BCC(7376)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。6月のIPOが終わったと思えば、息もつかせぬうちにもう7月分の登場です。
7月も10社程度のIPOがあるとのウワサですが、6月魔の第4週の連日重複上場のように固めるような嫌がらせ的なことはもう止めてほしいですね。なるべく1日1社をコンスタントにお願いしたいところです。
BCC(7376)の上場日は7月6日(火)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は毎回IPOチャレンジポイントの話題で盛り上がるSBI証券となっております。
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BCC(7376)のIPO(新規上場)情報
設立:2014年1月20日
業種:サービス業
事業の内容:大手IT企業への営業支援サービスの提供、ヘルスケア分野での市場調査やプロモーション支援の提供、ヘルスケア関連施設の運営受託
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7376 |
名称 | BCC |
公募株数 | 200,000株 |
売出し株数 | 60,000株 |
オーバーアロットメント | 39,000株 |
IPO主幹事証券 | SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | みずほ証券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 東洋証券 松井証券(前受け金不要) 岡三証券 東海東京証券 岡三オンライン証券(委託幹事) SBIネオトレード証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 6月1日(火) |
上場日 | 7月6日(火) |
仮条件決定日 | 6月16日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 6月18日(金)~6月24日(木) |
公開価格決定日 | 6月25日(金) |
IPO申し込み期間 | 6月28日(月)~7月1日(木) |
時価総額 | 12.8億円 |
吸収金額 | 3.6億円 |
想定価格 | 1,210円(121,000円必要) |
すでにSBIネオトレード証券からSBI証券主幹事案件となる下記4社のIPO委託幹事(裏幹事)入りが発表されていることから、今回のこのBCC(7376)のIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性も高そうです。
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※IPO申し込み時の前受け金は不要!
さらにBCC(7376)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券も入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券がIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性も高いです。
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BCC(7376)のIPO(新規上場)事業内容等
BCC(7376)は「IT営業アウトソーシング事業」と「ヘルスケアビジネス事業」という2つの事業を行っております。
当事業は大手IT企業の営業部門を強化又は補完するため、営業人材を中心とした営業支援サービスを提供する営業アウトソーシング事業及び中小企業向け新規開拓営業の代理店を中心としたソリューション事業の2つの事業で構成しております。
①営業アウトソーシング事業
大手IT企業に対して、IT営業に特化した営業アウトソーシングを提供しております。
②ソリューション事業
大手IT企業の代理店として、中小企業にインターネットサービスやクラウド関連サービス等を組み合わせた通信ネットワークを提供しております。
当事業は、介護レクリエーションの普及と介護関係者とのネットワークを構築する介護レクリエーション事業とヘルスケア・リビングラボの取組みを基にしたヘルスケア関連施設の運営及びヘルスケア分野で新規参入・事業拡大を目指す企業へ市場調査やプロモーション支援等を提供するヘルスケア支援事業の2つの事業で構成しております。
①介護レクリエーション事業
介護レクリエーションを通して、介護現場で高齢者を支える方々を支援しております。具体的には、高齢者向けの介護レクリエーションの素材等を無償で提供している「介護レク広場」等の介護人材向けメディア及び講座手数料又は研修費を受領する「レクリエーション介護士」の資格制度の運営を行っております。
②ヘルスケア支援事業
自治体等からのヘルスケア関連施設の運営受託並びにヘルスケア分野での事業拡大及び参入を検討する企業に対して、シニアプラットフォームを用いた市場調査及び「介護レク広場」の会員向けにメールマガジン配信やバナー広告等を活用し、顧客の製・商品又はサービスのプロモーション支援等を提供しております。
【手取金の使途】
差引手取概算額204,518千円及び第三者割当増資の手取概算額上限43,414千円については、運転資金として①人材の育成・確保における人件費及び②プロモーション活動に、設備投資資金として③基幹システム・情報機器購入に充当する予定であります。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(BCCのIPO目論見書より一部抜粋)
BCC(7376)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
BCC(7376)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,210円としてオーバーアロットメント含め3.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて2,600枚と少なく、希少性十分のプラチナチケットですね。
事業内容は大手IT企業とのネットワークを構築し、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進及びデータ分析ができる人材を育成するIT営業アウトソーシング事業とシニアプラットフォームを構築し、ヘルスケア・リビングラボの取組みを拡大し、介護施設での実証支援等を通じ、介護分野を対象とした製品の開発支援等を行うヘルスケアビジネス事業の2本柱となります。
IT営業アウトソーシング事業では50社を超える大手IT企業とのネットワークを構築しており、創業時(2002年)からの累計では1,200社を超える中小企業にインターネットサービスやクラウド関連サービス等を組み合わせた通信ネットワーク構築の実績があります。
ヘルスケアビジネス事業においては、高齢者向けの介護レクリエーション素材等を無償で提供しているWebサイト「介護レク広場」の会員数は5万人を超え、介護レクリエーションの資格制度「レクリエーション介護士」は認定者数3万人を超えており、これらの実績を基に自治体等と連携したヘルスケア関連事業や施設の運営を受託することでヘルスケア・リビングラボの取組みを進めております。
株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が4社151,500株ありますが、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しでの放出はありません。すべて90日間のロックアップが掛かっているものの公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。
事業内容はシニアプラットフォームを活用したヘルスケアDXと、遠からずもIPO市場では人気の高いDX(デジタルトランスフォーメーション)関連と言えるでしょうか。ただそれ以上に何より公開規模がIPO想定価格(1,210円)ベースで3.6億円と超軽量となることから、需給主導で初値が押し上げられるパターンとなりそうです。時価総額もわずか12.8億円とまだまだ成長の余地もあり、IPOラッシュもひと段落したことから初値評価は文句なしのA級評価と言えそうですね。
とりあえず現時点での管理人の個人的なこのBCC(7376)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。IPO主幹事がSBI証券ということでIPOチャレンジポイント使用による配分枚数や当選ボーダーなどが気になるところですが、それはまた初値予想記事アップの際に考察してみたいと思います。
<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのBCC(7376)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
BCC(7376)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
<追記>
やはりSBIネオトレード証券がこのBCC(7376)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
BCC(7376)のIPO取り扱い決定(SBIネオトレード証券)
BCC(7376)のIPO(新規上場)業績等
BCC(7376)のIPO経営指標
BCC(7376)のIPO売上高及び経常利益
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