セレンディップ・ホールディングス(7318)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,130円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
セレンディップ・ホールディングス(7318)の上場日は6月24日(木)でアルマード(4932)とHCSホールディングス(4200)とベイシス(4068)と4社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はSBI証券となっているため、記事後半でIPOチャレンジポイントについての考察もしておきたいと思います。
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もうすでに定型文となっていますが、このセレンディップ・ホールディングス(7318)のIPO申し込み期間は6月8日(火)~6月14日(月)となっており、すでに怒涛のIPO申し込みラッシュ突入となっているため、他のIPOとの申し込み期間被りがかなり多くあるので、申し込みを考えている方はしっかりと日程確認をして、IPO申し込み忘れの無いようご注意下さい。
セレンディップ・ホールディングス(7318)のIPO(新規上場)初値予想
セレンディップ・ホールディングス(7318)のIPO想定価格は1,130円となっているため、現時点では公募価格の1.7倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このセレンディップ・ホールディングス(7318)のIPO仮条件は今週末6月4日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
セレンディップ・ホールディングス(7318)の事業内容は経営コンサルティング、事業承継サポート、M&A支援、プロ経営者の派遣、製造事業会社の運営ということで、公式での事業内容はコンサルやM&Aが中心の企業に見えますが、一方では単なる自動車部品会社という見方もあるようです。
このセレンディップ・ホールディングス(7318)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
セレンディップ・ホールディングス(7318)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(5月21日)IPO新規上場承認発表された6社のうちの2社目 …
セレンディップ・ホールディングス(7318)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,130円)で11.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズで、荷もたれ感はありません。IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで8,500枚と多くはありませんが、少なくもありません。
事業内容が微妙に濁されておりコンサルやM&Aが主体の企業と見られるか、単なる自動車部品製造会社と見られるかによって初値は大きく左右されそうです。規模的に需給面での不安は無いものの、前者の事業内容で捉えられた方が初値は伸びやすくなるでしょうね。
セレンディップ・ホールディングス(7318)の上場日は6月24日(木)でアルマード(4932)とHCSホールディングス(4200)とベイシス(4068)と4社同日上場と過密スケジュールとなります。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
セレンディップ・ホールディングス | 11.0億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
ベイシス | 7.8億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
アルマード | 51.1億円 | JASDAQスタンダード | 野村證券 |
HCSホールディングス | 12.5億円 | JASDAQスタンダード | SBI証券 |
この6月第4週は魔の週となり、6月22日(火)はリート(REIT)含め4社同日上場、前日の6月23日(水)は3社同日上場、そしてこのセレンディップ・ホールディングス(7318)の上場日6月24日(木)は4社同日上場、翌日6月25日(金)は2社同日上場と「4-3-4-2」で合計13社が上場するというかなりの渋滞っぷりです。
よほど地合いが好調でないと乗り切れないと言っても過言ではないほどのスケジュールとなっているため、念のため資金分散の影響や買い疲れなども想定して、初値は控えめに見ておいた方が良いかもしれません。
となると悩ましいのがIPO主幹事がSBI証券ということで、やはりIPOチャレンジポイントを使うかどうかでしょうかね。
募集株数が8,500枚となることから過去統計を元に推測すると300株1セット配分となるのがこれまでのセオリーです。ただ残念ながらここ数年はこのセオリーがことごとく崩されています。300株配分と思えば200株配分だったり、200株配分と思えば100株配分だったり、逆に100株と思えば200株だったり。おそらくこのあたりの変動は顧客のIPOチャレンジポイントの投入具合(人気度合い)も考慮されているものと思います。
当然ながらこのIPOチャレンジポイント配分数を決めるのはSBI証券となるため、確実なセット枚数は中の人でないとわかりません。もちろん今回も例外ではありません。ただあくまでも過去統計から見る予測という点で見ると、ひとまず300株1セット配分と考えるのが妥当でしょうか。
そしてもし300株1セット配分となれば当然ながらポイント当選ボーダーは上がります。前置き無しでポイントインフレや管理人が勝手に独自で考えた係数を当てはめると450ポイントから500ポイントがボーダーラインとなります。
となると仮に初値が2倍まで跳ねたとして300株配分となれば初値売却益はおよそ35万円程度となり、1ポイントあたりの単価価値は1,000円未満です。当然ながらこのポイント数はあくまでも個人的な憶測で確証はありません。
ただこれらを含めて考えると、多少ポイント当選ボーダーが前後したとしても個人的に今回のこのセレンディップ・ホールディングス(7318)に関してはIPOチャレンジポイントの使い時ではないのかと考えています。よってもちろんIPO参加スタンスは全力申し込みで問題ないと思っていますが、IPOチャレンジポイントは使わない方向で考えています。良い意味で万が一のことを考え、低いポイント投入はあるかもしれません。
セレンディップ・ホールディングス(7318)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのセレンディップ・ホールディングス(7318)のIPO株(公募株)8,500枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SBI証券(主幹事) | 7,225枚 | 85.0% |
野村證券(前受け金不要) | 638枚 | 7.5% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 170枚 | 2.0% |
みずほ証券 | 85枚 | 1.0% |
SMBC日興証券 | 85枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 85枚 | 1.0% |
東海東京証券 | 85枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 43枚 | 0.5% |
岡三証券 | 43枚 | 0.5% |
東洋証券 | 17枚 | 0.2% |
藍澤證券 | 8枚 | 0.1% |
水戸証券 | 8枚 | 0.1% |
エイチ・エス証券 | 8枚 | 0.1% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,274枚あります。
上記の通りSBI証券主幹事案件は無駄にIPO幹事団(シンジケート)が多いのでIPO愛好家としては申し込み作業量が増え大変です。株数的に大手証券や下位証券及び委託幹事(裏幹事)はまさに申し込むだけ無駄レベルかもしれませんね。
IPO申し込みラッシュでかなりの資金拘束も発生することかと思われるため、資金不足の方は前受け金の必要な大手証券や下位証券及び委託幹事(裏幹事)はパスしても良いかもしれません。もちろん管理人はIPOゲッターなので限りなくゼロに近くても完全にゼロで無い限り、そして資金の許す限りはできるだけ申し込むつもりです。
<追記>
セレンディップ・ホールディングス(7318)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,130円
IPO仮条件:1,030円~1,130円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.0億円~11.0億円となりました。
<追記>
セレンディップ・ホールディングス(7318)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,700円~2,000円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更ありません。IPOチャレンジポイントも使いません。
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