7日 |
2010年 | イー・ガーディアン | 10月27日 | 12月1日 |
上記過去10年のデータを見る限り12月IPOの登場は一番遅くても2014年の11月7日となっていることから今年(2020年)はまだ12月分のIPO発表が無いことから10年の中でも一番遅い年ということになります。
これがコロナ感染の再拡大を懸念してなどと言うと聞こえが良いかもしれませんが、IPO予定企業や証券会社、または東証はそんな空気を読んだ芸当はできないと思うので、おそらく単純に遅いだけだと考えられます。
しかしながら上記過去データから見ると週明け早々11月9日(月)には12月第一号IPOの登場が期待されますね。そしてそれを機に連日のIPO新規上場承認発表ラッシュに入ることとなりそうです。
しかし2014年は1日で5社も同時にIPO新規上場承認発表とエグいですね。個人的に当時はまだ記事が今よりも格段に浅かったので、それほど苦には感じていませんでしたが、最近の記事はあれでも一応5~6時間程度掛かっているので、5社も一気に出て来ると想像しただけでゾッとします^^;
すでに準備は万端なのでいつでもIPO新規上場承認発表来て下さいと言ったところですが、一方ではお手柔らかにお願いしますという感じです。叶わない願いでしょうけど、極力同日上場も避けてほしいですね。
そして10月6日(火)にIPO(新規上場)を予定していたキオクシアホールディングス(6600)が年内にも再登場するとのウワサがありましたが、これも断念したとのことです。年末のIPOラッシュで初値期待値の低い大型IPOが1社でもなくなってくれるということはIPO市場にとってはグッドニュースと言えるのかもしれませんね。
キオクシア上場、年内断念 米選挙動向を注視―筆頭株主の米ベイン
米投資ファンドのベインキャピタルは5日、出資先の半導体大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)の年内上場が困難との見通しを明らかにした。キオクシアは米中対立を背景に、10月に予定していた上場をいったん延期。年内の上場を目指す動きもあったが、筆頭株主の立場から断念した。対中政策を占う米大統領選の動向も見極め、改めて上場時期を探る構えだ。
(時事通信社公式サイトより一部引用)
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