ABEJA（5574）とGlobee（5575）IPO（新規上場）初値結果！

Globee（5575）と昨日（6月13日）値付かずで持ち越しとなっていたABEJA（5574）のIPO（新規上場）初値が無事に付きましたので、簡単にご紹介させて頂きます。2023年IPO後半戦（ゴールデンウィーク以降）としては、上々の滑り出しになっているかと思います。

ABEJA（5574）のIPO初値結果

市場開場直前（8時59分）のこのABEJA（5574）のフル板の初値合致点は5,000円（初値売買代金：25.9億円）となっていたので、市場開場直前よりも20円下げた4,980円（初値売買代金：43.9億円）での初値形成となりました。はっきりとはわかりませんが、初値形成直前で数億円分の買いが減ったように見えました。

とはいえ初値売りで+343,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。初値形成後はVC絡みのIPO案件だけに買いも売りも大きく連買いや連売りに入りやすく上下の変動が激しかったものの、もみ合いながらもわずか10分でストップ高（5,680円）まで高騰し、IPO株取得組もIPOセカンダリ参戦組も利益の出る良い流れとなりました。

ABEJA（5574）IPO5分足チャート（2023年6月14日）

終値は5,140円と初値価格（4,980円）を上回っての大引けとなりました。本日の出来高は3,115,300株で、公開株数（1,437,500株）の2.1回転していますが、東証グロース市場の出来高ランキングは11位と、それほどの賑わいは無かったような感じです。

明日は即金規制明けで、次のIPO（新規上場）は6月21日（水）となっており、一週間ほどのIPO空白期間突入となるため、AI関連ということで、まだ物色対象となるかもしれませんね。

Globee（5575）のIPO初値結果

市場開場直前（8時59分）のこのGlobee（5575）のフル板の初値合致点は2,500円（初値売買代金：6.2億円）で、市場開場後は2,300円まで落ちました。その後もおおむね2,300円程度で推移していましたが、寄る寄る詐欺が発生し、およそ366円ほど吊り上げられた2,666円（初値売買代金：18.5億円）での初値形成となりました。

初値は明日に持ち越しになると思っていただけにどこかしら残念感はありますが、それでも初値売りで+151,600円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。ただ初値形成後はABEJA（5574）のような値動きとはならず、初値形成後の高値は初値+25円の2,691円までしかなく、IPO株取得組のみが美味しい相場となってしまったのは残念ですね。

Globee（5575）IPO5分足チャート（2023年6月14日）

終値は2,380円と初値価格（2,666円）を下回っての大引けとなりました。本日の出来高は3,102,200株で、公開株数（952,500株）の3.2回転とABEJA（5574）よりも回っていますが、東証グロース市場の出来高ランキングは12位となっています。初値形成後の株価は冴えない動きとなりましたが、来週6月21日（水）までのIPO空白期間中にもうひと相場欲しいところです。