Aiロボティクス(247A)IPO新規上場初値が無事に付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。これで9月IPOがすべて終了となりました。

9月25日(水)からおよそ1カ月ぶりに再スタートしたIPOですが、いきなり同日2社公募割れと波乱の幕開けとなりましたが、翌日以降は比較的堅調な初値を付け、本日上場のこのAiロボティクス(247A)に至っては予想以上の好スタートとなっています。

Aiロボティクス(247A)のIPO初値結果

公募価格1,760円
初値価格2,514円(10時23分)
初値売却益+75,400円
初値売買代金23.7億円
初値出来高946,400株
9月27日終値2,525円

市場開場直前(8時59分)のこのAiロボティクス(247A)のフル板の合致点は2,400円(初値売買代金:17.0億円)となっていましたが、およそ114円ほど吊り上げられた2,514円(初値売買代金:23.7億円)での初値形成となりました。

公開価格の約1.4倍着地で、OA含めた公開株数に対する初値売却率はおよそ62.3%、初値売りで+75,400円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

市場開場前から初値買い資金は旺盛で、久しぶりにテーマ株以外で市場開場前時点で二桁億円(17.0億円)の初値売買代金を見たような気がします。着地時の初値売買代金も23.7億円とここ最近の中では大盛況と言えますね。

公開規模に軽量感は無く、事業内容も化粧品販売が主力と特にテーマ性の無い業態だったものの業績は好調で、昨日と打って変わって今日は単独上場とスケジュール面の優位性もあり、既存株主の著名人効果や社名も手伝ってか初値は好スタートとなりました。

昨日上場のINGS(245A)もストップ高を付けるなど、今日は権利落ち日で全体相場が方向感を失う中で手垢の付いていないIPOに資金が流れたという可能性もありそうです。

初値形成後すぐは積極的に上値を目指す展開とはならず、しばらくヨコヨコの展開で推移していました。前場終了間際に動意付き高値を切り上げ、後場スタート直後(12時30分)には高値1,838円(初値価格+165円)を付けましたが、長続きはせず急落となりました。

Aiロボティクス(247A)IPO5分足チャート(2024年9月27日)
Aiロボティクス(247A)IPO5分足チャート2024.9.27

終値は初値価格(2,514円)を11円上回る2,525円での取引終了となっており、本日1日の出来高は3,089,600株で、OA含めた公開株数(1,516,800株)の2.0回転程度、東証グロース市場の出来高ランキングは11位となっています。

Aiロボティクス(247A)のIPOセカンダリ

個人的には満足な初値となり、公開価格の1.5倍(2,640円)となればロックアップ解除され売却可能となるベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株も400万株近くあったため、IPOセカンダリ参戦はしておりません。

15時20分ごろ、自民党の総裁選で石破茂氏が新総裁に選出された途端に為替市場の円相場は146円台で推移していたドル円が数分で143円台まで急騰(石破ショック?)となりました。先物も4桁レベルの下げとなり、一時的にサーキットブレーカーも発動されています。

今日は権利落ち日にも関わらず日経平均株価は底堅く推移しており、終値は前日比+903.93円と好調な相場となっていましたが、週明け月曜日にはこのツケを払わされることになるのでしょうか。日経平均4万円回復目前だったのですが、今後のIPO含め金融市場はどうなることやら。ですね。

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